あらすじはみどり、感想はむらさきで打っています。
興味のあるとこだけ読んでいってください。
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モーレツに生きよう
その19「カエルの生き方」の巻(アニメ第33話)

カエルの悪霊に憑依されたジョニーの、恐怖の物語。
…ていうのは嘘ですが、そうとしか思えないジョニーの姿。いったいどうしちゃったというんでしょう。
ホントは哲学的な内容なのに、ジョニーの物凄さのせいで、そんなの吹っ飛んじゃったよ。

カエルのトミーが6月の日本の田んぼに遊びに行くというので、コジコジ、次郎、ジョニーが気晴らしについて行くことになりました。
実際、田んぼに着いてみると、カエルたちの遊びっぷりにはコジコジ以外はなじめず、次郎は渋谷へ買い物に行ってしまいます。が、「カエルの天国」に興味津々のジョニーは田んぼに残り、カエルたちにずいぶん失礼な質問を……。
「キミ達って何の役にも立たないだろ?ボクもそうなんだ。その事についてどう思うかい」
すると、カエルたちは答えます。

「どうでもいいじゃん、そんな事。オレ達、ただモーレツに生きてるだけさ」

この言葉がジョニーの脳ミソに妙にヒットして、ジョニーはカエル憑きの状態に。本物のカエルくんたちも引いちゃう変貌ぶり。目も異様にギラギラ…。戻ってきた次郎君もビックリ。

記憶をなくす前はカエルだったと思う、なんて自己完結しちゃってるジョニー君の明日はどっちだ?

トミーは「ウォーリーを探せ」状態。もはや立ち位置で判断するのみ。

コジコジがモーレツに生きているとは知らなんだ。飄々と生きているのだとばかり思ってましたよ。

田植えしたばかりの稲の苗をグチャグチャにしているよーに見えるのですが、いいのか、ジョニー!!実際、ジョニーがしゃがみこんでいる所の苗が倒れているぞ!!役立たずどころか迷惑者。

「今のボクときたら毎日、ハレハレ君に頼ってばかりのふぬけじゃないか」
彼はそんなアナタに頼られていたいそうです。頑張ってフヌケていて下さい。
「ハレハレ君なしでは単なるでくのぼうだ」
そうですね。でも2人で1人なんだから(勝手に決めた)いいんじゃないですか?

「ゲロリ」ってなんだ。目も恐いぞ。コジコジが「ごらんよ、ジョニー君の目を!!」て言ってますが、どういう理由で見ろと言っているのでしょうか。
@恐いから。A異様だから。B面白いから。C生きる喜びにあふれているから。Dその他。

最後のコマが恐い。サイコものみたい…。ザーッ、て雨の音も音響効果絶大。アニメ第85話・「おかめちゃんの新製品」のラストと共通する恐怖感。…でも、よく見ると、はっけよいっぽくもあるなあ。


愛は すべてを認めること…
その20「おりひめとひこぼし」の巻(アニメ第37話)

七夕の日、おりひめとひこぼしの会うのを邪魔して、皆の願い事が叶わないようにしてやろうとブヒブヒとスージーが画策します。結果的には多少、遅れはしたものの、2人は無事、デートすることができて、盛大にみんなの願い事を叶えてくれたのでした。

「織姫と彦星」は随分、昔に読んだのでどんな内容だったのか、よく思い出せないのですが…。ひこぼしって白鳥にのって天の川を渡ってたんだっけ?しかもこの白鳥、冠とネックレスをつけてるよ。「白鳥の湖」みたいじゃ。それに、ひこぼしを乗っけるには小さいなあ(182頁参照)。

ブヒブヒとスージー、悪いヤツのくせに意外と優しいところアリ。酔っ払って眠っちゃった白鳥に(いくら頼まれたからって)お布団かけてやってる。フツー、ホントのワルだったらそんなコトしてやらないよね。足で小突いたりとか、踏んづけたりとか、酷いコトするよね。ふたりは動物好きなのか?

やかん君のボツになった短冊、内気なくせによく書いたなあってカンジ。困ったヤツだなあ。
ハレハレ&ジョニー、同じコト書くに決まってるじゃん、あんたら。2人で1人なんだからさー。

コジコジ、天野川男さんの名前はちゃんと覚えてる。不思議の国のローズは忘れてたのに。

コロ助君は100万円をいったい何に使ったのでしょう。裏ビデオとかポルノ雑誌とか、くだらないものに使ってそうだと思うのは私だけでしょうか?

