―京都労山加盟各会・クラブ所属のみなさんへ―
新しい救助隊の立ち上げに際し、救助隊員への登録を呼び掛けます!!


 1995年より活動してきた京都連盟の救助隊が、事務局の高齢化と世代交代が立ちゆかなくなったことから、本年9月に解散を決議して承認されました。常任理事会では、救助隊の果たす役割を考慮し新しい形での救助隊再結成に向けて準備を進めています。59期定期総会での議決を経て正式な活動開始となります。

救助隊員の役割は、有事の際に現場まで救出に出向くことだけではありません。救助隊員や関係者などを現地まで運ぶ自動車の運転や現地本部での活動など、後方での支援の場もあります。とはいうものの、実際に出動する機会はエアレスキューが普及してきた現在、あまりありません。そこで、コンパニオンレスキューに重点を置いています。
コンパニオンレスキューとは、事故発生時に居合わせた人が、持ちうる装備と知見を生かして、警察・消防など、組織レスキューに引き継ぐまでのレスキュー行為を言います。このコンパニオンとなったメンバーの技量の総和が高いほど、質の高いレスキューが実現し、要救助者の負荷を和らげ、ひいては社会復帰を早めることにも繋がります。
 ヘリコプターが到着するまでの1~2時間。ただ、手をこまねいていて良いのでしょうか。3~4時間かかるかもしれません。レスキューのスキルを身につけましょう。

救助隊準備会では、労山会員すべてに基本的なレスキュー技術を普及することを目指しています。その普及を担うのは、一人一人の救助隊員であると考えています。是非、あなたのお力をお貸しください。登録をお待ちしています。


救助隊登録用紙 (WORD)
京都府勤労者山岳連盟理事長
救助隊再構築準備会代表
坪山 芳樹


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