齋藤彩夏ちゃんリスト

DVD 「First Cast Vol.01 [声優編] (2004)

スタッフ・キャスト

制作 D-project
出演 小清水亜美、門脇舞、齋藤彩夏

発売DVD

媒体 発売会社・番号 発売日 税込(税抜)価格 時間
「First Cast Vol.01 [声優編]」
DVD バイオリンク販売 BLDP001 2004-03-17 4000(3810)円 69分

筆者の個人的な感想

DVD発売の一報

最初に思ったのは、とりあえずアイドル系DVDではなく、声優系DVDで良かったってことですね。しかし、告知ページで彩夏ちゃんたちがメイド服を着ていたのが少し心配でした。

これって、某メイド系アニメ(笑)みたいな、「ご主人さまぁ、ご奉仕しますぅ」といった内容なんだろうか(笑)。彩夏ちゃんがカメラ目線で媚びを売りまくるような痛い内容だったら嫌だな……。

彩夏ちゃんの出ない部分を見たい!!

不安と期待の交じる中、DVDが届きました。ネット上の感想などを読むと、自分の目当ての人の部分だけを再生している人が多いみたいですね。ということは、このDVDを買った人でも、彩夏ちゃんの部分を再生していない人は結構いるんでしょうね。

私は逆に、全部を見たいと思う人です。彩夏ちゃんの活躍を見たいのも当然ですが、全体の中で彩夏ちゃんが果たした役割もまた知りたいです。だから彩夏ちゃんが、ある作品に「ちょっとだけ出る」と聞けば「それ以外の部分も全部見たい」と思います。そんなわけで、届いたDVDは当然全部続けて見始めました。

前の2人

小清水亜美パートは、子役出身の伊藤実華ちゃんや大ベテランの京田尚子さんがコメントしていたのが良かったですね。劇団でのレッスン風景とかも興味深かったです。彩夏ちゃんは今、こういうタイプの基礎練習ってやっているんだろうか?

それに比較して、門脇舞パートは、それほど注目点がなかった感じかな(笑)。あっ、本人について言っているのではなく、内容構成についての話ですよ。

ついに彩夏ちゃんパート

そして、彩夏ちゃんパート。一通り見てびっくりしたのが、その密着度合いです。密着ドキュメンタリーと言っても、前の2人はレコーディングスタジオや劇団のレッスン風景などを密着しているだけでした。でも、彩夏ちゃんは中学校で授業を受けている様子や、自宅での様子まで密着しているんですね。これにはびっくりしました。

ここで一番注目なのは、彩夏ちゃんが授業中に眼鏡を掛けていたことです(笑)。私は眼鏡を掛けている女の子が大好きです。彩夏ちゃん、普段も眼鏡を掛けて下さい(笑)。←なんだ、その感想は。

お母さんにインタビュー

ところで、このDVDはスタッフにもインタビューしていますが、彩夏ちゃんに関してコメントしているのが、大地監督と彩夏ちゃんのお母さんでした。声優DVDで、親御さんにインタビューしているのなんて初めて見ました(笑)。

そして、『まかせてイルか!』のアフレコ風景の紹介。個人的には『まかせてイルか!』よりは『十兵衛ちゃん2』第8話のアフレコ風景が見たかったかな?

総括

DVDの宣伝には「初めてカメラの前で演技」とか書かれていましたが、実際には「演技」というより「MC」に近い感じ。DVDのメインは密着取材とインタビューです。深夜に放送されているドキュメンタリー番組のような内容構成で、ある意味、硬派な内容のDVDと言えるでしょう。彩夏ちゃんの前向きな姿勢や熱意も見られたし、想像していたよりはずっと良かったです。

ただ、オープニング・エンディング以外は3人の出演部分が完全に分かれていたので、単に3人を抱き合わせにした感じがして、ちょっと残念です。せっかく共演になってるんだから、紙芝居アニメでもいいから3人でアフレコをやるとか、もうちょっと3人一緒の部分があっても良かったかな……という感じはしました。

それから、他の2人には、アフレコ台本を色ペンなどでどうチェックしているかの話がありましたが、彩夏ちゃんにはありませんでした。残念……。彩夏ちゃんの台本チェックも見たかったですね。

ビデオドラマ 『震! 都市伝説』 (2006)

スタッフ・キャスト

監督 田川幹太
脚本 田川幹太
出演(役) 松永裕子(キョウコ)、齋藤彩香(北野ミナコ)、松原静香(メグミ) 他

発売DVD

媒体 発売会社・番号 発売日 税込(税抜)価格 時間
「震! 都市伝説」
DVD クリエイティブアクザ AXDS-1162 2007-02-02 3990(3800)円 55分

筆者の個人的な感想

初ドラマの役どころ

彩夏ちゃんが実写ドラマで役名のある役をやったのは、おそらくこれが初めてだと思います。見てみましたが、なかなか強烈な役どころですね。逆恨みのあまりにイカれてしまい、ナイフを振り回して同級生に切りつける狂気の役です。血みどろになって暴れるシーンもあります。

しかし、あまりに現実感のない話だからか、どうも真に迫るものがない感じ。彩夏ちゃんが同級生に迫るシーンも、狂ってしまった人間の恐ろしさがあまり感じられなくて、ただ単に声を荒げているだけにしか見えないのが残念かな。ストーリーも破綻しているし、見ていてかわいそうになってきました。……出演者と視聴者が(笑)。

総括

まあ、私としては、やっぱり彩夏ちゃんは声優として活躍してほしいと思っているので、実写作品に出ること自体あまりうれしくないというのが正直なところです。でも、殺人鬼の役というのは面白いと思うので、声優の方でこういう役もできるといいんですけどね。


著者

<t-wata@dab.hi-ho.ne.jp>