メキシコあれやこれや
    
 
 
     ロングステイに最適な環境
 
 
【交通】日本からは米国ロサンゼルス経由が一番早い。グアダラハラへはロサンゼルスから三時間
      日本航空がバンクーバー経由でメキシコシティーへの直行便を運航している
     メキシコシティーよりグアダラハラまで飛行機では1時間、高速バスで10時間くらい。鉄道は国
     中を走ってはいるが、主要都市間でも一日一本ほどで不便。バスは高速バスが各都市間を一
     日数本づつ運行している 
 
【気候】気温は一年中温暖。五月から七月の乾季の間が一番暑い。湿気は少ない
     八月からはスコールがあり夕方からは涼しくなる。メキシコの都市はすべて高原地帯にあるので
     朝晩は多少冷え込むときもある
 
【査証】6ケ月以内の滞在なら不要 延長は簡単だが隣の米国やグアテマラに出て戻れば更新される
 
【通貨】メキシコペソ 1ペソ(N$)約10〜15円。(2008年7月調べ)米国依存が強い経済環境なのでド
     ル高やドル安に連動して動く
     現金やトラベラーズチェックの両替は空港、銀行、ホテルで。闇の両替商はない
     郵便局のキャッシュカード(シティバンク共通の)や、日本の銀行の(PlusやCirrus加盟の)
      キャッシュカードでも現地のATMから引き出せる。ただし1回の限度額は500ペソまでで、
      一日2000ペソまで
     クレジットカードはどこの店でも使用できる
 
【物価】不動産や自動車は日本とそれほどの差はないが、食料品は三分の一以下
 
【時差】日本より15時間遅い。日本の正午が現地の午後9時(前日)
 
【電圧】120ボルト、60ヘルツ。日本の製品がそのまま使えるものもある
 
【言語】スペイン語 英語はあまり通じない。旅行者でも最低限の単語は覚えておこう、旅行の幅が広が
     る
 
【食事】メキシコシティーにはあちこちにレストランがあり、日本食も食べる事が出来る
    その他の都市や町では、タコスが主食の国なので、タケテリーヤ(タコスの店)はあるがレストラン
    の数は非常に少ない。短期間の滞在ならタコスは安くておいしい国民食だが、毎日となると日本
    人にはつらくなる。毎日バラエティーに富んだ食事をしている日本人にとっては、それなりに工夫
    をして変化のある食事を摂るように心がけたい    
    シェスタの風習が今なお残っているので2時から4時の間は多くのお店がシャツターを閉める
 
【タクシー】メキシコシティーではメーター制だがその他の都市では交渉制。メキシコ第二の都市グアダ
    ラハラでもメーターはない。しかし値段は非常に安く、地理に不案内な外国人にとっては、一番便
    利な乗り物。日本のバス料金程度で市内のどこにでも行ける。しかも運転は非常に上手。女性一
    人で乗っても事件があったとはあまり聞かない。それでも注意するに越したことはない。ちなみに
    日本のタクシーほど運転が下手な国は世界中にない
 
 
【国際運転免許】メキシコでは通用しないと考えたほうが良い。長期滞在なら試験を受けて取得してお
    かないと、万一のときに問題になる可能性がある
 
【医療】万一の場合はとにかく病院へ。開業医の多くはかなりいい加減な感じがした。メキシコでは病院
    勤務の医者も米国式で、個人経営なので広い意味では開業医と同じだが、優秀でないと病院か 
    ら出されてしまうので、それなりに勉強をしている。大きな病院や、有名な私立病院の医師の殆ん
    どは、米国の学校か医療機関での経験を持っているのでレベルはかなり高い。最新の技術もある
    ので日本にいるのと同等かそれ以上の医療が受けられる。とにかく怪我や病気にならないように
    気をつけることが一番である
 
