いきなり最大の難関!?
私なりに調べたところ、具体的なアーシングの方法というのは改良(改善?)したい場所とバッテリー間を個別にアース線でダイレクトに接続するのが主流のようです。
例えば、エンジンの点火系を補強したい場合、エンジンブロック、またはエンジンヘッド⇔バッテリー。
始動性を良くするなら、セルモーター。充電系ならばオルタネーター、、、、、といった具合です。
もちろん、それがそのまま体感できる効果として表れるかどうかは別問題ですが、、、、。

ボンネット内にエンジンもバッテリーも搭載しているクルマの場合、このような各ポイントとバッテリーを複数のアース線で接続するのは比較的簡単です。
ところがE46はフロントエンジン、リアバッテリーです。まさか各ポイント本数のアース線をエンジンルームとバッテリー間に這わすわけにもいきませんよね。そうなるとバッテリーとエンジンルーム間は一本のアース線を貫通させ、エンジンルーム内で分岐させ各ポイントに接続する、というのが一番無難な手法になると思われます。

そこで問題になるのがトランクルームからエンジンルームまでどうやって配線を通すか、なんです。
1、一旦、クルマの外(車体下側)に出してフロント部まで這わす。
2、室内を通過させる。
のどちらか、ですね。

まず1のメリットですが内装を剥す必要がない事、エンジンルームにも簡単にアクセスできる事です。
2のメリットはクルマの下に潜る作業をしなくてもいいこと、それだけ。(笑)
次に1のデメリットは車体の下に潜る必要があること、配線が弛まない様しっかり固定する必要があること、
2のデメリットはオーディオのラインと干渉した場合、ノイズが入る可能性があること、そして車内からエンジンルームにアース線を引き出す箇所があるかどうか、です。

で、結局どちらの方法を選ぶか、、、、?

もし私なら、、、、やっぱ"2"でしょう。(笑)
理由は簡単です。クルマの下に潜るためのジャッキやウマをもっていないからなんです。(涙)

とういことで早速、車内からエンジンルームへケーブルを引き出すポイントがあるかどうかの探検です。たぶんここさえクリアできたら後はそれほど難しい事はないはずです。


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