7月10日 走行距離256km ライダーズイン雲の上泊

ライダーズイン中土佐は土曜の朝食を希望者には別料金で作ってくれる。

昨日、着いた時に食べるか聞かれコンビニなんて無さそうだし、期待はしなかったけれども2人分頼んでおいた。

が、これが頼んで正解。オバチャンの手作りだけど美味しかった。

妻はおばちゃんに”全部食べてくれたんだ〜”って言われたそうな。

(・_・)......ン?、残す人も居るのかな?

出発準備をしていると雷雨になって来た。Y(>_<、)Y ヒェェ! 

でも、実はトランポを買って自走なんてしないのに、去年ちょっと奮発してカッパを買っていたのだ。でも、一度も使う事無くしまわれていました。今回のツーリングで使う機会が無かったら、またタンスの肥しになりそうでした。

日程も短いし、移動しなくてはならない・・・・訳じゃないけれども、本日は”四万十川登り目指せ源流”の予定があったので一路、カッパを着込み河口を目指して出発しました。

雨の中県道の狭い道をユックリユックリと進み、国道を河口に向けて走っているうちに雨が上がって、青空も見えてきました。今回のツーリングでカッパを着たのはこれだけ。

やっぱ、オNEWのカッパは水のはじきかたが違った。


河口に着くと最高に良い天気
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-

朝方の雷雨、昨日の天気予報は見事に外れてくれましたが、この日は最後に”オチ”が有ったのだ。

さ、これから沈下橋&源流点を目指してのツーリングです。暫く走ると佐田の沈下橋発見。

1本目の佐田の沈下橋。物珍しくて行ったり来たり、止って写真を撮ったりしました。


川の右に写っているのは屋形船。
4人位しか乗っていなかった。

でも、沈下橋って幾つ有るんだろう?止ってばかりいたら全然先に進めない。四万十川が196km有るらしいから源流目指して走れば同じ位バイクで走らないといけない。

そんな訳で沈下橋も通過のみになってしまったのだ。

最初は大きな川幅と一緒で元気だった自分達も、川幅が狭まって大きな岩が転げている頃には可也疲れてきた。源流そばの国道に辿りつき、右に行けば源流の碑、左に行けば本日の宿、ライダーズイン雲の上。

日が長いとは言っても、もう夕方。どうするか迷ったが源流の碑に行くことにした。

国道をそれると道が狭くなり、暫く行くと民家も無くなった。そして途中をガタガタ道にそれて数km走ったところに”源流の碑”がありました。

重い荷物を積んでいると、なんて走りにくいんだ。
でも、最後に一仕事待っていたのだ( ̄□ ̄;)!!

源流の碑に行く途中、砂利道の途中で諦めてUターンしている普通車に出会い、源流の碑から下り始めて300m程進んだら、今度は登って来る普通車のレンタカー(アベックでした)。運転していた彼が”すいません〜ん、まだ先ですか〜?”って聞くから”もう直ぐだよ”って教えてあげたら凄くホッとした顔をしていた。

でも、無線で妻に”俺なら乗用車では絶対に来ないなって”言った。

セローだから行ったけれども、結構ガレてる箇所も有ったり、タイトコーナーも有ったし。

でも、登りだから車でも駄目と思ったら下がればいいんだけれどもネ。

さ〜、昨日は風呂無しだし、今日の宿は歩いて直ぐのところの温泉ホテルが利用出来るようだし、後少し頑張ってライダーズインだヽ(^^ ) ヨシヨシ

”なんかバイクがへ〜ん!!”妻が無線で言ってきた。バイクが変て言ったって、確かにSLは傷だらけだし、タンクはベッコリいってるけど一体何が変なんだか・・・・・・

無線で聞いてみる、コーナーでフラフラするらしいだって。

(゜゜;)\(−−;)オイオイ、ナニイッテンダヨって、それってもしかして、パ・ン・ク

止ってみると見事にエアーが抜けている。タイヤを廻すとチッコイ釘が見事にプスッ!

SLもセローも色々有って、ホイールに穴なんか空けてチューブを入れてしまっているのだ。

とにかく、宿に向けて色々考えながら走る。パンク修理道具は持って来てはいるけれども、予備のチューブは持って来なかった。もう時期、日も暮れるし最悪明日どこかのバイク屋でチューブだけ調達しなきゃ、なんて思いながら宿に着き。チェックインも早々にパンク修理に取りかかった。(今日は他にお客が居るらしい)

ライダーズインはバイクを置くところに玄関照明と水道が完備してある。なんとか薄明かりで作業をしていると、もう一人居た宿泊客の栃木の青年がヒョコヒョコと歩いて来た。

丁度、妻は温泉の時間や食事の時間を偵察にホテルまでセローで行っていた。

その青年と話しながら、手伝ってもらいながら作業を進め、おまけに暗いってんでキャンプ用に持って来た電池のランタンまで出してくれた。

なんでも青年は会社を辞めて栃木から自走で四国入りしたが、前日の雨でバイクが漏電。宿を出るのを断念して連泊になったそうだ。

そんな青年の手伝いも有って、なんとか穴を塞ぎパンク修理を完了した。後は明日の朝、ペッタンコになっていないよう祈るのみ。

予期せぬトラブルに温泉と夕食がピンチになってしまうが、なんとか”雲の上温泉”には浸かる事が出来た。が、夕食は宿に常備していた”関西味のどんべえ”になってしまった。

URLを教えて無かったので見ることは無いだろうけれども、”栃木のSR乗りの青年、スペシャルサンキューでした”一体、今はどこに居るのかな。

でも、俺が会社辞めてバイクで旅に出るなら迷わず北海道を目指すな(-。-) ボソッ

そして今日は銀マットのレンタルではなく、なんと布団(別料金)で寝てしまった。

(~ヘ〜;)ウーングッスリ{[(-_-)(-_-)]} ...zzZZZ 〜♪

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