立水栓(庭)

2 / 10 (mon) 立水栓の水受けをつくろう

施工前

 家の庭には立水栓が立っています。これは、カタログで見つけて気に入ったものを水道屋さんに頼んで立ててもらったもので、蛇口が2つついた鋳物の水柱です。
 水受けは最初から自分達の手作りでやろうと考えていたので、排水用の配管だけを出した状態にしてもらっていました。

プラン

 eijiの両親も一緒にあれこれとプランを考え、レンガを使った立水栓の水受けをつくることにしました。
 近くのホームセンターで赤と白のベルギーレンガを50個づつ(計100個)と、セメント一袋(20Kg)、砂3袋(計60Kg)を買ってきて、材料の準備はバッチリです。


2 / 11 (tue) 基礎

地ならし
基礎の基礎
基礎コン

 大体の大きさで、レンガを敷いたときの高さが地面よりも少し下がるくらいまで地面を掘ります。
 そこに砂利を敷き詰め、木の板をあててカナヅチでたたき、平らにならし、基礎の基礎を作ります。
 砂利の上から、基礎となるモルタルを流し込み、平らになる様にコテでならします。

 後は、基礎が完全に固まるまで数日間乾燥させます。

基礎完成

3 / 7 (fri) レンガの準備

 今日はあいにくの雨ですが、eijiの両親が庭造りを手伝いに来てくれているので、できることだけしておくことにします。
 前回の作業により、基礎はもうできているので、今日はとりあえず水受けに使うレンガの加工です。前回、実はレンガタガネを買ってレンガを割ってみたりしたのですが、これだと複雑な加工はちょっとしんどいかなという感じでした。そこで、今回は実家からグラインダーを持ってきてもらいました。
レンガパーツ  グラインダーである程度レンガを切っておいてから、タガネでレンガを割ります。これで、ある程度きれいに、思ったようにレンガを加工することができます。

 eiji父作成の設計図(型紙)を元に、水受けに必要なレンガのパーツを全て加工し、準備完了です。


3 / 8 (sat) 立水栓作り

ベース

 完全に固まった基礎の上に、もう一度モルタルを敷いて、水受けの部分のレンガを置くベースにします。
 木槌でたたきながら、排水管の方に水が流れるように少し中心部分を沈めます。

目地ならし 目地埋め

 その後、水受けの外周のレンガを水平を取りながら置いていきます。このレンガは半分地面に埋もれ、いわば土台の部分になります。

 外周のレンガを置いたら、レンガの隙間の目地部分にモルタルを入れていきます。

外周
完成

 最初はなるべくレンガにつかないようにしていたのですが、それでは中のほうまでモルタルが入っていかないので、最後の方はどさっと入れて後でふき取るというようにしました。
 目地は目地ごてで均しながら体裁を整えます。

 次に、水受けの枠となるレンガを積んでいきます。目地の部分にモルタルを入れ、目地ごてで綺麗に仕上げます。

 排水管が出ていますが、とりあえず水受けとしては完成です。

 排水管はモルタルが固まるのを待ってからカットすることにします(排水口の水栓金具は購入済み)。