オイルパン交換
以前、「黄色い帽子」でオイル交換した際、「オイル漏れしているので、ディーラーで見てもらって下さい。」と言われ それから洗車中や雨の日に車の下から油膜が広がるようになり、 なんとなく気にはしていたものの、そのままほったらかし。 板金屋に入院中、「オイル漏れしているね!」と板金屋の社長さんに言われ、下を覗き込んだら油溜りを確認。 早速、修理の準備となりました。
何はともあれ緊急に処置をしなければなりません。ここで再び「G君」登場!。ものはためしで、「工場のリフト貸して!」と無理なお願いをしたところ快く?OKを頂く事が出来、ラッキー!!。あと部品の手配です。オイル交換後からオイル漏れが確認されている事と、停車状態でオイル漏れしているので、ドレンボルトからのオイル漏れと判断。早速、いつも利用している「多摩部品」さんへ部品を発注。3日後には部品が届きました。ネット通販で純正部品が買えるなんて、世の中便利になりましたね! その後、再塗装も終わり、事前の根回し(笑)いや、打ち合わせ通り、G君の勤め先、T社ディーラーが休業日に定時で仕事を終え、板金屋から車を引取り、いよいよ作戦決行です。
ちなみに、今回購入した部品は以下の通りです。オイルパンにはいくつか種類が有るようなので、購入の際には適合する物を確認して下さい。
無事に到着。シャッターを開けてもらい、素早く工場内へ隠します。いや移動させます。こういったいけない香りがする作業はワクワクしますね(笑)。ここで8年ぶりに専門学校時代のツナギに着替え、準備完了。
リフトアップ後、オイルを抜く為ドレンボルトを緩めようとすると、今度はボルトが空回りして抜けない。マイナスドライバーで浮かせながら回して、ボルトを外す事に成功。
ようやくオイルパンの取外しに成功。パッキン(ガスケット)はシリコン接着剤で四隅が固定させていました。時間があればストレーナーとバッフルプレートを外し、洗浄したいところですが今回は、見える部分をペーパーで拭き取るだけに。 古いパッキンを剥がすと、接着剤がブロックに残ってしまいましたが、G君が準備しおいてくれたカッターの刃で削り取ります。綺麗になったところで、ブレーキクリーナーでシリンダブロックの取付面を脱脂します。 ここで、リフト上のNSXを見上げながら、しばし一服。
オイルパンが取り付いたら、外したフロントパイプを元通りに組み直せば完成です。ちなみにフロントパイプや、触媒を留めている「セルフロックナット」は分解時に交換すようですが、まさかこんなに大掛かりな事になるとは思っていなかったのと知らなかったのとで、今回は再利用です。自分的には問題ないとは思いますが、脱着時にはガスケットとあわせて交換して下さい。 そして作業も最終段階。ドレンボルトが締まっている事を確認し(これがもっとも重要!)、オイルを入れエンジン始動。再度リフトアップして排気漏れがないことを確認して、無事作業終〜了〜です。
今回、板金屋に入院していなければ、そのまま乗り続けていたこと間違い無しでした。まさに危機一髪。危なかったです。皆さんはそんな事ないと思いますが、やはり車の点検は重要ですね。今更ながら車への愛情が足りなかったと反省しています。取扱説明書に書いてある事だけを点検するだけで、かなり車のコンディションが分かるので、皆さんも定期的な点検をお忘れなく。 今回の作業は、結局照明担当に徹し、ほとんどG君に作業をしてもらってしまいました。G君、またまた有難う!
サビや焼付いたナットの取外しに効果発揮
強力な浸透力で、サビで頑固に固着したマフラーやマニホールドのナット、ボルトの取り外し時に威力を発揮します。
ゴム・プラスチックを侵さないパーツクリーナー
ブレーキ&パーツクリーナー。ゴムやプラスチックを侵さないので、エンジン、トランスミッションのオイル滲みなども、簡単に落とせます。
LOCTOTE 液体ガスケット
オイルパン取り付け時に軽く塗布すれば、オイルの滲みが抑えられそうです。場所を問わず使用できるので、1本あると何かと便利。