コジコジの短冊、「みんなげんき」。本当にコジコジっていいですよねえ。誰にも知られていないけどみんなの幸せに貢献してますよね。あったかくっていいなあ。誤字もありませんでした。

さて、元ヤンキーではないかと思われる(ウソ)おりひめさんですが、さすがに長い間、こういう恋愛を続けている女性は凄いですね。
「愛する人がそうしたくてしてる事ならそれでいいの。愛は すべてを認める事だと私は思うから」
……もし、愛する人が毎日毎日、せっかく掃除した場所を散らかしてまわったり、彼が床に放置した爪切りを踏んづけて自分が足の裏を怪我したり、彼が広げまわった広告で自分が滑って転んで怪我をしても(すべて実話)、おりひめはそんな事を言っていられるのでしょうか?
磨いたばかりの鏡を汚しまくったり、お片付けが終わってやっと座れたときに「お茶あ〜」なんて言われたり、ヤツの寝相の悪さで眠れぬ日が続いたとき、「ふざけんな!!」とは思わないのでしょうか?
さらに、(以下、主婦のグチが100万時間つづくので割愛いたします……100万時間って計算してみたら114年もあるよ。私って何年いきるのでしょー)……。

愛する人がした事でも、許せぬものは許せんっ!!ふざけんなっ!!キーーーッ(猿化)。


真実を見極められる目を養おう
その21「スージーの生活」の巻(アニメ第27話)

コレは、もうもう、もの凄く好きなお話です!「嘘だろーっ!!」て話ですね。でも、イイッ!!
ところで、なんでスージーの家の屋根にはハートが3つもついてんの?キャラクター的に合わない。

稀代の悪女(大袈裟)・スージーのプライバシーに鋭くせまったお話。

スージーにはデイジーっていう瓜ふたつ(性格も)な妹(家事手伝い)あり。しかも、三日月の夜になるとそろって美女に変身するという変なクセ(クセか?)もアリ。
今日も今日とて大変身。見掛けだけでなく、性格まで清純派のおしとやかお嬢様に(翌朝、思い出してイヤになる…デイジー談)。オシャレ心もいっぱい。ふたりで着飾りはじめます。

お互いの美貌を称えあい美人姉妹ごっこに精を出すふたりでしたが、スージーがデイジーの止めるのもきかずお散歩に出掛けてしまいました。
湖のほとりで日頃の自分を悔やんでいるスージーにコジコジが呼びかけます。「あっスージーだっ」なんとコジコジには、この美女がいつものスージーと同一人物だってわかるんですね。不思議がるスージーにコジコジは、美女スージーがいつものスージーと同じだなんて言うのです。

コジコジの言葉にスージーがしんみりしていると、そこにおとぎの国の王子・ロバートがやってきてスージーをナンパ。三日月の夜になったらまたデートする約束をするスージーなのでした。

吾作君、ライバル登場だよ!みんなは(みんなって誰だ)キミを応援しているぞ、ロバートなんかに負けるな!!ブス子ちゃんのスージーのほうにフォーリンラヴした吾作のほうがポイント高いぞ。

美人姉妹ごっこしてるスージー&デージーですが、ベルバラのコスプレっぽくもある。どうしていつものスージーのときに、豪華ドレスや宝石類を質に入れたり古着屋に売ったりしてないのでしょうか?豪華アンティーク家具もある。いい値がつきそうよ。不思議だなあ。

アニメでは翌朝、げんなりして戻ってきたスージーをデイジーがからかって大喧嘩になってましたよねえ。あれ、面白かった。ちゃんとオチついてて。

さてロバートですが、スージーのいつもの酷い姿を目の当たりにしても彼女を愛していられるのでしょうか?
いろいろ想像してたのですが、スージー姉妹には何かの呪いがかかっていて、悪女のときの彼女たちをも心から愛してくれ、ブス子ちゃんの方の彼女たちに愛を告白してくれる人が現れると呪いがとけて本当の姿(美女の方だといーね)に永遠に戻れる……とかっていうのはどうですか?
んでね、スージーを救ってくれる王子様はロバートではなく吾作君希望なのよ、私は!

吾作君、がんばれ!!はやく、告白しちゃうんだ!!だって、キミは、コジコジの次につよい、真実を見極める力を持っているじゃない(その25参照)。キミにしかスージーを幸せには出来ないぞ!!

男は見掛けじゃない!!そりゃ、カッコよけりゃなおさら良いが、心が一番ですとも!!ハイ!!

ところで、実はロバートも三日月の夜になると美男に変身するブヒブヒみたいなヤツだったらどうしよう…。いつもはコジコジの話で次郎君たちが想像したような姿なの。困ったなあ。


 

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