Saito Ayaka
総合PD | 広井王子 |
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脚本 | あかほりさとる |
声優(役) | 小林沙苗(ジェミニ・サンライズ)、皆川純子(サジータ・ワインバーグ)、齋藤彩夏(リカリッタ・アリエス)、松谷彼哉(ダイアナ・カプリス)、園崎未恵(九条昴) 他 |
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 |
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「サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜 ショータイムBOX」 | |||
DVD-ROM | セガ HSN-0006 | 2005-07-07 | 14700(14000)円 |
「サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜」 | |||
DVD-ROM | セガ SLPM-67009 | 2005-07-07 | 8190(7800)円 |
彩夏ちゃんがこのゲームのヒロインの1人として出演すると知ったときは驚きました。雑誌やネットでもバンバン取り上げられているし、ビッグタイトルへの出演ですね。発売までは1年近くありましたが、とても楽しみになりました。
私は『サクラ大戦』のゲーム自体は一度もやったことがなかったですが、主題歌だけは好きだったので、私にとって『サクラ大戦』と言えば主題歌こそがすべてでした。
そして、キャスト発表後しばらくして主題歌が発表されました(1番だけ)。うーん、さすがに、神曲である1作目の主題歌(「檄! 帝国華撃団」)と比較すると、少し落ちるか……というのが第一印象。
その後、ゲームショウでイベントがありました。彩夏ちゃんたち星組5人が振り付きでフルコーラスを歌いました。おお、かっこいいじゃない。最初に聞いたときとはまた違った印象です。
ついに発売日が来ました。早速プレイ開始。あれ? フルボイスじゃない!! えーっ、なんで!? さっきまで無音(字幕のみ)だったキャラが急にしゃべり出したり、しゃべっていたかと思うと急に無音になったりするというのはかなり違和感がありました。
ゲーム経験の少ない私にとって、こういうゲームは初めて。最初は未完成のまま出荷したのかと思ってしまいました。でも『サクラ大戦』って、元々そういうものだったのですね。うーむ、メインの5人だけでも全部に声が付いていてほしかったな。
ゲームは各話がアドベンチャーパートと戦闘パートに分かれていますが、問題は戦闘パート。ターン制の戦闘シミュレーションゲームなんてまったくやったことがなかったので、最初は全然勝手がわかりませんでした。防御のボタンは攻撃を受ける瞬間に押すのだと思っていたので、なんで敵の攻撃を受けているのに逃げられないんだ……とか。結局、第1話の戦闘だけで何度も再戦。
しばらくやって、ターン制の意味がようやくわかりました。将棋とかと同じで、敵の順番の時には自分は何もできないんですね。じゃあ、自分の順番の時にちゃんと戦略を考えて行動しないと……。意味がわかってくると、ようやく面白くなってきました。
星組メインキャラの5人のうち4人までは第1話に登場しますが、彩夏ちゃんのやるリカリッタだけは第1話に登場しません。リカがメインの話は第3話。まず驚いたのがノコの声です。彩夏ちゃんがノコの声も担当したという情報がありましたが、こんな声も出せるのかとびっくりしました。
リカは本能で行動しているかのような元気な女の子。見ているだけで圧倒される、すさまじいキャラです。でも、かわいいし、とてもいいキャラで、彩夏ちゃんはハマリ役だと思いました。
ところで、リカは「いししししー」と笑います。これを彩夏ちゃんは「い・し・し・し・し」と文字通り読み上げているのが面白いです。『トイレの花子さん』の「うふふふ」笑いを思い出してしまいました(笑)。これは音響監督の指示だったのか、結果としてこうなってしまったのか……。いずれにせよ、キャラには合っていると思いますけどね。
全キャラのお当番話(?)が終わったあと、第7話でパートナー決定。もちろん、私はリカです。すると、リカが犠牲になって死ぬと言い出します。そう、最終必殺技は誰か1人が犠牲になることで発動するのです。がーん、副題の「さらば愛しき人よ」って、そういう意味かよ。攻略してパートナーになったキャラが死ぬのか!?
