![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | レストア中に思いついた電子進角構想。Fのイグナイターが信頼性がイマイチと言う うわさをよく聞き、ほかの車両の流用できないかな??どうせ流用するなら電子進角、と いつものアバウトな構想がことの始まり。例のごとくお金を掛けずにどこまで出来るでしょうか?? しかし今回はかなり手ごわそう・・・・・ ![]() ![]() まずはFのスパークアドバンサーを分解します。一番下のプレートはプレスで無理やり外しました。 ![]() ![]() 残ったシャフトにドナー4号のローターを合体させるため、 知り合いの旋盤工場へジュースとアイスの差入れで外注しました。 ![]() ここまでは事前に済ませて今日はパルスセンサーの取り付けです。 元々センサーが付いていたプレートを切ったりくっつけたりを繰り返し なんとか納めることが出来ました。 ![]() センサーが付けばローターの位置決めが出来ます。でもおかしいと思いません???? ドナー4号はパルスセンサーが1個しかない。どうやって1、4と2、3と区別してるのだろう??? 色々と悩んだ末、ローターが形が対象でないので、変則な信号で区別してるのかな、と判断しました。 一番の上死点を出し、ドナー4号と同じ回転方向で一番の刻印を合わせて溶接しました。 ![]() ![]() センサー付近は出来て今日はイグナイターの配線のやり変えです。 配線図を仕入れましたが年式の違いか、現物とまったく違う?? それでは中身を見て配線を予測してみました。 ![]() まずは、トランジスタが2個並んでいるのが、IGコイルからのアース、スイッチングトランジスタと予測。 次に青いトランジスタが5V定電圧用と予測。アースもすぐに判り、 後の残りはパルス2本とサイドスタンドとスピードリミッター。 そこで12Vの電源をかけると2本に5Vの出力が、これでスタンドとリミッターも予測完了。 後残った2本がパルス信号と予測して結線をしました。 ![]() 車両に取り付けクランキング。しかし火花が飛ばない。配線を見直すも間違いは無い模様。 もしかしてパルス信号がうまく出力できていない??? そこで登場、オシロスコープ。久々の測定で少し戸惑いました。 オシロに映し出されたのは綺麗な波形でした。 ![]() もう一度配線を見直しても異常が無かったので、 もしかしたらと思いパルスの信号を入れ替えたら、青白く強い火花がバシバシと飛んでくれました。 後はパルスセンサー付近の配線の取り回しと、イグナイターの車両へ取り付け。 イグナイターはフレーム補強のため使用出来なくなった工具入れに入れこみました。 ![]() タイミングライトでイニシャルタイミングを合わせて、回転を上げると正常に進角してくれました。 少し乗って見ましたが、低速は扱いやすくなったみたいです。 しかしこの点火装置にはいくつかの問題点が・・・・ 1.ZXRのイグナイターが信頼性があるかわからない(だれが教えて〜〜) 2.進角特性がFと合うかどうか、合わなければROMの書き換えが簡単に出来るか?? 3.ローターを溶接したシャフトはかなり焼きが入っていたが、果たして強度は大丈夫か?? 色々と問題はありますが、とにかく私のFが計画通り電子進角になりました。
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