九州へ

2005年08月24日

九州へ 6〜8日目(九州〜四国〜自宅)








  熊本市街ではバイクを濡らさずに泊まれるB.H.を見つけた。台風接近で、この後雨からは逃れられない天気予報であった。
  最初は帰るルートに熊本から北上、門司から本州に渡り、中国地方を抜けて近畿、東海そして関東までのルートを考えたが、瀬戸内は台風の影響が及んでいないため、大分の佐賀関から四国に渡り、徳島から鳴門大橋で淡路島、そこから大阪の泉佐野に渡るフェリーを使うルートを選んだ。(熊本と関東をほぼ直線で結べるルートである)。

  8月24日9時熊本発、R57で阿蘇山を見ながら竹田に向かう、更に臼杵を通り佐賀関13時のフェリーに乗船、台風がこなければ、佐賀関で関さば・関あじでも味わいたいところであるが今回はそれどころではない。四国の三崎港を14時10分発 、R378は海沿いの国道で爽快だった。伊予、松山を経て途中は一部高速道路も利用し徳島へ向かう、鳴門海峡の大橋を渡ったのは21時過ぎ、淡路市から南海淡路フェリーに乗船したのは23時頃であった。日付が替わって泉佐野市に到着、河内長野、大和高田を経て、深夜の3時頃天理で名阪国道に入る。一般道なのに高速道路のようだ、途中の伊賀S.A.で仮眠をとる。鈴鹿、桑名を通り名古屋。岡崎を過ぎる頃にはもう12時を回っていた。途中はコンビニや道の駅、S.A.を利用して休憩・仮眠しながら徹夜の走行!!(こんなにードなツーリング?は今までになーい!)。
  このまま一気に自宅までと思ったが、豊橋を過ぎた頃から風雨が強くなってきた。台風11号接近で大雨・暴風状態、浜名バイパスでは横風のため、 50km以下でないと真直ぐに走れない状態。徹夜の走りで疲れもあるため、浜松駅前のB.H.に泊まる。夕食をとるため駅に行くが、台風接近で時間を繰り上げて閉店する店が多かった。当然、夜は暴風雨。朝は台風一過の晴天であった。

  8月26日、台風は過ぎたし、天気は良いし、残す距離は大した事ないしと、やや遅めに9時半出発。暑いけれど昨日から比べれば贅沢な悩みだ!R1でのんびり走行、景色もよく見えて快適、快適・・・・。途中の道の駅掛川は4月にオープンしたばかりで、とてもきれいだった。
  しかし、そう簡単には今回の旅は終らなかった。箱根の宮下から下っていく上り車線が通行止め表示!ミニバイクは入って行くので進んでいくと、湯本手前の塔ノ沢のトンネルで落石と大木が倒れて道を塞いでいるのだ、クレーン車が2台で足を広げているため通行できない!(ガーン!)・・・・。
ミニバイクはクレーンの足の隙間をぬって通してもらっているが、さすがに大きいバイクは無理そうである。作業が終るまで待つか?戻って旧道か御殿場回りか?最後にして「やられたー」といった感じである。「越すに越されぬ箱根湯本」になってしまったが、現場で作業中のお兄さんが‘来い来い’の合図。隙間を通るのにうまく誘導してくれた。「ラッキー!ありがとう、お兄さん!」感謝感激であった。Ninjaは以外にもカウルがスリムだった。

  今回は予定した見学地を一部見られず、また全行程の半分以上が雨という、とんでもないツーリングであったが、絶対に計画しないような、超ハードな走行の体験もできた。今回見られなかった場所は、いつか必ずや行くことを誓う。

  フェリー退屈だったー、金印すばらしかったー、平戸・生月きれいだったー、佐世保のハンバーガーうまかったー、原爆資料館勉強になった!?。更に、雨の走行つらかったー、徹夜での走行はもっとつらかったー、台風の横風怖かったー、でも、また行きたいと思う。今回も疲れたけど行ってよかった!! 



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