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<家を建てる時の工程>

1.資金計画を立てる

2.土地を購入する

3.家の設計をする

4.工事の請負金額・請負業者を決める

5.工事着工   ●<工事の概要

6.竣工後にすること

 
  • ●家を建てる時には、立てる前の事前調査から、土地購入、設計、工事金額の決定、請負業者選定、実際の工事、竣工後にする各種手続き等、様々な工程があります。家は竣工したあとに、そこでの生活が始まります。家は長い間住まうものであり、家族の安らぎの場にならなくてはいけません。

    ●家づくりのに関してのトラブルや、こんなつもりではなかった等、後悔が無いよう十分な調査と計画が必要です。
     通常、工事の着工までに要する時間は半年から1年程度はかかります。事前調査や設計、工事期間を通じて、様々な人と出会うことになり、その人たちとは、多分ずっと付き合って行く事になると思います。後悔の無いよう十分な打ち合わせと、信頼のおける人を探しましょう.

 
 
1. 資金計画を立てる  家を建てるのに必要な資金を計算する(かかる費用)

 

   諸費用の算定

   (忘れがちなのが諸費用です細かい部分で色々と出費がかさみます。)

1. 土地取得にかかる費用(土地代金、消費税、登録免許税不動産取得税印紙税、不動産屋さんの仲介手数料、各種手数料)

2. その他の税金−毎年かかるもの(固定資産税、都市計画税、火災保険、地震保険等)

3. 建替えの場合は建物の除却費用(滅失登記費用)

4. 買い替えの場合−所得税・住民税がかかります(一定の条件を満たせば買い換え差金のみの課税となります、詳しくは家を建てる時の税金を参照して下さい)

5. 設計費(大工さんや工務店に頼んでも、建築家に頼んでも設計費はかかります、工事費用に含まれる場合もあります)

6. 確認申請代(家を建てる場合は必ず必要です)

7. 建設費(建物の費用、消費税、各種負担金、別途工事費用)

8. どこから借りるか(住宅金融公庫を使うか、銀行から借りるか等)

9. 引越しの費用(建替えの場合、2倍の費用がかかります)

10. 家具、カーテン、新規の家電製品購入にかかる費用

11. その他、敷地測量費真北測量費地質調査費、地鎮祭、上棟式、ご近所の挨拶にかかる費用、各種登記費用等

 

*他に、特定行政庁(市役所や区役所)の建築に対する補助が出る場合があるので必ず調べましょう、また現在は所得税の軽減措置や各種税金の優遇措置がとられていますのでそれも考慮に入れたほうが良いでしょう

 

       返済計画も考える!

1 .自己資金(予想外の費用がかかる場合があるので、多少は残しておきましょう)

2. 借入金の返済金額の算定(銀行、住宅金融公庫等、その時の金利により返済金額はかなり違います)

3 .金融機関から借りる場合は融資手数料、機関保証料(または保証人)、抵当権設定登記手数料がかかります

4 .親から借りる(借りたつもりでも贈与税の対象になることがあるので注意が必要です)

5. 月々の返済額の算定(住宅金融公庫のホームページ等でも無料で簡単にシュミレーションが行えます)−無理のない計画を立てましょう

6.その他、建物の維持・修繕費等も考慮しましょう(家というものは、長いあいだ住まうものであり、長期的に見ると必ず修繕費等が必要になります)

 

資金計画を立てたい方は実際に資金計画を立てよう へどうぞ!

 

 


 2. 土地を購入する 
  
  
土地を取得する場合(自分の土地でも同様ですが)

1 .価格が適正価格かどうか判断する(路線価格等の比較を行う)

2 .登記も調べる(登記所に行って確認しましょう)

3 .周囲の状況を確認する(夜間の騒音、日影の状況、生活に不便でないか、病院、学校等もあるか現地に行って確認しましょう)

5 .用途地域の確認

用途地域によっては建たない場合もあります、市街化調整区域では基本的には家は建ちません)<ただし一定の条件を満たせば建つ場合もありますが>

6. 敷地における電気・ガス・給水・下水設備の接続状況、負担金有無の確認

7. 地盤調査―造成地やもともと沼地等を埋め立てた軟弱地盤の場合は、木造2階建ての家を建場合でも地盤の調査をしっかりやらないと家が傾いたりする原因にもなりかねません。

8. 購入した場合は所有権の移転登記をします(登録免許税がかかります)

 

  

  
  
3. 家の設計をする!


