13年目の車検
通勤快速NSX号、いよいよ14年目に突入しました。
前回の車検時にも、色々部品を交換しリフレッシュを行いましたが、
今回も部品交換・修理などを行った結果、過去最大の出費を強いられてしまいました。(>_<)
●車検費用●
まずは車検費用の一覧です。前回とほぼ同じ内容ですが、新たにリサイクル費用が追加になりました。怪しい特殊法人が管理しているようですが、まともに使われているのでしょうか?まぁ、ルールなので仕方ありませんが、少しでも維持費は安くしてもらいたいものです。
保安確認検査料 |
8,400
|
スチーム洗浄 |
6,300
|
ヘッドライト焦点調整 |
1,050
|
24ヶ月定期点検 |
44,625
|
リサイクル料金(含む資金料) |
12,000
|
重量税 |
37,800
|
自賠責保険 |
29,780
|
印紙代 |
1,100
|
検査代行手数料 |
3,150
|
合計(税別) |
144,205
|
●エンジンオイル交換●
いつもながらディーラーでオイル交換する際は「ウルトラLTD」を使用していますが、お世話になっているディーラーは車検時に自分で車を持ち込み・引取りをすると「ウルトラLTD」に限り、オイル交換が無料になります。ラッキー!でも前回も自分で持ち込み・引取りしたんだけど無料にならなかったなぁ・・・。すんだことは忘れることにしましょう。
部品名
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部品番号
|
数 量
|
部品単価
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工 賃
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ウルトラ LTD |
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5.0
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サービス
|
3,150
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カートリッジ、オイルフィルター |
15400PL2004 |
1
|
1,260
|
ワッシャー、ドレンプラブ |
9410914000 |
1
|
サービス
|
●ブレーキフルード交換(含むABS)●
ブレーキフルードは水溶性の油なので、長時間空気に触れると水分を含み、沸点が下がります。ペーパーロックを防ぐためにも、定期的に交換する必要があるので車検毎に交換したいですね。ABSモジュレーター内のフルード交換も忘れずに。
部品名
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部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
主ブレーキ エア抜き、フルード交換 |
|
1
|
|
8,400
|
ABSシステム エア抜き、フルード交換 |
|
1
|
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ブレーキオイル(DOT-4) |
0820399931 |
1.5
|
2,566
|
●補機類ベルト(ACジェネレーター/ACコンプレッサー)交換●
自分が購入してから1度も交換してなく、前のオーナーさんも交換したか分からないので交換しました。そう簡単に切れるものでは有りませんが、ゴム部品なので予防的処置ですね。特にジェネレーターベルトは切れたら、車が動かなくなっちゃいますからね。普段からベルノの損傷や張り具合を確認しておきたい部分です。
部品名
|
部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
ベルト、A.C.ジェネレーター(ミツボシ) |
31110PR7A12 |
1
|
3,202
|
4,200
|
ベルト、コンプレッサー |
38920PR7A04 |
1
|
2,467
|
●冷却水ホース交換●
前回の車検でエンジンとラジエータ間のホースと、ヒーターユニットまでのホースを交換したので、今回はエンジン周囲を循環する、細々としたホース一式を交換しました。
部品名
|
部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
ホース、オイルクーラーインレット |
19422PR7A00 |
1
|
283
|
7,350
|
ホースA、オイルクーラーアウトレット |
19423PR7A00 |
1
|
346
|
|
ホースB、オイルクーラーアウトレット |
19424PR7A00 |
1
|
588
|
2,100
|
ホース、ATFクーラーインレット |
19429PR7A10 |
1
|
472
|
3,150
|
ホース、ATFクーラーアウトレット |
19430PR7A10 |
1
|
346
|
|
クリップ、ホース 18.7MM |
19512PC6003 |
4
|
648
|
|
クランプ、ウォーターホース (21.7) |
19513PE0003 |
6
|
942
|
|
パッキン、オイルポンプ |
91318PY3000 |
1
|
483
|
|
ホースA、バイパス |
19522PR7A00 |
1
|
304
|
4,200
|
ホースB、バイパス |
19523PR7A00 |
1
|
315
|
|
ホースC、バイパス |
19524PR7A00 |
2
|
524
|
1,050
|
ホースE、バイパス |
19526PR7A00 |
1
|
399
|
3,150
|
クランプ、チューブ (D12.5) |
950024125004 |
10
|
520
|
|
ラジエター液 (補充液) |
08752E011S |
13
|
7,501
|
|
 |
左側がエアコンのコンプレッサーベルトと、ジェネレータベルトです。大きな傷や、山の欠けなどは有りませんでしたが、取り付け方向と逆向きに反らしてみると、こまかなヒビが沢山入っていました。普段から確認していましたが、こんなにも割れているとは思っていませんでしたね。交換しておいてよかったです。
右の細かいのは、エンジン周辺を循環している冷却水ホースです。こちらはそんなに傷みはなかったようです。交換するホースをリストアップしてディーラーへ伝えましたが、漏れはなかったかな?前回交換したラジエータホースと合わせて、これで全ての冷却水ホースを交換したことになります。ちなみにリザーバータンクは4年前に交換しましたが、また次回車検時に交換かな?
