モンゴル横断(モンゴル横断中に遭った危険)
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モンゴル横断(モンゴル横断中に遭った危険)

馬で危ない目に遭った話
旅客機で危ない目に遭った話(平成6年当時の話です)

 馬は生意気なうえに力が強い。そんな馬で横断するのだから危険の対象は当然馬だ。当時の日記を開いてみると、出発後1週間足らずの間に私は6回落馬している。私1人だけの怪我で済むならまだマシで、私の落馬に驚いた他の馬が暴れ出し、他の馬に乗っている人の腕も熟練者というわけではなかったために、結局落馬人がもう1人増えることもあった。集団落馬の集団暴れ馬だ。危険なことこのうえない。6度目の落馬のときは落馬に失敗して(落馬にも成功失敗がある)、足が鐙(あぶみ)にひっかかってはずれず、落馬に驚いて走りまくる馬に200メートルほどひきずりまわされてしまった。泥人形の出来上がりである。「こんなことが続くといつか死ぬぞ」とモンゴル人から注意があった。
馬はこわい。

 モンゴルの国内線旅客機も時として、いにしえのモンゴル騎馬軍団のような鋭さを発揮する。先輩が国内線にのったときのこと。客席が満員なので通路に座らされるはめになった。ところが飛行中にスチュワーデスが来て、もっと前に来い、と言う。なぜかと訊ねると彼女の答えて曰く、機体が後ろに傾いている(飛行中なんですヨ!)、と。こんな国内線旅客機はこわい。
(注:この飛行機の話は、あくまで平成6年頃の話です。現在は国内線の体制も整備されて、上記のようなことは起きていないと思われます。)

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