  • 1 .誰に頼むか(大工さん、工務店、住宅メーカー、建築家等色々とありますが、専門家に頼むことがよいでしょう。誰に頼んでも同じですが親身になって自分の夢を実現してくれる人を探しましょう。自分でたてることも不可能ではありませんが? 専門家の知恵も借りた方が良いでしょう。)

    <以下の工程は頼む人によって若干ことなりますが>

    2.どんな家に住みたいか(専門家に頼むのであれば、自分の考えている夢を遠慮せずにぶつけましょう。それが一番の近道です)

    3 .基本計画を作成してもらう。(図面を基に検討を加えましょう。住宅性能表示制度が施行されました。自分の住宅をどの程度のレベルにするか決めましょう)

    4.プランが煮詰まり、この人に頼みたいと決断したら設計(監理)契約をしましょう。(この人ではいやだと思ったら迷わず別の人に頼みましょう。)<大工さん、工務店、住宅メーカーに頼む場合は、工事契約との中に含まれる場合が多いですが>

    5. 基本設計作成(図面を作成してもらい具体的なプランや構造、高さ、空間等について打ち合わせをしましょう。)

    6. 資金計画で組んだ予算で収まるかも検討しましょう

    7. 要望があればこの段階でどんどんだしましょう(施工中の変更は追加工事となることもあります。とはいっても作っている最中にやっぱりこうしたいと要望がかわってくるものですが・・)

    8 .確認申請提出(これをしないと違法建築になります)

    9. 平行して実施設計をしてもらう(この段階でできるだけ煮詰めておきましょう。細かい仕様や出来れば使用材の品番まで図面に記載することをお勧めします。施工費等の面で後々トラブルの元になりやすいので)

    10 .実施設計の完了(次は工事金額を決めます)

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  ●無料プランニング−基本計画程度を無料で作製いたします●

 

 


 4.
施工業者や工事請負金額を決める!


1 .設計が完了したら見積もりをとります。(比較検討のため二社以上の会社に見積もりをお願いしましょう)

2 .見積もりの内容をチェックしましょう。(価格は適正か、落としははないか、別途事項の確認等、これも専門家に頼みましょう)

3 .予算の範囲で収まるか、収まらなければ仕様等の変更をします。

4 .工事請負金額を決定し同契約をします。

 

 

 
 
5. 工事着工!

 

1 .工事請負金額が決定したら工事の着工となります

2 .地鎮祭をします。(ほとんどは、行います)

3 .基礎の工事をします

4 .本体の工事をします

5 上棟式を行います(最近では、やらない場合も多いですが・・)

6 屋根、サッシュ、外壁等の工事をします

7 内装工事(内外装工事等に入る前に色や各仕様を最終的に決めます。この段階ではなるべく現 場に足を運び建物の進行状況を把握しましょう。打ち合わせと違う部分、疑問等があったらどんど ん聞きましょう)

8 竣工

9 引渡し

 *もう少し詳しく知りたい方は工事の概要を参照して下さい

 

 

 
 
6. 竣工後にすること!

 

1. 竣工したら表示登記(種類、構造、床面積等を明らかにする)と建物の保存登記をします

2. 保存登記の時にも登録免許税や手数料がかかります

3. 火災(家財)、地震保険等に加入する

4.10年間の瑕疵担保責任の義務付けられました。品確法に定められるまでもなく、もともと隠れた瑕疵等は施行業者が手直しする義務があります。竣工当初は、設備機器が正常に動作しないなど、様々な不具合が起きることがあります。遠慮せずにどんどん文句をいいましょう。

5.シックハウスの対策結露防止として、竣工後、1〜2年は、換気等に気をつけましょう。

 

 

空間工房イアニス 一級建築士事務所  平野錠二