エンジン異音編
2009年9月14日
前回から色々忙しくて中々作業が進まず、少し時間が空いてしまいました。
エンジンの始動は相変わらず悪いけどそのうちに手をつけるとして、本日はエンジン異音の作業です。
最初始動させた時は異音はなかったのですが、数回のエンジン始動で突然パタパタ(カチャカチャに近い)
2番のエキゾスト側からタペットを叩く音みたいで調整をミスったのかな、
と軽い気持ちでタペット隙間を再点検。若干隙間が多いけど異音がするような数値では無いような?
手持ちのシムで間に合ってので、キツキツに調整してエンジン始動。結果はNG!
まったく同じ症状です。
最初は音がしていなかった事を考えると、熱膨張でどこがが干渉している??
もしかしたら、ピストンとバルブ又はピストンとヘッド????
色々考えてもしかたないので、ヘッドを外すことにしました。
作業する事、約3時間。エンジン台車も改良してスムーズにエンジンを降ろす事ができました。
1ヶ月ぶりにピストンとご対面です。
目視点検の結果、異常なし。ただ下の画像の通り、テンショナーのスプリングが外れてました。
果たしてテンショナーの不具合でアイドル付近で異音がするのかな??
と疑問に思いながらも組み直しました。次回に車両と合体させます。

2009年9月22日
エンジンの装着も何回もやれば慣れたもの、数十分で台車より離れ車両とドッキングです。

さて、相変わらず回りの重いセルで何とかエンジン始動。で、やっぱり・・・・・・
異音はまったく変らず、2番のエキゾストからカチャカチャと(涙、涙)
本日はこれで終了!
2009年9月23日
気を取り直して懲りずに頑張ります。
先日は改造した所が心配ので、バラシて点検、異常なし。
基本に返って今一度異音の点検、やはり2番エキゾスト、タコメーター取り出し付近が一番音がデカイ。
カム、リフター、バルブは異常なし、では他にタコメーター取り出し付近に異音が発生するところは・・・
ん!タコメーター取り出し・・・・・と、ひらめきました。回転中のシャフトにショックを加えると、
音が変化する所か、止まってしまうぐらいの変化がありました。
原因が分かれば後は簡単です。元々タコメーターを電気式に換えているのでシャフトのギヤを削って
ダミーシャフトとします。旋盤で削ろうと思いましたが、かなり硬くグラインダーでやっちゃいました。

外したシャフトとカムのギヤ部分を見ても特に異状は見当たりませんでしたが、組み付け後は
アノ異音は完全に消えました。この一ヶ月苦労しました。しかし直ってよかったよかった!
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