音楽機材紹介(2005年12月版)


文中の「初使用」とは、その機材を使って作った曲を初めてリリースしたとき、 もしくはライブパフォーマンスで初めて使ったときを指しています。

現役バリバリの機材

RS-70 Synthesizer Keyboard (Roland)

RS-70

「ライブに使いやすいように軽量タイプで、つまみがある」
「音楽制作の幅を広げるため、既に持っているKORG X3とキャラのかぶらない音色」
「シーケンサがついていればなおよし」
という条件で選んだキーボード。 「X3とキャラがかぶらない」という条件がなければ、 Triton LEを買っていたと思うが…。

とにかく軽い。 ACアダプターを除くと5.8kgしかない。 これならスタジオの行き帰りに電車で持ち運べる。

音色については、巷で
「KORGの音は個性が強すぎるので、 ライブでは目立てるけど曲作りではミックスに苦労する。 Rolandは逆に、オケがまとまりやすい音色」
という噂を聞いていたが、まさにそのとおりだと思った。 実は既にRS-70だけで1曲アレンジをしたことがあるのだが (その曲は某掲示板で名無しで発表してしまったので、 このサイトでは公開しないが)、 何も考えずに各パートを打ち込んでいっても、 不思議と各パートのバランスが取りやすい。 X3の頃は、それぞれの音の「収まり方」を考えるのにいつも苦労していたので、 この差はずいぶん大きい。 今後の曲作りはRS-70をベースにして、 インパクトを与えたい場所にX3の音色を足していく感じにしようかと考えている。


MUSIC WORKSTATION X3 (KORG)

X3

キーボード(シンセサイザー)。 1994年に買って以来、10年もの間マスターキーボードとして、音源として、 そしてシーケンサとしても使用してきた機材。

しかし最近、X3の出力ジャックにガタが来てきたので、 ライブという一発勝負の場に出すには少々不安を感じるようになった。 また、もともと液晶のバックライトがないので、 ライブステージなどの暗いところでは全然見えないという問題がわかった (徐々に液晶がへたってきたのか?)。 そこで、現在ではライブでの使用をやめ、 自宅での音楽制作でのみ使っている。

作曲、バンドなど、 これまでいろんな場所でいろんな人たちと一緒に音楽をやってきたが、 そのすべての音楽活動の場で常に活躍していたのがこのX3。 そういう意味では、もはや単なる楽器ではなくて、 僕に対してたくさんのインスピレーションを与えてくれる、 重要なパートナーだったのだと思う。


Endeavor MT7770 (Epson Direct), Singer Song Writer 8.0 VS (Internet)

PC Singer Song Writer

音楽製作用パソコンとソフトを一新。 といっても正体は何の変哲もないBTOパソコン。 ポイントはPentium 4であることと、ハードディスクを2基積んでいること。 別にソフトシンセをバリバリ使うわけじゃないのでマシンスペックはそれほどこだわらなくて、 MIDIを効率的に処理できて数トラックのオーディオがそれなりに鳴ればOKという観点で選んだ。 ソフトはMIDIの打ち込みに定評のあるSinger Song Writerシリーズを選択。


AUDIO & MIDI PROCESSING UNIT: AUDIO Canvas UA-100G (RolandED)

UA-100G

USB接続によるオーディオ&MIDIインタフェースユニット。 この機材にマイクや楽器やオーディオ機器を接続し、 USBを使って音声やMIDIのデータをパソコンとの間でやりとりできる。 長い間「宝の持ち腐れ」状態が続いていたが、 上記新PCの専用オーディオ&MIDIインタフェースとして華麗なる復活を遂げた。


D1200mkII Digital Recording Studio (KORG)

D1200mkII

デジタルMTR。4入力12トラック。 PC上のシーケンサで作ったトラックをこのMTRに流し込み、 ボーカル録音や最後の仕上げをするというイメージ。 エフェクトも一通り揃っているが、うまく使いこなすには経験が必要かも。 USBケーブルでPCに直結してWAVEファイルのセーブ・ロードができるのでとても便利。


最近あまり使っていない機材

MUSIC SEQUENCER QY70 (YAMAHA)

QY70

音源内蔵シーケンサ。 学生の頃、 音楽にほとんど興味ない友人を無理やり連れてMIDI関連の展示会に行ったとき、 その友人が抽選会の賞品でこのQY70をゲットしたので、 「お前どうせ使わないだろ」と言って強奪。 一時期、XGデータ観賞用DTM音源として使用していたが、 プリセットされているテクノ系アレンジパターンが結構いい味を出していることを最近発見。 今後、サンプリング用音素材としての使い方も考えている。


SAMPLING UNIT SU10 (YAMAHA)

SU10

簡易サンプラー。 マイク入力やライン入力で音声を取り込み、パッド操作で鳴らせる。 こちらももらい物。 ラジオを一緒にやっていたやんべひろゆき氏がこのSU10を持て余していたので譲ってもらったが、 実はほとんど使っていない。 一回だけ演劇の音ネタポン出しに使ってみたが、QY70同様、 出力がステレオミニ端子なので使いづらかった。 演劇の効果音という、決して失敗が許されない厳しい世界で使うには、 残念ながらあまり向かないようだ。


Stratocaster ST57-58US (Fender)

ストラト

見てのとおり、エレキギター。 ギターへの憧れはずいぶん昔からあったんですが、 ついに買ってしまいました。 まあ、まだ弾けないわけですが(´▽`)


ハーモニカ2種

ハモニカ

左:FOLK BLUES HARMONICA (Aria)

大学時代、生協売店のバーゲンで500円で購入。 キーはC。 プラスチック製なので、若干音が硬いのかな? あんまり良くわかりませんが。

右:MS F# BLUES HARP (HOHNER)

10穴ハーモニカの代名詞とも言える「ブルースハープ」。 ドイツのホーナーというメーカーの純正品です。 ギタドラ曲 "JET WORLD" のイントロを吹きたくて買いました。 曲のキーはC#だけど、ハーモニカは5度下のF#のキーを使います。 F#なんて他の曲では一生使わないような気がしてなりません。

AU-200 (Aria)

ウクレレ

ウクレレ。 たまたま立ち寄った楽器屋で、 定価1万円くらいのが5千円くらいになってたのを見て衝動買い。 で、結局ほとんど触ってません(´▽`)


PORTASTUDIO 424 (TASCAM)(故障中)

424

こちらは正真正銘、宝の持ち腐れ。 アナログ4トラックMTRだが、 実質的にはただのミキサーとして使うことが圧倒的に多かった。 しかもミキサー部がシンプルながらとても使いやすくて気に入っていた。 最近、ついに電源が入らなくなったので、あえなく現役引退。 誰かほしい人がいたら譲ります。動かないけど。 右上の赤いステッカーに書いてある文字は "BAY-FM 78 / TATEYAMA 77.7MHz"。


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