|
●ファーストアイドルバルブ交換●
ファーストアイドルバルブとは、冷却水の温度が低いときにスロットルバルブをバイパスさせる空気量を増やし、アイドリングの回転を自動的に上昇させるためのバルブです。このバルブは電気的な制御ではなく、冷却水の温度により内部のワックスを膨張・収縮させることにより、バルブを閉じたり開いたりしています。冷却水のサーモスタットと同じ原理です。冷却系リフレッシュに伴い、ホース交換のついでに交換しました。
部品名
|
部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
バルブASSY、ファーストアイドル |
16500PR7A10 |
1
|
5,061
|
5,250
|
 |
取り外したファーストアイドルバルブです。交換した冷却水ホースがつながっている、なべ底みたいなところにワックスが入っているようです。スロットルボディーを介しているとはいえ、エンジンと冷却水の熱が直接伝わる部品なので、交換しておくと今後トラブル発生の確率も低くなりますね。
|
 |
こちらはファーストアイドルバルブのスロットルボディーへの取り付け面です。冷却水温度の低いときは、上側の楕円のポートよりスロットルボディーのバタフライ前の空気を吸い、下の丸いポートからバタフライ後ろへバイパスさせ、アイドリング回転数を高く制御しています。真冬の一番寒い時で、ファーストアイドリング回転数は1500rpm位で回りますね。 |
●油圧計センサー交換●
以前から動きが怪しかった油圧計。正しい油圧を指しているかは別として、動く時は動いていたんですが、だんだん動きが鈍くなり、最近は1キロ以上示さなくなってしまったので、今回点検してもらうことにしました。
部品名
|
部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
センサー、オイルプレッシャー |
37245PR7A02 |
1
|
10,605
|
7,350
|
 |
油圧計の動きが悪いときの写真です。エンジン始動直後、ファーストアイドルで1500rpmで回っているにも関わらず、油圧計は1キロ以下をさしています。動く時は同じ条件下で4キロを指すので、メーター自体がおかしいか、センサーが壊れて正しい圧力を測れないかのいずれかでしょう。オイルの量も確認しましたが、確り入っていました。本当に油圧が上がっていなかったら困っちゃいますが・・・。(^^ゞ
|
 |
メーターの作動に異常はなく、予想通り油圧センサー自体の不具合だったようです。交換後は今までのゆったりした動きがウソのように、動きがよくなりました。「D」レンジアイドリング時、よく見ると針が軽く上下しているのが分かります。これもこれで正常か分かりませんが・・・。暖気中に走り始めると5キロ近くまで上昇しますし、暖気後アイドリング時で1キロを少し切る位を指しているので、多分正しい値を指すようになったと思います。正しい圧力を測るにはやはり信頼できるメーカーの社外品メーターを付けたいところです。
|
●フロントバンパー再塗装●
今回の車検のメインイベントがフロントバンパーの再塗装です。去年の秋ごろ、フロントバンパーに米粒ほどの大きさのクリア層の浮きを発見。最初は気にしていませんでしたが、あれよあれよと言う間に大きくなり、洗車場の高圧洗車ガンで勢い良く洗車したところ、見事にクリア層が割れてしまいました。それからと言うもの、あちらこちらで塗装が割れ始め、バンパー全体がなぜか艶もなくなりボロボロの状態になってしまったので、今回塗装をやり直すことにしました。
部品名
|
部品番号
|
数 量
|
部品単価
|
工 賃
|
フロントバンパー脱着 |
|
1
|
|
5,355
|
バンパー/アンダー修理 |
|
1
|
|
11,025
|
クリップ、バンパーフェイス (PO) |
91502SM4000 |
5
|
630
|
|
エンブレム、フロント *R77*(H)*R77* |
75700SL0000ZA |
1
|
3,990
|
|
シール、フロントバンパープレートセンター |
71152SL0010 |
1
|
934
|
|
シール、R、フロントリトラクタブル |
71163SL0000 |
1
|
1,942
|
|
シール、L、フロントリトラクタブル |
71168SL0000 |
1
|
1,942
|
|
クリップ、トリム 5MM*NH1* |
90666SA0003A9 |
2
|
220
|
|
R、ヘッドライトリトラ修理 |
|
1
|
|
5,355
|
L、ヘッドライトリトラ修理 |
|
1
|
|
5,355
|
塗装費用 |
|
1
|
|
47,250
|
 |
最初は米粒ほどの気泡でしたが、その気泡がパンクしたら一気に表面のクリアーが割れてしまい、ご覧のように大きく広がってしまいました。遠目で見る分には分かりにくいのですが、近くで見るとかなり酷い状態です。ボンネットは艶が有りますが、バンパーは全体的にくすんでいます。
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リトラクタブルの下もこんな感じでボロボロです。ちなみに左側はもっと酷いです。(^^ゞ それにしてもなぜこんな状態になってしまったんでしょうね?写真では分かりにくいのですが、そこらじゅうでクリアーが浮いてますし、バンパー全体的に艶がなくなってしまいました。 |
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板金屋で何枚か写真を撮ってくれましたが、そのうちの一枚です。クリアーが割れても下地からやり直すんですね。前のオーナーさんがバンパー下部の一部を大きく削ってしまい、DIYでFRPを修理されたようですが仕上げがイマイチ・・・だったのでこちらも修理。あとリトラカバーも艶がなく、近い将来バンパーと同じ運命をたどりそうな雰囲気だったので、リトラカバーも同時に再塗装。奥にチラッと見えますね。 |
今回の車検も修理や部品交換で出費が多くかさんでしまいました。トラブルに見舞われるのはイヤなので仕方ないですね。でも今回は、点検でバラした右リヤキャリパーの組み方が悪く、異音が発生したためディーラーへ引き返したり、トラブル回避の為に交換した部品が後日トラブルの原因になってしまったり、おまけに部品を壊されてたりと、素人のような作業に大金を掛けたゆえにかなりガッカリさせられました。発生したトラブルの修理はまた後日UPするとして、今回はチョッとすっきりしない車検となってしまいましたね。
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