
先日、中古で家庭用DDR 2ndReMIXとCLUB VERSION vol.1を買った。2ndは280円、CLUB1は380円。CDレンタルとほぼ同じ値段。
2ndはDDRの人気が最高潮にあった時期の作品といっても過言でないだろう。僕自身、初めてゲームセンターでDDRをプレイしたのも2ndだった。恥ずかしさのあまり足ががくがくしていたのをよく覚えている。
一方 CLUB VERSION の方は、beatmaniaシリーズの曲をDDRで遊べるというコンセプトのバージョン。もともとアーケード版でDDRとbeatmaniaIIDXとの通信プレイに対応した DDR 2ndMIX CLUB VERSION というものがあり、その家庭用移植という位置づけ。
ただ、僕の記憶ではアーケード版 CLUB VERSION ってあまり評判が良くなかったような気がする。そもそもIIDX側では通信プレイのメリットがほとんどなかったし、DDR側から見ても当時としてはDDR 2ndのユーロビートバリバリ路線と初期beatmaniaのクールなテクノ&ヒップホップ路線は相容れないところがあったと思う。BEMANI機種間の楽曲移植が当たり前になっている現在では全く違和感がないが。そう考えると、CLUB VERSION は時代を先取りしすぎた悲運のバージョンなのかなあという気がする。
昨日、後輩の結婚披露パーティーで合唱をやってきました。場所は六本木の
アビーロードというライブハウス。普段は名前のとおりビートルズのコピーバンドが毎日ライブをやっている店だが、今回は貸し切りで新郎新婦のバンド仲間が入れ替わり立ち代わり演奏するという趣向。新郎新婦ともにaikoのコピーバンドをやっている関係で、aikoの曲が多かったかな。1バンド1〜2曲くらいずつ次々にバンドが入れ替わる盛りだくさんの展開でした。パーティーっていうか普通に「ライブ」みたいな感じ。
ちらっと見せてもらったタイムテーブルが面白かったので一部紹介させていただきます。
演奏(10分)
演奏(15分)
歓談(5分)実際、2時間半のパーティーの中で「しばしご歓談を」的な時間は賞味20分もなかったような気が(笑)
で、そんな場所で突然混声四部合唱をやってしまう唐突な僕ら。曲目は
おんがく(
木下牧子作曲 混声合唱曲集「うたよ!」から)
Joyful, Joyful(映画「天使にラブソングを2」から)
の2曲でした。「おんがく」はアカペラの静かな曲で、新郎新婦にとっても思い出の曲であり、また彼らを結びつけた、加えてその場に集まったたくさんの仲間を結びつけた「音楽」に対する敬意を込めて選んだ1曲。
何はともあれ、新郎新婦が(特に新郎が)大泣きしていたのが印象的でした。そして僕らもとても気持ちよく歌えました。普段合唱になじみのない他のお客さんも楽しんで聴いていただけたのではないかと。
パーティーのラストは新郎新婦のお友達に新郎ドラム、新婦ボーカルを加えた編成で「ルージュの伝言」。日頃ケンカの多い新郎新婦にはぴったりの選曲だと思いました(笑)。こういう場で選んだ曲って、きっと一生思い出に残るんだろうなあ。
ちなみにとある先輩は自らの結婚披露パーティーで筋少の
「釈迦」歌ってたけどな。
真ん中でギター弾きながら熱唱する先輩の両脇でコーラス隊が怪しげな振り付けとともに「シャララシャカシャカー!」って叫んでたシュールな映像を、今でもポップンでこの曲をプレイするたびに思い出します。これぞ
トラウマパンク。