屋久島の旅

第2回は白谷雲水峡。サムネイル機能を使って写真集っぽくしてみた。いくつかルートがある中で、今回は1時間の「弥生杉ルート」という一番短いコースにした。寒いかと思って、長袖セーターとジャンパーの間にフリースを着込んだが、わっせわっせ歩いた結果、思い切り汗をかいてしまった。


…だそうです。


…だそうです。


…だそうです。

入口の橋より渓谷美を眺める。 ルート入口にある看板。
出だしはこんな階段を上がっていきます。 こんな二股に出くわします。まずは左へ。 やがて、川にかかる橋げたを渡ると……。 「憩いの大岩」という岩盤に。この上を歩くのがルート。 憩いの大岩の上から上流を眺めた景色。
憩いの大岩から左手の流れ「飛流おとし」を眺める。 川を越えてすぐの倒木の間に野性の猿がいました。
猿がいた周囲の倒木は「土埋木」と呼ばれるようです。

二代杉

…とは、こういう杉のことを言います(超手抜き)。
さらに進むと、今度は野生の鹿がいました。 「飛流おとし」のアップ。絵画的な流れです。 「飛流おとし」を上方から眺めてみました。 「岩に根を張る」とはまさにこのこと。たくましき生命力! この辺りが「苔河原」と呼ばれるエリアか?
「さつき吊橋」。橋の左側は「楠川歩道」というルート。 作ろうと思っても作れない自然が織り成すオブジェ。 杉にくくりつけたリボン。ルートの目印として機能。 さつき吊橋を越えて「原生林歩道」というけもの道に。 けもの道の上に大きくそびえる「二代大杉」。

二代大杉が鎮座。
二代大杉の幹の割れ目の中。何っていうかワイルド。 「もののけの森」まで行かなくても、これで十分。 こんな近くにリボンを2つ結ばなくても…って思った。
「光を求め上に枝を伸ばす」とガイドの話を盗み聞き。 弥生杉方面へ。道がしっかりしていて歩きやすい。 空気がきれいすぎてタバコなんて吸えないっしょ。 大きな岩が崖の真ん中で止まっていました。 左の反対側の山の斜面。がけ崩れでもあったのか。

弥生杉

…の説明板。「樹齢3000年」には異論もあり。

気根杉
緑色の杉が多い中、金色の樹木。「ひめしゃら」か? 岩の間を流れる清水。思わず顔を洗ってしまった。

個人的なお気に入りは「気根杉」だ。たしか、土中の水分が多すぎて酸素不足で根が窒息した状態になり、空気を求めて上に伸びた結果だと聞いた。荘厳なでかい杉よりも、こういう泥臭いというか、生命力の夥しい樹木に惹かれたってところだ。(第3回につづく)

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