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岩手への旅(3日目)

花巻〜平泉〜一関
 3日目は花巻から平泉に向かい、義経ゆかりの地を訪れました。朝方、少々雨に降られましたが、すぐに止んでよかったです。そして、帰りは一関から新幹線に乗り、帰宅しました。

平泉に向かう途中、高村光太郎が晩年を過ごしたという「高村荘」へ寄ってみたけれど、展示物が少なくて少々期待はずれ;
 気を取り直して、平泉・中尊寺に到着!
 中尊寺は奥州藤原氏、初代清衡によって建てられたお寺で、天台宗の東北大本山。
 とても広いお寺で、有名な「金色堂」の他にもたくさんお堂がありました。金色堂の隣の建物では、国宝や重要文化財となっている仏像などを見学することができます。
 このお寺の境内は、木々がとても立派で緑が多く、空気が清らかだったような気がします。

参道は静か。

平泉には学生と台湾人が多かった。

国宝・金色堂。奥の建物の中に、金色に輝くお堂が大切に保管されている。

突然、金色堂へ長い行列が。何でしょう?

千田貫首もいらっしゃいました♪

まだまだ続きます。
 後で知ったのですが、この行列は、藤原氏二代・基衡公の大法要でした。ちょうどいいタイミングで行列が見られてラッキーでした。
 実は昨年、千田貫首(中尊寺のご住職)の執筆されたサイン入りの本をある方から頂いて読んでいたので、お姿を拝見できてうれしかったです。

 法要のお知らせ
 そして、毛越寺(もうつうじ)へ移動。
 毛越寺は二代・基衡公によって建立され、平和への願いをこめて、極楽浄土を地上に表現した庭園が造られたそうです。
 このお寺は、中尊寺よりも人が少なく、静かに見学することができました。ただ、以前テレビで見て、すごく広い庭園なのかと思っていたのですが、想像よりも小さめで少々がっかりでした。

本堂

とても古い建物。(名前は忘れ)

極楽庭園大泉が池

この仏像、誰かに似てません?
 そして、一関市の「厳美渓」へ移動。
 途中、スイセンが道端にたくさん咲いていたのが印象的でした。
 厳美渓では、岩場から勢いよく水が流れてくるところを間近に見ることができて、とても迫力がありました。またここでは、川の向こう岸のお店から紐につるしたざるでロープウェーのように運ばれてくる「かっこうだんご」が有名です。(私たちは食べませんでした)

[拡大写真]
 その後は、"道の駅"でおそばを食べ、一関駅から新幹線で帰宅しました。一ノ関駅では新幹線乗り場を勘違いしていて、乗り遅れそうになりましたが、なんとか間に合いました!
 岩手のおみやげの定番は、やはり「かもめのたまご」と「南部せんべい」ではないでしょうか。「南部せんべい」はいろいろな味のものが出ていますが、やはり素朴な「ごま」と「ピーナッツ」が一番おいしいと思います。
(終わり)

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