15時53分発のバスで新原ビーチを出発。垣花(前回参照)辺りでの途中下車も考えたが、あまり遅くなると那覇での行動に差し障ると思ってそのまま乗車した。どこで下車したか忘れたが、20〜30分ほど歩いて国際通りに出ると、ちょうど歩行者天国の時間だった。何度も来ている場所だが、前回来たのが2006年4月だから、歩行者天国は初体験。何かヘンな感じがした。2007年2月より、日曜日の12〜18時に限って導入されているようである。
↑夕暮れ時の国際通り。三越北側より撮影。
↑むつみ橋と松尾の中間辺りにあったTシャツ店。
↑何度か泊まった「シーサーイン那覇」。便利。
↑時節柄、サンタやクリスマスツリーがあちこちに。
↑沖縄本を主に扱っている「ニライ書房」。
↑ゴーヤの形をしたベンチ。
←久茂地の
この本屋
で沖縄本
2冊購入。
平和通り商店街(左)と市場本通り(右)の間にあるむつみ橋交差点は、軽く土地が盛り上がっている。2つのアーケードの間には、ガーブ川という川が流れていて、ガーブ橋という橋がかかっていた。
ガーブとは、沖縄の言葉で「湿地」。当時はそれほど寂れた場所だったという。イメチェンを図るべく、名前を公募。「むつみ親しむ」意味合いを込めて、1954年6月に「むつみ橋」に改められた。現在も、ガーブ川は店舗の下を暗渠の形で流れている。
時間があったので、市場本通りの中に入っていくことに。途中のジューススタンドで“森のバニラ”と呼ばれるフルーツ「アテモヤ」を買う。250円。なるほど、ほとんどが種という果物の中から何とか実をほじくりだして食べると、バニラアイスのような舌触りはする。甘さはバニラには劣ったが、ねちっこい乳製品のような甘さがあった。
そのまま進んでいくと、有名な牧志公設市場。日曜日なので休みかと思ったら営業していた。久々に中に入ってみると、あいかわらず独特の匂いがした。豚の頭のオブジェ(?)では、観光客がそれをバックに写真を撮っていた。
夕飯は、これまた久々に大衆食堂の「花笠食堂」で食べた。上記むつみ橋の平和通り商店街のアーケードから入っていくと、数分でメニューのディスプレイが目に飛び込んでくる。その奥にある店は、結構広くて座敷もある。オバちゃんが10人くらいで絶妙に店内を仕切っていて、観光客も地元民もいる雑多な雰囲気がいい。頼んだのは「沖縄定食(ゴーヤ)」1000円。沖縄らしい和洋(琉洋?)チャンプルーなラインアップの食事である。ごはんは(たしか)赤飯・白飯・カレーから選択可能。汁物も選択可能で、今回はイナムドゥチ(白味噌ベースの豚汁)を選択。水の代わりに午後ティー…もといアイスティーが各テーブルに出ていて、これは飲み放題である。
クリスマス“イヴイヴ”の夜、国際通りには再び車が戻ってきていた。こちらのほうが何だかしっくり来る。(「オキナワンクリスマス」おわり)