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「生活習慣病」は予防するしかない特徴
医学・医療の目覚しい進歩、莫大な新薬開発投資、巷に溢れる健康食品 サブリメントなどに支えられて世界一の長寿国を維持しています。 その反面病人は増え、医療費も三十兆円を裕に超え、医療保険制度は破 綻したといっても過言ではありません。これはとりもなおさず西洋医学への 行き詰まりを示唆しているものではないでしょうか。
特に今後の高齢化社会の到来とともに「生活習慣病」の低年齢化、死因率 の増加は避けられそうにはなく、「自覚症状がない」「自覚症状を感じたとき は手遅れで完全な回復を見込めない」「確実な早期発見が無理」という生活 習慣病の特徴からして「西洋医学」の処置療法には期待が出来ない。 こういった現状から将来の「日本人の健康「」を考えたときに、その「生活習 慣病」を克服するには「予防」する考え方、「予防医学」の他に考えようがな いのではないでしょうか。
「予防医学」といっても裾野はとても広いものです。最近世界でも注目されて いる「代替医療」・「伝統医療」などと「西洋医療」を含めて「統合医療」などの 議論がなされているようです。またグローバルな意味も含まれます。例えば 水とか空気環境面などやどんどん増えてゆく輸入食品に対する問題などは 一国の問題だけでは解決できないということもいえます。
一方で私達個人一人一人はどうであろう。「生活習慣病」に対してどのくらい 認識があるのだろうか。靴やカバンは自分で管理するが一番大事な自分の 体を医者任せにしてはいないだろうか。そんな「病気になってからの医者任 せ」だけは避けたく、日ごろから生活習慣病の知識・食生活・適度な運動な どを心がけたいものである。 健康
法師
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