なぜか沖縄


滞在最終日になって、ようやっと青空が見られました。

12時の飛行機で帰京することになるので、それまで千葉ロッテの石垣島キャンプを見ることに。スーパーホテルからはぶらぶら歩いて、20分ほどで石垣市中央運動公園に着きました。
 
キャンプインからずっと雨にたたられていることもあり、地面は軒並みぬかるんでいました。写真の建物は室内練習場(左上が裏側、右上が正面)。
 
ブルペン。左上がバッターボックス側、右上がピッチャーズマウンド側。

道沿いには、こんな感じで選手の幟が顔入りで掲げられています。何だか大相撲の巡業みたいな光景でした。
 
さあ、いよいよマリーンズボールパーク入場だ…といっても、ゲートの向こうにあるのは右上のような選手パネルと出店群のみ。メインスタジアムは選手パネルと事務所の建物の向こう側であります。

事務所の建物の反対側。スローガンが書かれた横断幕は九州・沖縄エリア最大の大きさだそう。手前はマリーンズグッズショップ(以下「グッズショップ」とする)で、品揃えもしっかりしていました。

グッズショップには、マッチカードプログラムの春季キャンプ版が売られていました。100円。横断幕の正確な大きさは、このマッチカードプログラムの中に書かれています。
 
グッズショップの前の東屋には、スケジュール表が掲げられています。右上がそのアップで、投手・野手別にメニューが組まれていました。文字でごちゃごちゃしないようにか、はたまた背番号が確認できるマッチカードプログラムをできるだけ買わせるためか(笑)、選手名ではなく背番号で誰がどこにいるかが分かるようになっています。
本日は第3クールの初日。10時開始で、最初の1時間が合同でウォーミングアップ。その後投手と野手とに分かれて投げ込み・打ち込みなどが行われる予定。今回は飛行機の都合で、合同ウォーミングアップだけの見学となりました。
た。 
メインスタジアムに周囲には、こんな感じでネットがかけられており、出入口から見学エリアに入るようになっています。写真の位置は、一塁側の一番ライト寄りでした。右上のような感じで選手を見ることになります。反対側にいるようなので、早速そちらの方向に行ってみることに。

ライトスタンド後方で、てるてる坊主を見つけました。いつくくりつけられたのか分からないですが、あまり効果がないような……。

センター方向にある、将来的にはスコアボードにでもなると思われる物体はまだ工事中。少なからず急ごしらえ感はありますが、そこは地元の方やファンの“真心”でカバーってことかな。

レフトスタンドの向こうには、畑が広がっていました。何とものどかです。
 
三塁側スタンドへ。左上は今江選手(左)と堀選手(右)が談笑中。右上は外国人選手軍団。左から新外国人・アブレイユ投手、ズレータ選手、通訳をはさんでロッテ復帰のシコースキー投手。

10時10分前、予定よりちょっと早めにキャンプ開始となりました。

冒頭のバレンタイン監督の挨拶は5分以上。いやはや長かった! コミさんは、こう見ていると何だか“ガン見”しているような感じが……。 選手以上に野性味あふれる風貌の立花コンディショニングコーチ。 バレンタイン監督の挨拶が終わった後、成瀬投手が他の選手と談笑。


バレンタイン監督の挨拶後、投手・野手別に今日のメニューを短く打ち合わせ。

それが終わって、準備運動。
 
立花コンディショニングコーチ(背番号90)の音頭で、いよいよウォーミングアップの開始。まずは軽いランニング。休み明けとあってか、全体的に和やかな雰囲気でした。
 
この日は、瀬戸山隆三球団代表が球場を訪れていました。

その瀬戸山球団代表の帰り際、諸積コーチが挨拶に行っていました。コーチ≒管理職としてはまだまだ若手です。頑張れ!

一方、ランニングが終わって、選手たちはあらかじめ敷かれていたビニールシートの上で、ストレッチを開始していました。

川崎投手は、一瞬別行動になりましたが、その後合流していました。 ブログにも載せましたが、福浦選手です。雰囲気が落ち着いています。 その福浦選手(左)に小林宏之投手(右)が話しかけていました。 福浦選手の左隣にいたのは渡辺正人選手。去年1軍ではほとんど……。 堀選手、しかめっ面。ひょっとして、柔軟運動が苦手なのでしょうか?
サブロー選手(奥)は、福浦選手(手前)らと談笑しつつリラックスムード。 福浦選手のこの股関節が、内野手のファインプレーを影で支えています。 渡辺俊介投手。身体が柔らかいからか、1人飄々としたムードでした。 里崎選手。奥に見えるのは、もしかしてオーティズ選手でしょうか? 川崎投手(左)と話をしているのは、背番号39…田中雅彦選手ですね。
小宮山投手(奥)は、サングラスで表情がいまいちよく分かりません。 ベニー選手が特別にストレッチを受けていました。下半身のケガ多いし。 里崎選手と話す菊池トレーナー(右)。あちこちでのど飴を配っていました。 里崎選手(左)と今江選手(右)。今江選手の向こうは高木投手。 ベニー選手、さっきのストレッチで身体がスッキリしたのでしょうか。
ズレータ選手。選手の中ではやはり頭1つ大きかったですね。 西岡選手の背中。今年はロッテと星野ジャパンの核弾頭ですね。 ぼやけてすいません。西岡選手(手前)と、奥は多分塀内選手でしょうか。 もう一つ、ぼやけてすいません。荻野投手(左)とベニー選手(右)。


天気がよかったこともあってか、観客は徐々に増えていっていました。

25分ほどの入念なストレッチを終えて、選手は再びグラウンドへ。ダッシュなどをやっていました。

11時近くなったので、球場を後にすることに。出店群に行ってみましたが、まだ開店準備中でした。

球場から空港までは、裏道を通って徒歩で行きました。

途中、道に迷ってしまいましたが(笑)、空港には11時20分に到着。

昼飯は、空港の売店でおにぎりを2つ。「じゅーしーおにぎり」210円と「カラマヨカレーポーク」190円。前者は、さつま揚げの中に混ぜご飯(じゅーしー)が入っているもの。なかなかヴォリュームがありました。後者は、カレー味の衣がついたポークにマヨネーズまで入ったコレステロール度外視なものでした。

11時45分、搭乗。宮古空港経由で3時間40分かけて羽田に向かいます。最後の最後になって好天になるなんて、せっかくの八重山旅行はほぼ完全に“不発”に終わりましたが、雨天なりの楽しみ方が分かって、それはそれでよかった…んだかどうかは分からんな(笑)。(「なぜか沖縄」おわり)


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