プラグ交換

プチリフレッシュ第4弾。プラグ交換を行いました。
NSX購入後、一度も交換した事がなく、特に問題が有るわけでは有りませんでしたが
前回の交換からどのくらい走行したのか分からないので、今回交換してみることにしました。

部品名
部品番号
数 量
部品単価
工 賃
 イリジュームパワー(デンソー)  IK20
6
お友達価格
DIY作業

 

 今回、交換するにあたり購入したプラグはデンソーの「イリジュームパワー」です。中心電極の直径が0.4mmと細く、着火性がよさそうという、これまた単純な考えで購入を決定。型番はデンソーのHPで検索した「IK20」です。
 手順は、まずイグニッションコイルカバーを取外すと、ご覧の通りイグニッションコイルが見えるので、コイルを固定しているM6のボルト2本を取外します。次に2Pのカプラーを外すのですがハーネスが短く、場所が狭いのと硬いのとで最初の一つ目は大変でしたが、慣れればすぐに外せました。あとはイグニッションコイルをそのまま上に引き抜けば外せます。引き抜くのにも少し力が必要ですね。軍手を使用すると力が入りやすく、作業がはかどるかも。
 こちらが取外したイグニッションコイルです。外したついでにテスターでコイルの抵抗値を測定したところ、全てのコイルが基準値に入っていましたが、気温が低かったこともあり本当に問題無いかは?です。ちなみに基準値は周囲温度25℃で0.9〜1.1Ωだそうなので、余り気温が低いと正しい値が測定できないかも。
 イリジュームと外したプラグです。写真では分かりにくいですが、電極の細さが分かるでしょうか?使用していたプラグは、どうやら純正のプラグの様ですが、イリジュームの電極の方がひとまわり細いです。碍子の根元が茶色に変色してしまっているので、かなりの期間使用していたようです。
 外したプラグです。左から1番シリンダーです。3番のネジ部がやけに乾いているのが少し気になります。何故でしょう?予想していたよりも、こんがりキツネ色で悪く有りませんでした。電極もさほど消耗した感じは無く、燃焼状態は悪くないようです。フューエルポンプ交換前にプラグを交換していれば、もしかしたら燃圧低下のトラブルが予測出来たかもしれません。

 交換後エンジンをかけたところ、アイドリング時のエンジン音が変わったことに直ぐ気付きました。明らかに交換前と比べてエンジンが滑らかに回っています。その為振動も少なく、エンジンが完全に温まった状態では、アイドリング時のエンジン音も静かで振動も少なくなりました。気になるエンジンフィーリングですが、アクセルペダルに対する回転数の反応がリニアになりました。アクセルを踏めば踏んだだけ回転が上昇し、戻したら戻しただけ回転が下がる。今までATなのでこんなもんかなと思っていましたが、タコメータの動きはよくなりました。気になる点としては、キックダウン時の回転の落ちが大きくなった事。フッと力が抜けるような感覚は、エンストしたみたいで気持ちが悪いです。

 エンスト事件後、すっかり信頼を失ってしまった「通勤快速NSX」号。とりあえずプラグに関してはこの先、しばらくは大丈夫かな?と思います。電装系、特にプラグやNSXには有りませんがハイテンションケーブルの交換などは体感出来る場合が多いですね。今回のプラグ交換もトルクアップを期待していましたが、トルクに関してはそれ程でもありませんでしたね。でも綺麗に回るようになったので、交換したかいが有ったかなと思います。

 

中心電極0.4mmで高い着火性デンソープラグ

 NSX用「IK20」はもちろん、着火性が高いデンソーのイリジュームシリーズはこちらで購入出来ます。

プラグを固定し落下による電極破損を防止ぐ

 マグネット付きプラグレンチを使用すれば、プラグ落下の心配がないので、作業性もよく電極をつぶすことも有りません。

プラグが焼付くと最悪ヘッド交換?

 超耐熱潤滑スプレー。プラグのネジ部に吹きかければ、焼き付きを防止し、次回の取外しが楽になります。アルミヘッドは焼付きに要注意!

 

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