私は今まで海外旅行をツアーでしか行ったことがなかったんですよー。
自分の好きなように行動できないのはイヤなくせに(単にワガママ…)やっぱり不安があるため、
現地係員空港ホテル間送迎付きのフリーのツアーばかり選んで旅行に行っていたんです。
1月から3ヶ月間行っていた専門学校でクラスメートの話しを聞いてると、
航空券だけ手配して行く旅行がそんなに難しくないんだということを少し感じたのであった。
が、クラスメートは皆、英語がペラペラ話せる人たちばかりだったんだけど…。
英語さえ出来ない私には言葉のハンデがあるなぁと思ったけど、今回一緒に旅行に行くのが
会社に入った時から頼りにしている先輩のめぐをさんだったから「どうにかなる!」と思った。

旅行に出発する2週間前くらいになって航空券を買いに旅行会社に。
目をつけていたのは大韓航空の乗り継ぎ便パリ往復62800円というチケットだった。
そのチケットは帰りにソウルでのストップオーバーも出来るって書いてあって、ソウルにも寄れたら良いなぁ…
とノン気な事を考えていたのだ。結局、そんなスケジュールは無理があるってことが後でわかったんだけどー。
でも実際にその航空券のことを聞いてみたら日本発水曜日の便がないってことが判明して、
パリ往復直行便の95000円って航空券になった。予算的にだいぶ違ってきちゃったけど、
最終的にはこれで良かったと思った。だってラクチンだったもん。
もし大韓航空で行けたとしてソウル乗り継ぎとかだったらまた余計な心配をしなくちゃになっちゃう(笑)
とにかく自分たちでやらなければいけないことに不安がつきまとうから。

チェックインをしてからはめぐをさんはお金を両替しに、私は保険をかけにいった。
保険はバラでかけたほうが安いってことを知ってから(学校で知識入手)バラでかけるようになったんだけど、
相変わらず保険会社のお姉さんはセットの保険を進めようとした。「お得になってる」とか言っちゃって。
そりゃ高い保険をかければ保証も高くなるけど私にはそんなに高い保証は必要ないのだ。
今回のお姉さんはイヤな顔もせずに書類を作ってくれたけど、前回のときなんか超イヤなそうな顔されたもんなぁ。
そりゃめんどくさいのはわかるけど。私もお姉さんの立場だったらそう思うだろうし(笑)
でも、あんまりイヤな顔をすると客に悪い印象をあたえるから気をつけたほうが良いわよーと
保険会社のお姉さんより年をくってる私は思うのでした(笑) 名前チェックするぞってな(←怖いっ(笑))
そして肩コリがひどくなりそうな不安があったから薬局でピップエレキバンも買っておいた。あぁババア…(涙)

成田発の全日空207便はまったくの直行便ではなくてウィーンを経由して行く便だった。
経由ってどんなの?と思ったらウィーンについたときに一回おろされて時間になったらまた乗りこむっていう
システムになっているらしい。おろされている間に毛布とかも新しくなっていた。
ウィーンから乗ってくる人もいるから当たり前なのだろうけど。
成田からめぐをさんの隣に乗っていたブルガリヤ人のお母さんはずっと喋りっぱなしだったようです。
その人はウィーンで降りてお別れだったんだけど、すんごいパワーだった。
英語もデタラメな英語なんだけど、それでもいっぱい話すんだもん。
時差ぼけで不眠の日々がつづいているらしかったから気の毒だった。今ごろ安眠できてるかなぁ?

シャルル・ド・ゴール空港についてから荷物をとり、リヨン駅に行くバスに乗らねばならなかった。
リヨン駅の近くのホテルをとってあったのでー。
リヨン駅を経由するバスは「エールフランスバス」だった。チケット売り場を探し、チケットを買いどうにか乗った。
そうしてリヨン駅に着いた。リヨン駅について降りたは良いけど、ホテルは何処??
自分たちが下ろされた場所がリヨン駅の北なのか南なのか東なのか西なのか、それがわかんない。
だから地図をみてもどっちに進んで良いかわかんない…トホホ。
たぶんそうであろう方向に進んでウロウロしたらホテルの看板が見えたので安心した!良かったよぉ。

ホテルにチェックインして、部屋に行った。部屋をあけてビックリ。「部屋せま〜っ!」
部屋が超狭かった…爆笑しちゃうくらい狭かった。それに比較してバスルームは広かった(笑)
このアンバランスさっていったい…ま、そんな高いホテルじゃないしね、しょうがないよな…。

次の日は朝早くからTGVに乗って2時間くらいのディジョンという街まで行った。
ディジョンはマスタードとエスカルゴが有名な所なのだそうです。エスカルゴは絶対にを食べてみたかった。
そして食べた。味はまぁまぁだった。ソースは美味かった(笑)基本的にあーゆーものは元々は好きではないからな。
マスタードは有名な「プポン」っていうお店が閉まっていた。なんか気持ちがのらず結局買わなかった。

マスタード専門店「プポン」のウィンドー
閉まっているから虚しく外から撮影(涙)

そして、その後はまた電車にのってブルゴーニュワインの生産地ボーヌへ行く。
…予定だった。
ホームでボーヌ行きの電車を待っていたら、その電車は遅れているとのこと。
そしてしばらくするとその表示が「バス」って変わった。
はぁ?と思ったけど電車がダメでバスで行くんだなと思った。
駅の係りの人が「どこどこ行きの人は〜」と言って手を挙げさせたりなんだりして、
他の土地に行く予定の人はどうにか別の方法で行けるようだった。
けど結局ボーヌ行きの人は方法がないようだった。切符の払い戻しをさせられていたもん。
私たちはフランスレイルパスってヤツだったので払い戻しは関係なかったけど。本当にガッカリだった。
しょうがないからパリに戻ろうともうすぐ出る予定のTGVを予約しようとしたら「full」と言われてしまい、
またまた更にガッカリだった。ディジョンでさらに2時間くらいつぶさなければならなかった。トホホ。
虚しい。結局、ボーヌへは行けないんだもんなぁ。気持ちではボーヌがメインだったのにぃ!
おまけにディジョン駅前にて犬のウ○チを踏んでしまった…サイアク…。
フランスってさー、犬のウ○チを飼い主が始末しないのねー。あれってどうよ?良いワケェ?
ディジョンで「触ると幸せになる」っていう「ふくろう」を触ったんだけどなぁ…
やっぱり旅は予定道りには進まないっす。

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