【保険】海外傷害保険は必ずかけておこう。外国では思っていた以上に医療費がかさむ。たとえば米国
    では盲腸(虫垂炎)の手術代だけでも200万ぐらいかかる。インドでもアジアでも何かの注射を一
    本打つだけで1万から2万円はかかる。出来れば外国系の保険会社がお勧め、審査も迅速で対
    応が早く1ケ月以内には保険金が支払われるといわれる
    損保ジャパンは保険金がおりるまで9ケ月もかかった 
    
 
 
【写真】現在はデジカメの時代なのでフイルムを使う方は少ないだろうが、カラーネガフィルムならどこで
    も手に入る、現像もすぐ出来るラボがショッピングセンターなどにある。リバーサルフィルムとデジ
    カメの記憶媒体は日本から持っていったほうが良い。日本のようにコンビニというものがないので
    売っているところが大きなショッピングセンターなどに限られるし、中国製などの粗悪な記憶媒体
    を購入してあとで何も写っていなかったなどというトラブルを避けるため
 
【チップ】必要。そのときの状況に応じてだが、10%から15%ほど。高級なところほど率が高くなる。タク
     シーは原則要らない、あげる場合は釣り銭程度 チップではないがマリアッチ1曲の代金は100
     ペソから150ペソが最近の相場(2007年9月)
 
【宿泊事情】ホテルはそれこそピンからきりまで、100ペソから10000ペソまで様々。自分の懐具合と
    危険度を考えて選ぶほかない。概してグアダラハラは安全性は高い。女性の一人歩きもさほど不
    安のないところと思っていただければお分かりになるだろう。しかしやはり外国、気をつけるに越
    したことはない
    長期滞在用のキッチン付ホテルも数件ある。これらは高級なところを選んだほうが無難だろう。高
    級でも値段は1日200ペソぐらいからだ。 1ケ月単位ならもっと安くなる
 
【その他】日本人には概して親切だが、礼節を重んじる風潮が強いので、紳士的な態度には紳士的に
    そうでなければそれなりの対応になる。マナーは世界共通なのできちんとした態度は何処へ行っ
    ても歓迎される
    インターネット事情は光こそないものの日本と差はない。メキシコでは日本より早くコンピューター
    時代を迎えているので、日本人が考えている以上に進歩している。やはりアメリカの影響が強い
    のだろう
 
【インターネット事情】メキシコ全土をカバーしているのはTELEMEXという日本のNTTのような会社が
    DSL回線で提供している。長期滞在の方はここに申し込むのが、大きいだけに何かと便利。但し
    電話回線がある事が条件。アパートなどではあらかじめ回線を引いているところが多いので、早く
    開通できる
    回線がないと2ケ月ほど待たされることもある
 
    それと全国をカバーしているのに無線LANの会社IUSACELLのBAMというシステムがある
    3.1Mbpsの高速通信だから日本のE-Mobileと同じ様なシステムでPCカードタイプが1440ペソ 
    (約15000円)、USBタイプのものが1990ペソ(約2万円)
    料金はつなぎっぱなしで1月700ペソぐらい(7000円)。但し6ヶ月継続が最低条件。
    クレジット払いだと1日から35日の料金制度があり、1日100ペソ、7日300ペソ、15日500ペ
    ソ、35日1000ペソ (全て使い放題の定額料金)
 
    なお他のインターネット事情についてはhttp://mexicana.blog45.fc2.com/blog-entry-117.html
    に詳しい。
 
   ☆ちなみにメキシコにもインターネットカフェやホテルのビジネスセンターでパソコンは使えるが、日
   本語入力はできない。そこで海外のPCからも日本語入力できるWebサービスが[Ajax IME]だ。
   文章をローマ字で入力するとかな表示になり、更にスペースキーで漢字変換できる。
   出来た文章をコピーしてメールなどに貼り付ければ、日本語環境が海外でも使える。
   右クリックでブックマークをつけるとコピーペーストしないで使用できる方法もある。
    これも詳しくは「Ajax IME」で。
 
 
 
 
 
 
 
 

     



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おわりに