なぜか沖縄
  
  
翌朝、6時半起床。外は曇りがちだが、雨は幸い降っていない。気温は15度前後だろうか、やや肌寒い。
4階の部屋から、北東方向(左上)と南東方向(右上)を撮影。
  
今日は、旅の実質メインでもある「はての浜」行きツアーに参加するが、ホテルでの集合時間が9時40分なので、ホテル付近をウダウダ。イーフビーチにまた繰り出そうか(第2回参照)。
  
さすがにこの気温だと、散歩に出ている人たちはちらほらしかいない。遅くまで騒いで翌朝遅く起きるなら、とっとと寝てとっとと起きて、朝から自然を満喫したほうが時間の使い方として有効だと思う私は、ジジイになってしまったのか。
 
ホテルの朝食は、バイキング形式。今までは「さらにもう一皿」という気分だったが、これをすべて平らげると、身体が欲しなくなった。まあ、これだけでも十分カロリー過多だが(笑)。
  
TBS「サンデーモーニング」の「喝!」まで見終えて集合場所に行くと、おんぼろバスがお出迎え。まずは、おんぼろバスに揺られてツアーはスタートする。
 
参加者は、私以外に60歳前後の夫婦と私と同世代の夫婦、親子連れ(私より少し上の男性と、その父母)に、これまた同世代ぐらいの女性1名だった。5年前も参加して今回2度目であるが、このときはまだ11月上旬で暖かく天気が抜群によかったからか、バスがほぼ満員になるくらいだった。
  
バスで3分ほどの真泊マリーナで、小型船に乗り換える。
  
小さい子供もいないし、全員乗るとさっさと出港。はての浜では、上陸時に少しだけとはいえ足元を濡らすため、サンダル(に裸足←ま、靴下を脱いだり履いたりするのが面倒な人限定で)は必須装備だ。
 
船内はこんな感じ。底が見えるグラスボートである。5年前は、もっと小さいボートで水しぶきを浴びながら行くツアーだったが、同じ値段だったらこっちのグラスボートのほうがおススメとのことだ(by ツアーデスク)。うん、たしかに(笑)。
  
底はだいたいこんな感じ。あまり写真がきれいに撮れていないが、実際はもっときれいである。
   
生きたカメ(ウミガメかは知らん。左上)と生きたサンゴ(右上)。
 
20分ほど海中を見ながら、10時15分、はての浜に到着。すでに、はての浜には人が上陸していた。
  
5年ぶりのはての浜上陸は、はたして一切足元を濡らさずにできてしまった。前回、靴を抱えて足元を濡らして上陸したのは、何だったんだろう? 
  
ま、それはいいや。サンゴと白砂が堆積したこんな感じの砂州が、南北にトータルで7kmほど伸びている。11時20分まで、これからフリータイムとなる。天気がよければ見栄えも少しは違うだろうが、こればかりはしょうがない(2008.12.21のブログも参照)。ツアーガイド氏が「風がなくて穏やかでちょうどいい」と言ってたし。
 
60歳前後の夫婦の旦那が、奥さんとは別行動で、はての浜の北端にて釣りに興ずることに。道具を持ってきていながら餌を持ってこなかったことを残念がっていたが、どうやらテキトーにみつくろえたらしく、しかも、糸を垂らすと結構入れ食いになったそうだ。
  
5年前は、時間もなくてまた足もとを裸足にしてしまったため、行動範囲が近場に限定されてしまったが、今回はサンダルとはいえしっかり動けるから、せっかくだし1周してみよう。
  
まずは、はての浜南西端?(左上)と、そこから来た方向を観た写真(右上)。
  
そのまま、はての浜南東端?へ。南東端?も、南西端?も、砂より岩のほうがメインという感じであった。
  
あ、場所によって砂の色が違うのは、太陽の加減とか、あるいは自分の写真技術とか、いろんな要素が含まれているので、念のため。
  
ま、きれいなところもありますが、ところどころ国際色あるゴミが転がっております。
  
韓国or北朝鮮の洗剤(左上)と、フィリピンとかグアムあたりなら感動するかもしれないけど、案外沖縄の米軍基地あたりで消費されたのが関の山であろう英語表記のサラダ油(右上)。
  
チャイ語表記のペットボトル。「冬瓜茶」(左上)と、「ワハハ」と読むらしいミネラルウォーター(右上)。
 
何やら浮きらしい物体に寄生する貝。ちょっとやそっとじゃ剥がれないくらい頑丈だった。
  
ってか、乗ってきたグラスボートのすぐそばにゴミ山がありました。誰が捨てていくのか知らないが、せっかくのきれいな場所にゴミを捨てるという、その神経が理解できない。
  
気を取り直して、きれいな砂浜の写真を2枚ほど。
  
はての浜の中心には、ツアー会社専用と思しきやぐらがちらほら。といっても、ホントに必要最小限の設備しかない。
  
トイレもこんな感じである。とはいえ、遠巻きに撮ると、これはこれで結構サマになる?
  
さあ、北側に戻ってきた。これにて1周完了である。
  
帰港前、浜辺にたたずむ女子。体育座りの後ろ姿(左上)と、足を少しだけ水につける姿(右上)。
 
11時20分、はての浜出航。
 
帰りはややスピードを上げて、11時40分に真泊マリーナに帰港。
  
解散後は、ホテル近くの「亀吉」でランチ。これまた5年前と同じ店で、5年前と同じ「サクナ御膳」1500円を昼食に食す。別名“長命草”とも言われる野草だが、苦味はいっさいなかった。シーチキンとの和えものは、結構イケる。
  
「Coco!」よりも明らかに前からあったと思しきコンビニ「イーフサイド」に寄って、スウィフトは久米島の南部へと向かう。(第4回につづく)

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