そして、リカとの会話が涙、涙。実質上この第7話のラストがクライマックス。第8話(最終話)は、ほぼ最終決戦の戦闘だけだったので、もう一山欲しかった感はないでもないですが、ラストシーンはまた元気なリカに戻って、面白いエンディングでした。
このゲームは、雑誌やプロモーション映像等で事前に情報が出過ぎていて、ゲーム中にせっかくいいシーンが出ても、すでに見たことがあるシーンだったりしたのがちょっと残念でしたが、総じて良くできたゲームだと思います。しかし、女装するとヒロインよりかわいくなる男主人公ってパターンは最近の流行なのか?(笑)
さて、『サクラ大戦』シリーズはこれまでも舞台公演を行なっていますし、今回のキャストもかなり舞台化を意識したものだと思います。今後もドラマCD、アニメ化、舞台公演など様々な展開を期待しています。
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 |
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「サクラ大戦 第六期ドラマCDシリーズ Vol.3 紐育編 オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン」 | |||
CD | ウェーブマスター AVCA-22339 | 2005-08-17 | 3150(3000)円 |
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 |
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「サクラ大戦V Desktop Theater」 | |||
CD-ROM | セガ HCJ-0403 | 2006-12-14 | 5040(4800)円 |
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 | 時間 |
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「サクラ大戦 ニューヨーク・紐育」(1〜2話収録) | ||||
DVD | セガ HSB-0066 | 2007-04-04 | 6090(5800)円 | 50分 |
「サクラ大戦 ニューヨーク・紐育」(3〜4話収録) | ||||
DVD | セガ HSB-0068 | 2007-06-06 | 6090(5800)円 | 50分 |
「サクラ大戦 ニューヨーク・紐育」(5〜6話収録) | ||||
DVD | セガ HSB-0070 | 2007-08-01 | 6090(5800)円 | 50分 |
『サクラ大戦V』がついにアニメになりました。BGMが同じなせいか、ゲームをしているときの感覚がよみがえってきます。星組の面々がワイワイやっているだけで楽しい感じですね。彩夏ちゃんも楽しそうに演じていて大満足です。
一人ずつ当番回があるようで、エンディングの歌も持ち回りです。第2巻はリカ(とジェミニ)の歌。いい歌ですね。そして、第4話はリカがアイキャッチに出ました。ってことは、この第4話がリカの当番回? ええっ、その割には双葉ばかり目立ってたような(笑)。
まあ、リカの活躍はそれほど多くはありませんでしたが、『サクラ大戦V』の続編が見られたのは良かったと思います。今後の展開も期待しています。
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 |
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「ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜 オールスターパック」 | |||
ROM | セガ HCV-1002 | 2008-03-19 | 7140(6800)円 |
「ドラマチックダンジョン サクラ大戦 〜君あるがため〜」 | |||
ROM | セガ NTR-P-YS9J | 2008-03-19 | 5040(4800)円 |
やってみてまず思ったこと……おおっ、これは『ローグ』じゃないですかっ!! ……『ローグ (rogue)』というのは BSD UNIX の OS付属ゲームで、私は10年以上前にやったことがあります。全然知らなかったのですが、最近は『ローグ』を元にしたゲームって、「不思議のダンジョン」シリーズとか、いっぱい出ていたんですね。私は大本の『ローグ』しか知らなかったです。
『ローグ』は、主人公のHPが0になるとセーブデータが全部消去されるという仕様で、まさに死んだら終わりの世界でした。でもさすがにそれは『サクラ大戦』の世界感には合わないでしょうし、このゲームでは『サクラ大戦』本編同様、HPが0になると単に撤退という設定のようです。
ってことで、ダンジョンRPGの『ローグ』のゲームシステムと『サクラ大戦』の世界感が見事に融合している感じです。
ヒロインが18人もいるので、全員揃うまでの話が長く、揃ったあとの話が短い印象はありますが、揃ったあとは、連れていくキャラが好きに選べるのがいいですね。特にリカは遠距離攻撃ができるので頼もしいです。というか、他のキャラはなんでそんなに敵に近付きたがるかなぁ(笑)。
まあ、フルボイスでないのは予想通りでしたが、DSでもちゃんと彩夏ちゃんの声は聞けて良かったです。