スウィフトは、イーフビーチから走ってきた県道を1本それて、海岸沿いの狭い道へ入る。おそらく旧道であろう。その旧道の上にかかる県道の大きな橋(右上)の下に……
ユニークな形の石墓を発見。まあ、人様のお墓なんだろうけど、道をそれていなければ見つけられなかったということに、勝手に感動。
「島の端っこ」って感じの島尻集落。とてもひっそりしていた。
島尻バス停は、1日3便のみ通貨。ダイヤは、平日・土曜日・日祭日共通。
道はもう少し南まで続いているので、その終点=島の南端まで行ってみると、
「鳥の口」というのがあるらしい。片道660m、往復1320m歩くのははっきり言って面倒以外の何物でもないけど、時間はまだ12時半。時間もせっかくあるので、ここは歩いていってみよう。
道の先は崖地であるが(左上)、来た方向を振り返ると、なかなかの眺望である(右上)。
途中で展望台らしきところへ向かう階段があったが、いかんせん200mくらいしか歩いていない。体力温存のためにここは通過する。
突端までの道が見えるが、あそこまで行くとなると……と思っていたら、
道中で「鳥の口」を発見(赤矢印の箇所)。見え方のよしあしはさまざまだろうが、私にはこれで十分である。
結局、遊歩道口から300mほどで引き返す。余裕ができたので、先ほどの展望台に上がってみると、
私が分かりやすく赤く塗りつぶしたが、パッと見ではどこに「鳥の口」があるかはまず分からないだろう。かく言う私も、先に見つけていなければ分からなかった。
スウィフトは、来た道を戻らず島を1周する道をたどるが、道は南端から一度島尻方面に針路を取る。とはいえ、カーナビでは表示されない道を通っているらしい。
先ほど上っていたあたり(左上)を振り返りつつ、スウィフトは坂道を下る。
島尻集落の端っこでスウィフトは北西へ。カーナビで現在地が表示されている。ちっぽけな矢印でも、いま一離島の一集落にリアルにいることを示されると、何だか不思議な気分である。
再び、山道を上っていく。ところどころ、葉が紅葉している。汽水域(塩水と淡水の混じっているところ)に棲むマングローブが、根から吸い込む水分中の塩分を、葉を黄色くして落とすことではきだすということを聞いたことがあるが、まさかこんな山中にマングローブということもあるまい。
となると、本土の在来種の樹木なのか……なんてことは、別にどーでもいいか。再びカーナビで表示されないエリアにエリアに入り込んでいっているらしい。
とはいえ、山道もいつかは終わるもの。景色がひらけて現れたのは兼城地区。
写真では茶色に写っているけど、ニンジンみたいな赤さだった赤土の畑を見たり、
巨大なお墓を見届けて、以上にて「アーラ林道」終了。
で、アーラ林道を左に見ながら(左上)進むと、今度は「アーラ浜」への看板。
時間がまだあるので、そっち方向に進んでいくと、どうやら道こそ違えど、来た方角に確実に戻っていく予感。
…いや、予感じゃなくて確実に戻っていました。ま、地図で確認したところ、この道しか実質ないみたいですけどね。
で、来た方角を10分ほど辿っていくと、アーラ浜に到着。この日、いちばんの好天でした。
結構大きな冬のビーチに、人影はまったくなし。
兼城港や周辺の住宅街を通り、昨日通った旧具志川村の中心部へ。
事前に言われていたんですが、この日は「ふれあい駅伝大会」でコースになっている道路は交通規制が行われていました。ま、厳格に規制されていたというよりは、「入らないようにしましょうね」みたいな緩さでしたが。
ちょうど、ランナーが通過していくところに遭遇したので撮影。
で、なぜここにまた来たかというと、右上の「ガラサー山」を見たかったため。
ディ×ド!
……………とりあえず、ミーフガー(上)とこれで対になったとさ。もう、こういくしかないじゃん!!!!
……取り乱しました。これにて、久米島空港へ。14時45分、空港到着。
夕食は、久米島名物のみそを使った「みそクッキー」(左上。350円)と、これまた久米島の地鶏が産んだ卵使用のサータアンダギー(右下。120円)を売店で購入。
ロビーにあった幻の「楽天・ホセフィギュア」を見たりしつつ……
15時45分、久米島空港を出発。帰りは那覇で街中に出ず、そのまま帰京と相成りました。(「オキナワンクリスマス2」おわり)
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