オイル漏れ編
2010年3月30日
前回の更新からズイブンと時間が経ってしまいました。
毎年この時期はナンダカンダと忙しくって、始動時の不具合とノッキングは相変わらずですが慣らし運転は何とか終了。
慣らしの始めはなんとも無かったのですが、エンジン回転を上げると共に何処からとも無くオイル漏れが発生。
オイル漏れと甘く考え高を括っていましたが、どこから漏れているか判明せず今日こそはと気合で挑みます。
「オイル漏れの原因がわからん」と言っていたら、ニンジャ乗りの山ちゃんがLEDが60個ぐらい点灯する作業灯を持って応援に来てくれました。(ありがや〜〜〜〜)
LEDの効果はスゴク、これまで見えなかったオイル漏れがハッキリと分かりました。
オイル漏れの原因はシリンダーの壁面より汗かき現象でした。

さてさて、シリンダーより漏れているのが分かれば後はやることは一つです。エンジンを降ろしました。

エンジン脱着〜バラシも慣れたもので、3時間弱でこの通り。

ボーリングから上がって来た時にシリンダーとライナーの間にOリングの溝が
無くボーリング屋のオッちゃんに問い合わせた所、「そんなの必要ねぇ〜〜、そのまま大丈夫」とのアドバイス信じて組んだのがまずかったかな。
さあ、どうやって修理しましょう。
2010年4月27日
またまた前回の更新からズイブンと時間が経ってしまいました。作業は少し前に終了したのですが
色々と忙しくって更新が出来ませんでした。
さて、Oリングの溝を掘ってもらおうと思いボーリング屋にシリンダーを持っていったら
おっちゃん曰く、ヘッドボルトのホールとの隙間が少ないのでムリ!

ボーリング屋のおっちゃんと二人で悩み考えた答えは・・・・・
「そのままOリングを組んでみよう。ダメならまた考えよう。」と相変わらずいい加減な
内容で組み付けを決意しました。
Oリングを置いておくだけでは心配なのでシールパッキンを塗ってその上(下?)にOリングを置いて組み付けました。

で、後は組み付けて試運転です。あんなに適当に組んだのにオイル漏れもキッチリ止まりました。
シリンダー外したついでに銅製の0.5mm厚のベースパッキンを追加して圧縮を少し下げたところセルモーターの回りも改善されました。
よかった!よかった!
おまけ
慣らし中に気になっていたのが2番プラグ。なぜか2番プラグだけ真っ黒け!

こんな症状で一番考えられるのはキャブレーターかな?
フロートレベルを確認したらこんな感じでした。

キャブレーターを組んだ時に調整したつもりだったんけど・・・。2番だけが明らかにレベルが高くなっていたので基準値に調整しました。
セルモーターもスムーズに回り始動性も良く、オイル漏れも無く、エンジン異音も無く、
もうすぐ慣らしも終わるので約2年近くにもなる長かった変態エンジンとの戯れもここで終了とします。
このエンジンがいつまで持つかわかりませんが、しばらくは壊れないことを祈って優しく回していきたいと思います。
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