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まずはドアライニングを取外します。外し方は他のNSXオーナーさんのページに数多く紹介されているので、詳しく紹介するのは省略させて頂きます。(大雑把ですみません。)ここまでの工程で、結構スペースを使ってしまうので・・・お許しを。通勤快速NSX号はオーディオ交換の際に、ご覧の通りメンテナンスホールを全て塞ぎ、こんな感じになっています。防水シートも無いので、本来何処まで外せば交換可能かは分かりません。ご了承を。
ドアガラスのガイドレールの清掃とグリスアップもやろうと思っていましたが、これでは出来ませんね。 |
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こちらは、フロントサッシュを外した状態。フロントサッシュはボルト2本と立てつけ調整するナット1ヶで固定されています。写真のシートをむしり取ってあるところが立てつけ調整のため、ナットで固定されている部分です。ナットが固定されていた部分が分かるようにドアとナットにマーキングするか、ナットを固定するボルトの高さをノギスで測っておくと同じ状態で取付出来ます。(文章での説明は難しいです。)
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新しいサッシュを取付けました。サッシュに対してドアモールディング(ドアガラス外側のモール)がネジで固定されているので、サッシュを取り外しの際はドアモールディングを固定しているネジ1本も外す必要が有ります。また、ウェザーストリップも1ヶ所ドアモールディンで隠れてしまう部分へ固定するので、ウェザーストリップ取付後にドアモールディングを取付けます。(説明が分かりにくくすみません。)写真のウェザーストリップに穴が空いているのが分かると思います。その部分をドアモールディングで隠れてしまう部分へピンで固定します。 |
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上の説明と前後しますが、ウェザーストリップ取付の際は、ドアチェッカーのピンを外します。上から差し込んであるだけなので、下からプラスチックハンマー等で叩けば抜けます。ピンを抜くとドアが適当な場所で固定できなくなるので、水平な場所で作業しないと、開こうとしたり逆に閉じようとしたり大変です。ウェザーストリップを内側へ通したら、直ぐにピンを打ち込んでやると良いですね。 |
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いきなり完成した写真ですが、ウェザーストリップ自体は、ドアに開いている取付け穴にピンを押し込んで取付けるだけです。ピンが穴に入った時に「プチプチ」と言う感触が有るので入ったか確認出来ます。一部、両面テープで固定する部分が有るので、取外した際に「ピッチ・タールクリーナー」等で脱脂しておくと綺麗に取付けられると思います。 |
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こちらは、交換したフロントサッシュです。以前は内側のゴム部分が少し切れていたり、口が開いてしまい、ゴムとガラスの間に隙間が出来ていましたが、これらの不具合も解消し見た目も綺麗になりました。それにしても高価な部品です。 |
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そして、もう一点。ドア底面にある「ウェザーストリップ、ロアーアウター」を交換しました。こちらは一切、部品を取外す事無く、交換可能です。取外したら新品を付け替えるだけの、お手軽部品です。 |