地固め治療2回目
03年夏 発病〜化学療法施行までの闘病記

入院の記録 地固め治療2回目

10月2日(投与あり)

外泊はアッという間に終わった。9月29日に一度入院したが、採血データー的に次に

進むことができないので、今回の再入院となった。

本日は、採血データー的にもよく2回目の地固め治療になった。

なった。大部屋としては窓際で周りの方々もよかった。

昼と夜 抗癌剤投与、投与前には、脊髄注射あり。(かなりの激痛)

夕方、会社の組合のみんなが見舞いに来てくれた。

3日

採血、肺炎予防薬 吸引。点滴投与はなし。(休みの日)

4日(投与あり)

レンタルDVD 映画鑑賞(少林サッカー、ムーランルージュ)昼と夜 抗癌剤投与。

夜は血管がダメになってしまい、新たな場所に差しかえた。

5日

点滴投与はなし。(休みの日)便秘になってしまい出ない。

6日(投与あり)

昼と夜 抗癌剤投与。地固め用の投与は終了。1日おきの投与となり、今回はかなり楽だった。

7日(治療なし)

8日(治療なし)

9日(治療なし)

昼ごろごろしていると、個室へ引越しとなった。個室は消灯時間にしばられる事なく

TVやラジオもヘッドホンなしでOKなのでうれしい。

ただし、時間が進まなくなると暇でしょうがない。(その点は大部屋がよい。)

10日(治療なし)

朝からパソコンのデータ整理と今までの日誌の打ち込みをやった。

自己移植のための末梢血幹細胞採取は行わないかもしれないとの事。(経過をみて判断)

それだけ薬がきくタイプらしい。主治医談

データ的にはかなり下がってきているらしい。

 

11日(治療なし)

個室での生活に慣れてきたので、夜はよく眠れるようになった。

12日

血小板の輸血あり。だんだんとだるくなってきた。竜馬がゆくを読んでしまった。

13日

DVD タクシー3 映画鑑賞した。夜 CDを焼いた。

14日

白血球がほとんどない状態。無理をしない。輸血(赤血球)あり。

遺伝子マーカーで調べると白血病サインがまだ残っているとの事。(主治医談)

維持療法も含め、検査次第で決めていくが、あと3〜4回の治療がある。

年内に1回〜2回

年明 2ヶ月 自宅療養の後 維持療法 2回〜3回で、完了。

職場復帰は、来年のGW明けか、もしくは6月頃になりそう?

15日

部長回診ある。

16日    最近観た映画では逃亡者はお勧め

DVD 逃亡者を観ていると主治医が来た。英会話の勉強をしたいとの旨。

17日

大リーグ(ヤンキース対レッドソックス)を観た。いい試合だった。

ヤンキース逆転サヨナラ勝ち。輸血(赤血球)あり。

せんべいで傷つけた親知らずを抜いた後の、歯ぐきが少し痛い。

採血の結果、まだまだ白血球がほとんどない状態との事。

すごく暇で時代劇(映画)地獄花をみた。(京マチ子 主演)

秋刀魚の味 小津安二郎監督の映画を観た。

18日

血小板の輸血あり。

日本シリーズを観た。いい試合だったが、阪神は負けた。

19日

同じ病気で最後の治療の方は、13ヶ月かかったらしい。

主治医が言ってたあと4〜5回たたくことになるという話もうなづける。

 

以下今後の治療につき主治医の説明

入院治療が13ヶ月必要である場合

11月

12月

1〜2月

3月

4〜5月

6月

7〜8月

9月

3回

4回

自宅療養

維持1回

自宅

2回

自宅

3回

あと残り5回たたく場合のシュミレーションを上記表の通りしてみた。

遺伝子マーカーは最近開発された検査方法、人ゲノム解読から導き出された検査方法。

再発防止を主眼においた場合この検査方法はかなり効果的らしい。

 

血球(白血球、赤血球、血小板)と 血漿(栄養分)が、血管のなかを往来している。

 

20日

血液検査の結果 好中球が再生し始めようやく 400(まだ400しかない)になった。

輸血(赤血球、血小板)をあと1回ずつ行えば終わり。明日まで。

親知らずの痛みも、なくなりつつある。

21日

部長回診あり。なぜ熱がでなかったか?という疑問に明確な答えはない。みんなビックリ。

推測)はやい時期 好中球 1400で、個室に入って無菌生活を心掛けた。

基本に忠実に手洗いうがいを行った。そのおかげで、下痢、口内炎にならなかった。

   自分自身では気力で乗り切ったと思うが、科学的根拠ない。

22日 

本を読んだりテレビを見たりしてすごした。

23日

CDを焼いたりした。

24日

東電OL事件の本を読んでなんとなく暗い気持ちになった。気持ちとは別で

今日の天気は秋晴れですがすがしかった。昼から風呂に入った。

27日に血液検査とマルクをやり、結果よければ自宅療養になる。

今だから言えるが、8月の口内炎はかなりひどいレベルまできていたとの事。

わるさする菌が活発に活動したからではないかとの旨。

25日

DVD マイノリティレポート、無問題 を観た。

26日

DVD エンジェルズ を観た。

27日

採血、マルクあり。外泊許可出るが、31日に採血のため、外来に来る必要あり。


  

data  

治療 輸血 皮下注射 発熱 腹痛具合 切れ痔 口内炎
1  
2 抗癌剤投与 脊髄注射
3
4 抗癌剤投与
5
6 抗癌剤投与
7
8 グラン
9 個室へ引越し グラン 下痢ぎみ
10 グラン 柔便
11 グラン 柔便
12 血小板 グラン 柔便
13 グラン 柔便
14 ラップ食 赤血球 グラン だるい 柔便 親知らず
15 血小板 グラン 微熱 回復 少し痛む 親知らず
16 グラン 微熱 少し痛む 親知らず
17 赤血球 グラン 微熱 少し痛む 親知らず
18 血小板 グラン 回復 少し痛む 親知らず
19 グラン 回復中 親知らず
20 再生 赤血球 グラン 回復中 回復中
21 再生 血小板 グラン 回復中 回復中
22 再生 グラン 回復 回復
23 回復 グラン
24 回復
25
26
27 マルク
28 外泊許可出る
29 外泊許可出る
30 外泊許可出る
31 外来で検査