アッパーモール交換

「なんちゃってリフレッシュプラン」の第2弾、アッパーモール交換にチャレンジしました。
前回、ワイパーアーム塗装はあまりの程度の悪さに驚いた方も多かったはず。
今回も負けず劣らず、ショッキングな画像からどうぞ!

 

 自然が作り出す美しき芸術品「波打つモール」。などとお馬鹿な事を言っている状態ではありません。劣化して弾力性が無く、カチカチの状態です。青空駐車の場合、モールが波打つようですが、ここまでくると悪い見本です。

 モールの両サイドは2〜3センチ程縮んでしまっています。かなりの重症です。みなさん、ここまで症状が進行する前に治療を施して下さい。
 それと写真をよーく見てください。モールの取付け方がご自分のNSXと見比べてどうでしょうか?写真の取付け方は、正しい取付け方ではないようです。サービスマニュアルを見ると、本来は「アッパーファスナー」の下に「アッパーモール」が潜り込んでいなければならないそうです。もしかしたら劣化し、縮んで表側に出てきてしまったのかも知れません。

 

部品名
部品番号
数 量
部品単価
工 賃
 モールディング、フロントウィンドシールドアッパー  73151-SL0-013
2,370
DIY作業
 ファスナー、フロントウィンドシールドアッパー  73152-SL0-013
2,800

 

 それでは、早速作業開始。なお作業方法は左右同じ手順です。  まず、「ウェザーストリップ」を取外します。溝にはめてあるだけなので、適当な位置をつまみ、引っ張ればご覧のように外れます。外したついでに交換するのも良いでしょう。しかし予算の都合(片側1万円です。)と、今後のネタのため、今回はパス。これもかなり痛んでいるので早めに交換する必要が有ります。

 次に「フロントピラーリテーナ」と「ガラスストッパー」を取外します。上の写真で見える9本のネジを外せば外れます。ウェザーストリップは、フロントピラーの根元で、接着剤でリテーナと付いているので、ウェザーストリップを交換しない際は、1番根元のネジは外さなくても写真の様にずれるので、部品交換は可能です。
 後はアッパーモールとアッパーファスナーを引き上げれば外れます。アッパーファスナーは両面テープで固定されているので、この時部品側に両面テープが付いて来るように外すと後の作業が楽になります。 アッパーモールを引き上げたら、中から大量の砂が流出。
 濡れタオルてテープをはぎ、アルコールでのりを落とす事1時間半。ようやく綺麗になりました。ここで手を抜くと、仕上がりに影響するので頑張って落としましょう!アルコールよりタール・ピッチクリーナーの方が楽かも・・・
  また両サイドはフロントガラスの接着剤(コーキング剤)が付いているので、できるだけ取除いた方が良いです。余計な接着剤を取らないと、モールが入らないばかりか、後々この部分のモールが浮いてくる可能性が有ります。
 綺麗になった所で、「アッパーファスナー」の取付けです。このアッパーファスナーは先に述べたように両面テープで固定されているので、まず位置合わせをした後、ずれないように上から抑えながら保護紙を剥がしましょう。ポイントは位置決めの際、ピタっとフードとフィットする場所に上手く貼る事。上すぎるとフードとの間に隙間ができ、下すぎると「アッパーモール」を潜り込ませる時に苦労するかもしれません。
 最後の工程、「アッパーモール」の取付けです。上の写真では見にくいのですが、アッパーファスナーにV溝が有るのでそこにアッパーモールを押し込んでやります。押し込む事自体、難しい作業では有りませんがアッパーファスナーの下に潜らせるのが少し大変かもしれません。この日は晴れていたので、部品が柔らかくなっており親指でモールを強く押したらファスナーの下にすんなり潜ってしまいました。(作業後親指が痛くなります。)

 後はフロントピラーリテーナ、ガラスストッパー、ウェザーストリップを元通りに組付ければ作業終了となります。但しウェザーストリップがなかなか溝に入らず、取付けるのに少し時間が掛かってしまいました。確り取付けないと、雨漏りやパワーウィンドウに負荷が掛かり、トラブルの原因になるかもしれませんので、確実に取付けて下さい。

 こうして改めて見ると、今までいかに酷い状態だったか再認識します。出来れば出費は抑えたいものですが、痛んだ部分を自分で直していく事は、それはそれで結構楽しいものです。気長に作業できる方は、是非チャレンジしてみて下さい。

この翌日、悲劇が起こるとは・・・

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