萌えるエスペラント語

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『萌えるエスペラント語 っ!
はじめに

ここは何?

ここはエスペラント語の学習ができる萌え系サイトです。萌え系読み物としても読めるし、エスペラント語の学習にも使える、といったものをめざして作りました。

エスペラント語って何?

エスペラント語とは何かと言うと、一言で言うと「人工国際補助言語」です。

世界中で通じるような言語 (国際語) があると便利だけど、既存の言語 (たとえば英語) が国際語っていうのは不公平じゃない? じゃあ、既存でない言語を新たに作って (人工言語) それを国際語にすればいい。世界中のだれに対しても外国語であるような補助的な言語 (補助言語) をめざそう。

というような発想で作られた言語です。通常、たんに「エスペラント」と言います。

(図) 相手ごとに別言語では大変 → 既存の国際語では不公平 → 言語の統一は各文化の破壊 → ならば補助言語で橋渡しを → ヨーロッパ言語に似ている? …… かたよりはあるものの、特定の民族語 (英語とか) が中心にはならないって感じかな。

要は、各自が母国語を守りながら国際間は補助言語でってことですね。ただ、上の図にも書いたように、エスペラントは、実際には、わりとヨーロッパ言語に似た印象の言語だと思います。それでも、特定の民族語からは独立した存在だから、みんなが歩み寄る状態になることに意義があるって感じでしょうか。

言語に限った話ではないですが、一方的に相手に合わせなきゃならないという関係は健全とは言えないでしょう。そういうものを偏重するというのもおかしな話です。

あくまで「萌える」

……とかいろいろ書きましたが、このサイトの立場はあくまで「萌える」です。国際語について考えるきっかけにしてもらえるならありがたいですが、ここは社会問題や思想系のサイトではありません。ただのオタク系萌えサイトですので (笑) 誤解のないようお願いします。

それに、とりあえずはオタク知識として人工言語を知っておく、というだけでもおもしろいかと思いますよ。私はエスペラントを知って、異世界ものとかをちょっと違った視点で見られるようになりました。「英語=世界標準」と思っていると見落としてしまうものって、結構ありますし。

本編の構成

本編はふつうの高校を舞台にしたベタな学園もの創作小説 (シナリオ形式) です。その話の途中でエスペラントの学習部分が出てくる形なので、学習以外の物語部分がかなり長いです。各回は物語中心の回と学習中心の回にわかれていますが、語学だけが目当ての人にはあまり向いていないかもしれません。

それでは、本編をどうぞ。

リンクはご自由に

(萌えるエスペラント語っ!)

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次のページから本編の小説が始まります。最初の回は、プロローグ「放課後は引っ越し」です。

制作・著作

© 2009 渡邉たけし <t-wata@dab.hi-ho.ne.jp>