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人は何歳くらいから健康について真剣に考えるように なるのであろうか。若くして病気をした人は別にして健常 者と思っていた自分が・・・・と思うようになるのは40歳を 過ぎて、もう他人事ではなくなるのは50歳を過ぎてから であろう。そして残りの人生の年数を数えてみる。余りに も残り少ない人生を考えるとわびしさが襲ってくる。
人生残り少なし、さりとて大輪の花を咲かせて来たわ けでもなし・・・・ それならなおさら簡単に死ねない。 92歳の母を亡くした機会にそんなことを思いふけった。 母は92年間も頑張った、偉大な人生だった。 それでは私は母の代わりに100歳に挑戦しよう。 いとも簡単に決めて、周囲に言いふらしてしまった。
健康に謙虚になり、死ぬまで現役で生きることは人 生の勝利者と言えるのではないでしょうか。などと言っ て浅ましさの後ろめたさをひた隠しにしているのである。 だが、15年程度しか生きられないと思っていた以前か ら、まだ40年もあることになるのだから夢が膨らむ。 これからが自分の人生だとさえ思うようになった。
だが100歳まで生きるには絶対条件が必要になる。 それは最近の研究で「生活習慣病」にならないことが 条件になるということである。健康も病気もこれからの 余生の大事なお付き合い相手、つれづれで行きましょう。
− 健康法師 − |
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