スターター装置強化編
2009年10月6日
異音も直ったし、残りの不具合はスターターが元気よく回ってくれない。圧縮が高すぎるのか バッテリーを交換しても、冷間時はそれなりに回るけど暖気後はまったくダメ。
充電器を繋げなければ自力でのエンジン始動は困難な状態。
まずはお約束のセルモーターのグレードアップです。 CB1100系のセルモーターと思いましたが、高くて手が出ずにCB900Fのモーターを 入手しました。私の知る限りでは900と1100は同じもの??
写真の左側が900用で右側が750用、外観はほぼ同じで900用は後に438の刻印。
また、750用は0.7kwに対して900用は0.8Kw。バラして中身を確認すると フィールドコイルとアーマチュア目視では変った所はなし、フロントとリアの軸受けが 750はブッシュ式に対して900はベアリング式。
リア側のベアリングがゴロゴロしていたので交換して車両へ組み込みました。 750用に比べると確かに力強くなったけど、暖気後がやはりダメでした。
さて、さて、頼みの強化セルモーターで問題解消と思っていたんだけど・・・・ 困った、困った。(もしかしたら入手した900用モーターが不良かも)
2009年10月7日
900用のセルモーターが不良かなと思い近所の電装屋さんへ相談に行くと、 「回らないモーターは修理出来るけどパワーアップはちょっと難しいね!
それよりその他の配線やリレーは大丈夫?」 ん〜〜確かに電気系統に弱い私は、そんな所は点検したことはないので、 電装屋さんからアドバイスをもらい点検してみました。 電装屋さん曰く配線やリレーが 不良になると電圧降下が発生するのでバッテリー端子とセルモーター端子に電位差が生じるとの事。 具体的にはバッテリー+ターミナルとセルモーターのケーブル端子の電圧を測定して1V以上あったらNG。 早速実車で点検すると+ターミナル〜セルモーター間異常なし、セルモーター〜マイナスターミナル間も異常なし。
さて、セルモーター異常なし(と思われる)、配線、リレー異常なし、 残るはバッテリーまたはエンジン内部のメカニカル的な所。まずは簡単な点検が出来るバッテリーから点検です。 セルモーター起動時の電圧を測定してみると驚きの5V、通常9V以上は必要(あいまいな記憶ですが)
確かに充電器を繋ぐと始動するのでバッテリー不良。ただしバッテリーは新品だし、 これまでのノーマルエンジンでは問題なく始動していたのでバッテリーの容量不足と判断しました。
容量不足なら容量アップしかありません。次回変態容量アップに挑戦します。(どうなることやら・・・・)
2009年10月12日
バッテリーの容量アップの為に電装屋さんでバッテリーのカタログで容量とサイズのチェックをしてみると ノーマル14(単位がわからない)に対して16が何とかなるかどうか?でも、どうせアップするなら 大幅にアップさせたい。バッテリーケースを作り変えてまったく違ったバッテリーを載せることも可能?。
エンジンが変態になったのだからバッテリーも変態使用に変更させましょう。 以前から気になっていた、ちょっと古めの軽自動車などに使用されていた30A19Lを搭載してみようと計画しました。 高さは何とかなりそうですが横幅が少し大きめ縦幅がかなり大きめですが、何とか収まりそうなサイズです。
まずはノーマルバッテリーを外しアルミのステーとアングルを切った張ったして(乱暴なことはしてません) 加工しては仮組みを繰り返し、なんとか形になってきました。
リヤフェンダーの工具入れも邪魔になってのでカット加工を行いました。
ついでにセルモーターまでとアースの配線を20スケアで作り変えをしてみました。
ちょっと手こずりましたが、なんとか形になりました。
何とか収まったのでいよいよ始動です。期待を込めてクランキングすると、以前とはまったく違って 勢い良くキュンキュンと回ってくれましたが、問題の暖気後はと言うと・・・・エンジンは始動しますが、 バッテリー上がりのちょっと手前位でかなり弱いクランキングですが、とりあえずはOKとしましょう。
しかもいくらアルミでステーを作ったとは言え3kgの重量アップとでか過ぎるバッテリーの為、 脱着が横から出来ずにタイヤを外して車両後ろ側から行うことに・・・(涙)
苦労しましたがなんとか課題も全てクリアーして後は車検!。しかしその前に最後の変態行為を計画しています。
お楽しみに!
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