イギリス民謡 / 編曲:Charlie
(曲中で「もろびとこぞりて」(George Frederick Handel, arranged by Lowell Mason) のメロディーを使用しています。)
使用機材:Singer Song Writer 8.0 VS, KORG X3, KORG D1200mkII
それもそのはず、実はこの曲はもともと1999年にるぼわーるの芝居で使うためにアレンジしたものなんです。 当初はその頃打ち込んだMIDIデータの録音し直しだけで済ませる予定だったんですが、 シーケンスデータが既に消失してしまっていたので、 MDに録音されていた自分の曲を自分で耳コピして打ち込み直しました…(涙)。
この曲のアレンジを考えていた頃、 御茶ノ水駅の前で手回しオルガンを演奏している外国人のおじさんを見かけたんです。 12月の慌しい街で、行き交う人の波の中で流れる淡々としつつ暖かい音色が印象的で。 この曲ではその雰囲気を出そうと思い、機械的な要素と人間的な要素のバランスに気を使ってみました。 オルガンは手弾きでクオンタイズなし、限りなく無修正に近い状態です。 リズム隊はちゃんとクオンタイズしてますが、 実は裏拍をジャストからほんの少しだけ後ろにずらして微妙なもっさり感を狙ってみました。
世の中にはクリスマスソングがいろいろありますが、 僕はこの "We Wish You A Merry Christmas" という曲は日本人の感覚に良く合ってると思うんです。 「ゆく年くる年」じゃないけど、今年1年いろいろあったよね、来年もいい年になるといいね、 みたいな歌詞ですもんね。
今回お送りするアレンジでは間奏に「もろびとこぞりて」を挿入し、
今年1年の出来事が走馬灯のようによみがえってくるような雰囲気を出そうと試みています。
そしてその後、リズムトラックが消えて少し厳かな雰囲気の中でそっと
「楽しいクリスマスと、幸せな新年が訪れますように」
とつぶやく。その言葉に託した僕らの願いは、
オルゴールの音色と共に12月の夜空に静かに溶けていくのでした。
…とまあそんなイメージ。
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas
And a Happy New Year!
Good tidings we bring
To you and your kin,
Good tidings for Christmas
And a Happy New Year.
Oh bring us a figgy pudding,
Oh bring us a figgy pudding,
Oh bring us a figgy pudding and
A cup of good cheer!
Good tidings we bring
To you and your kin,
Good tidings for Christmas
And a Happy New Year.
We won't go until we've got some,
We won't go until we've got some,
We won't go until we've got some,
So bring some out here!
Good tidings we bring
To you and your kin,
Good tidings for Christmas
And a Happy New Year.
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas
And a Happy New Year!