エンジン組付け準備編
2009年5月03日
前回の続きで燃焼室内の余分な光明胆をふき取り再び仮組みです。
近頃何回組んだか覚えておりません。(たぶん10回ぐらい!)
ついでにバルブクリアランスも規定値上限の0.13mm近くに合わせました。 こんな時、ガレージにパソコンがあると便利ですよ!
結果は何とかセーフ。(写真が無くて申し訳ないです。)何度もトライした成果が出て良かったです。 しかし、ベースパッキンを複数使用して大丈夫なのでしょうか? とりあえずはこの状態で挑戦してみます。
後はピストンリングの合い口隙間とピストン溝隙間を点検をしました。
しかし、まだまだやる事はたくさん残っております。いつになったら組付け出来るのでしょうか?
2009年5月05日
ゴールデンウィーク真っ只中、少し時間が取れたので 再び組み付け前のエンジン内部の測定です。
まずは、メタル合わせをした後コンロッド大端部のサイドクリアランスを測定した後、 プラスチゲージを使用してオイルクリアランス測定です。
次にクランクメインジャーナルのオイルクリアランスを測定しました。
久々にプラスチゲージを使ったのでついでにカムシャフトのオイルクリアランスの測定です。
まだまだ測定が続く予定です。
2009年5月12日
測定の続きです。ボーリングから上がってきたばかりなので必要ないとは思いますが・・・ 別にボーリング屋さんを疑っているわけではないけど、自分の目で確認をしておいきたので ピストンクリアランスの測定です。まずはピストンから!
次にボアゲージ(借り物)を使いシリンダー内径の測定!
後はピストンピンのクリアランス等を点検して測定終了です。
さて、先日ピストンとバルブにKISSの解消でベースパッキンを数枚でクリアーしましたが どうしても気になることが、2つ・・・・・
1つ目は数枚敷いているためのオイルもれ。
2つ目はシリンダーが持ち上がるための圧縮低下。どちらもかなり気になり散々悩んだ末に、 バルブタイミング調整で何とかならないものか検討しました。
まずは机上での計算です。数学が詳しい同僚のフカピョンに相談して三角関数を教えてもらい パソコンで計算させたところ、インレットのバルタイを2〜3度遅らせることで、 あのKISSは解決するかもしれない事がわかりました。
元々カムシャフトはCB1100F用をつけていますので 750Fより10度程早く開いているので2〜3度ならいいか、って根拠の無い理由でバルタイ挑戦です。
今回は面倒だったので4番だけ仮組みをしました。
最初4度遅角から始めて3度、2度と測定しては当りを確認したところ計算通りの3度でOK! 2度でもKISSの跡は無かったのですが用心の為3度で固定しました。
この3度の遅角がエンジンのどのような影響があるのでしょうか??? 詳しい方教えてください。
本日だけでも仮組みを6回程繰り返しました。こんな変態エンジン、本当に大丈夫なのでしょうか???
2009年5月26日
先日のバルタイ調整続きです。「どうやって調整をしたの?」て質問があったので秘密を公開します。
みなさんやっている事を真似しただけで、ただ単にプーリーの取付穴を長穴加工してプーリーと カムシャフトの位置関係を変えただけでした。
さて、本日はピストン関係の重量合わせを行います。ピストントップの外周付近をボーリング時に 約3mm程削っていますので極端な軽量化は行わず、裏側からピンのボス?(名称がわからない)を 削り重量合わせを行いました。
元々219gだったピストンが加工後は198gと約1割の減量となりました。
ほかにもコンロッドの重量合わせをして本日の作業終了です。
2009年6月02日
ピストン関係の加工が終わり、本日はエンジンカバー類の復活作業を行います。
まずはオイルフィルターカバーの現状。
サンドブラストで汚れを落として下地を作ります。
ブラスト打ちっぱなしでも良かったのですがFCのノーマル風に近づけるためブラックで塗装します。
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