テールランプユニット・トランク結露対策

なんちゃってリフレッシュプラン改め、プチリフレッシュ第3弾。テールランプユニットの結露対策です。
ランプユニットの結露はかなり発生しているようですが、通勤快速NSX号も以前から少しずつ兆候が表れだし、
やがてトランク内も結露し始め、トランクを開けたとたんポタポタ雫が落ちる、ひん死の重傷。
テールランプユニットが水深10mm位の水槽になっています。 笑っちゃいます・・・

 

 今回、準備した部品はランプユニットの裏に貼り付けるガスケット4枚です。

部品名
部品番号
数 量
部品単価
工 賃
 ガスケット、R、ベース(1)  33503-SL0-A01
660
DIY作業
 ガスケット、L、ベース(1)  33553-SL0-A01
660
 ガスケット、R、ベース(2)  33505-SL0-A01
1,150
 ガスケット、L、ベース(2)  33555-SL0-A01
1,150

 

 一番酷いときに撮影した記念の写真です。(^^ゞ トランクの裏にワックスを塗って、霧吹きで水を掛けたわけでは有りません。トランクのカーペットが水を吸い、エンジンの熱でトランク内がサウナ状態になったようです。トランクを開けると、トランクフードの裏で水滴となった水が、ジャバジャバ落ちてくるんですよ。酷いですね・・・(他人事のようですが)。おかげでトランク内の工具もビシャビシャ。ナビとMDチェンジャーなんか、バケツで水を掛けたようでしたが、パイオニア製品は丈夫です。

 テールランプの白くなっている部分は全て結露です。写真では見にくいのですが、下の部分に1センチ位水が溜まってます。以前、テールランプ内に水が溜まり、溜まった水が波打っている車を見かけた事があります。最近見ないなぁーと思っていたら自分の車がそうでした。(^^ゞ

 トランク内全体が結露してしまい、カーペットにたっぷり水が染み込んでしまったので、取外して乾かさなければいけません。外したついでに新しい物と交換しようと思いましたが、トランクフロアーマットが22000円、ツールボックスが6000円と金額にビックリ!迷わずベランダへ運搬!
 雨漏りしている可能性も有るので、内部を確認しましたが水が入り込んだ形跡もなく、穴や亀裂も有りませんでしたが、何処となく怪しい雰囲気。カーペット乾燥後そのまま取付けましたが、また水が染込みそうな感じです。
 いよいよテールランプASSYの取外しです。まずランプユニットの裏面部分のカーペットを外します。次にウィンカーの電球を取外します。写真では全ての電球が外れていますが、ウィンカーのみでOKです。
 そしてM5のフランジナット11ヶ外します。ボックスレンチで外せますが、多少苦労しますので、ディープソケットが有れば早く、簡単に、悩まず作業が進みます。それと同時にリヤパネル(真中のガーニッシュ)のナット4ヶも緩めておきましょう。
 ナットを外したところで、前後、左右にゆすればご覧の通りランプユニットが外れます。ウィンカーとテールライトの間が排水のためにへこんでいますが、ここに松の葉がびっしり詰まっていて、水の流れを悪くしていました。ランプユニットの裏は砂やゴミで結構汚れていますね。
 外したランプユニットは汚れもひどく、中が水槽になっていたこともあり、ハーネスを全て外した後、水洗いしてしまいました(笑)。乾燥後、新しいガスケットの貼付けです。両面テープで固定するので、貼付ける部分に汚れが無い様に綺麗にしておきましょう!また車両へ取付けた際、ガスケットが見えないようにするカバー(べゼル)も交換することをお勧めします。低年式のため劣化してしまい、艶出し剤を塗布しても綺麗になりませんでした。購入を考えていたのですが、ケチったのが失敗でした。
 最後にランプユニットの下部、取付け後見えない部分に穴開け加工をして車両へ取付けとなります。

 そして今回の作業を通じ重大な不具合を発見してしまいました。なんとリヤパネルのスタットボルト根元のプラスチック部分が割れている事を発見。しかもボルトが接着剤で固定されている始末。センターパネルのチリが合っていないのも納得です。見なかった事にして・・・な訳いかないので修理です。といっても直しようがありません。と言う訳で・・・特別緊急企画!

 

リヤパネル交換

 交換しない訳にもいかず、急な出費ですが仕方有りません。でもこのリヤパネル、グレードにより微妙に違うのでクーペ用にしようか、R用にしようか迷っていると新型NSXが頭をよぎる。新型は「H」マークがエンブレムに変更されていて、見る人が見れば一発で新型と分かるパーツ。だったら新型にしましょうか!との結論に達し即行で注文です。

 

部品名
部品番号
数 量
部品単価
工 賃
 パネルユニット、リヤー  75522-SL0-J61
?
DIY作業
 パッキン、シール  75523-SD4-003
85
 パッキン、シール(G)  75528-SD4-003
85

 

 こちらがリヤパネルの裏面。ご覧の通り、「パッキンシール(G)」は貼り付けられています。、別途購入していたのですが、まさかリヤパネルを新品購入するとは予想していなかったので余ってしまいました。
 それにしてもこの部品非常に軽い。さすがNSX!と言いたいところですが、15,000円も出して購入した部品にしては、なんかショボイ。NSXには見えない部分のこだわりがもう少し欲しいような気もします。

 取付けはもちろん無加工ポン付けです。それにしても写真で見ると、色が全然合っていません。色の明るさはウィンカー上にある反射板位で、かなり明るい赤です。でも、実際は、写真ほど色の違いは分かりませんよ。02型以前との違いはやはり「H」マークがエンブレム化された点。フロントバンパーに付いているエンブレムより一回り大きく、丸みをおびています。

 

 今回の反省点として、フロアーマットを乾燥させ取付け後、しばらくしてからガスケット交換を行ったので、その間に再び水が入り込んでしまった点。ガスケット交換後もなかなか結露が取れず調べたところ、ツールボックスにたっぷり水が染込んでいました。ツールボックス取外し後、すぐに結露が無くなったので、トランク内を乾燥させないと結露は取れないようです。ガスケット交換と同時にフロアーマットを乾燥させれば良いかと思います。
 そして今回走行直後のトランクフロアーを直接手で触ってみましたが、あんなに熱くなるものとは思いませんでした。手で触り続けられないんですね。オーディオ関係のハーネスもグニャグニャでした。トランクが蒸器になるのも納得です。

 

 今までの金魚鉢(おたまじゃくし鉢)状態がうそのように、ガスケット交換後は全く結露していません。これがガスケット交換の効果なのか、穴あけの効果なのか今となっては分かりません(笑)。ガスケット交換時に穴あけを施すのが一般的のようですし、とりあえず元に戻った、いや正しくは本来の姿に戻ったのでこれにて一件落着・・・となればよいのですが、しばらくは様子見です。
今回行ったガスケット交換。特別な技術も工具も必要ないので、DIYには最適な作業です。是非、チャレンジしてみて下さい。

 

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