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さあ、そろそろ今日行くべきところに行こうか。

まずは、6年ぶりに田皆岬を散策。このあとで、右上写真の丘陵を目指す予定だ。

朝8時過ぎとあって、心なしか寂寞な感がある、別名「ヤグニャ崎灯台」。

設置点灯日……お。私とタメ年なのね、この灯台。

岬の突端まで一本道が通っているので、行ってみよう。

一本道の終わりにはレリーフ、ポツンと立つ柱は手書きの碑が。

岬の下は断崖絶壁。岩場で釣りに興じる姿も。

田皆岬を後にして、集落を抜けて、島の丘陵を目指す。

畑地の中を通り抜けて、看板の指すほうへ。

立派な舗装道路も、カーナビでは何も映らない。

島で一番の名所ともいえる鍾乳洞である「昇龍洞」へ。いろんな団体さんが訪れているようだ。

「さすが観光地!」的なしっかり整備された階段を下っていくと、

入口に着く。観賞料1000円。記念撮影セットとともに1枚。

沖永良部島は、知名町に31か所、和泊町に19か所と、鍾乳洞がかなり多い島なのだ。

さあ、いよいよファンタスティックワールドの中へ。いろんなタイトルのついた岩石がお出迎え。

こちらも、6年ぶりに入ることになる。

「昇竜の鐘」(左上)と「きのこの森」(右上)。

「バナナの花」(左上)と「長寿の門」(右上)。

天井の低いところを抜けると、照明も手伝った幻想的な光景が広がる。

「ロケット岩」(左上)と「金銀の滝」(右上)。

途中にある「昇竜神社」。ここで管玉をつけた人骨2体(7世紀ごろ中国より渡来した高貴な人との説あり)が発見され、これを守護神としてまつったとされる。
互いに結ばれるのはいつの日か。誰にも邪魔させないよう金網で囲まれた「熱愛の柱」(左上)と「竜宮橋」(右上)。

「夢の国」は、「夢」というよりも「極楽浄土」というべきか。

「横綱の化粧まわし」(左上)と「山内地蔵」(右上)。山内地蔵は無論一体だけのはずだが、周りの鍾乳石も地蔵に見えてくる不思議さがある。

雪解けのようにキラキラ光る「魔法のダルマ岩」(左上)と「銀のすだれ」(右上)。

名前はないけど、命名「キ×タマ」(左上)と「竜神の滝」(右上)。

「サザレ石の巌」(左上)と、マジでカニ歩きせざるを得ないほど極狭の「カニの横道」(右上)。
写真では分かりにくいだろうが、天井はところどころ屈んで歩かなくてはいけないほど低いところがある。

足もとの“紋様”もまた、鍾乳洞ならではという感じだ。

「幸福の門」は、あるいは左側の“狭き門”を抜けると効果があったりするんだろうか?(左上)
「憩の広場」は、たしかにそこだけ広々していた(右上)。

40分ほど堪能して、いよいよ出口だ。

鍾乳洞の周りはジャングルになっていた。

帰りは私道をてくてく戻る(左上)。写真の右側下部に鍾乳洞が延々と続いていたのだ(右上)。

昇竜洞は丘の中腹あたり。ここはやはり、頂を目指したい。

その頂は、自衛隊基地になっている。

自衛隊基地の脇には、「大山植物公園」という名前の自然公園が。
展望台があるので、「バカと何とかは上に昇る」のごとく、上に上がることにする(あ、伏せるほうを間違えたw)。

なるほど、島でいちばん高い地点。なかなかの眺望である。

上に上がったら、あとは下に下るのみ。ひたすら海に向かって進むことにしようか。(第4回につづく)
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