日記

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2004年9月18日(土) 空缶ブースター・着信メロディ

大変長らくお休みをいただいてしまったが、今日から更新再開。

空缶に近づけると、通常の10倍美しく鳴り響く着メロっていうのが出たらしい。
「えらべるJ-POP」というサイトの携帯電話専用ページに詳しい説明が載っていたのだが

・すべての物には、小さな音を大きく共鳴する固有の周波数「共鳴周波数」がある。
・一般的なジュースの空き缶の共鳴周波数は450Hz〜500Hzの低音域。
・この周波数は、携帯電話のスピーカーでは鳴らすのが難しい音域。
・そこで、空き缶を利用することによって、今まで聞こえにくかった着メロの低音を
増幅することを考え、空き缶と共鳴する周波数を使った「空き缶専用着メロ」を作った。

ということらしい。

この会社は今までにも妙な着メロをいろいろ作ってるようだ。
通常の着信メロディより4倍遠くへ届く!『モールス信号着信メロディ』とか、
「ダイエットに効くメロディ」とか(これを聴きながらウォーキングをすると体脂肪が燃えるらしい)。

極めつけは「花粉症に効くメロディ」
鼻腔に共鳴する周波数を着メロに取り入れることにより、
「直接鼻腔を振動させて、鼻粘膜に付着した花粉を解離し、鼻水やくしゃみとともに
花粉を体外に排出する」
という仕組みらしい。
一見すごく理論的に見えるんだけど、よく考えたらおかしいよね。
だって、鼻の粘膜に花粉がついた時点で、アレルギー反応による鼻水やくしゃみで
花粉を排出しようとしているのに
(そして、その排出作用が花粉症の最もつらい症状なのに)、
わざわざそれを着メロで援護射撃しなくてもいいんじゃないの?

2004年9月19日(日) beatmania THE FINAL Original Soundtrack

遅ればせながら、beatmania THE FINALのサントラCDを購入。

全体的に、予想以上にポップな印象を受けた。
「SAVIOR」「calling for destiny」などの歌モノの影響が大きいのだろうが、RAMさんの
「SHOX」や「ULTRA」とか、ゲーム筐体で聞くよりもずいぶんと高音がきらびやかで、
明るい曲だったんだなあと感じる曲がちらほら。

このCDには他機種からの移植曲が全く入っていない。
移植元のサントラで聞いてくれ、ということなんだろうが、せめてもともとサントラの
出ていないマンボアゴーゴーの曲だけでも入れてほしかった。
これだけポップだったら、マンボ曲を入れても全然違和感なかったのに、と思う。

1曲だけ妙に浮いているのが「Hunting for You -P&ART SASANOOOHA mix-」。
原曲破壊系というか何というか。ボーカルのメロディ自体変わってるし。
ぶっちゃけ、別に原曲はHunting for Youじゃなくても何でも良かったんじゃないかと。
サウンドの方向性自体は好きなんだが。

好きな曲はたくさんあるけど、1曲上げるとすると「SYNTH 1997」。
1997年に始まったbeatmaniaと、それに関わったすべての人たちの未来への想いを託すかのような
美しいメロディとハーモニー。
和音の使い方がちょっと近代クラシック的な感じがする。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」みたいな。
こういう形のインスト曲って好きなので、機会があったら僕も作ってみたいな。

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Akiary v.0.51