8小節の『ドル箱』進行
「Blues進行」が12小節循環、「Doxy進行」が16小節循環のスタンダードであるとすれば
今回の研究材料は、「わずか8小節にして、最も優れた循環コード。」「循環コードの王様。」と
呼んでもかまわないでしょう。それはなぜか。なぜ私がそう言い切っちゃうのか。
今から、その説明をはじめたいと思います。え〜。前の前のページで開いたsub window、アクティブにして下さい。
え? 閉じちゃった? しょーがねーな〜。んじゃ、ここ押してもう一回聴いて。
アナタはいま、「Sunbirdのメロディなし」を聴きましたね?
じゃあここで問題です。この曲は、次のうちどの曲の「メロディなし」でしょう?
1.中山美穂の「世界中の誰よりきっと」 2.BOOWYの「わがままジュリエット」 3.「はっぱ隊のテーマ」
え〜。ご想像のとおり、実は全て正解であります。もちろん流したmidiは四行うえの「ここ押して」で
使ったものと同じファイルです。他にもこの進行を使ったヒット曲は(特に日本は)沢山あります。
ここから「わずか8小節であるのに、ヒット曲を生み出す確立の高いコード進行」、
言わば「ドル箱」的なオイシイ進行である、と断言したわけです。
では、この「ドル箱」進行、最初に考えたのはいったい誰なのでしょう?(はい。次のページ開きます。)