大村益次郎の墓

司馬遼太郎が「花神」に書き,同名の大河ドラマにもなった大村益次郎(村田蔵六)の墓に行ってきました.山口市と防府市の境,長沢池の側です.自転車で行くにはちょっと遠く,日帰りが難しいので車です.

地図で見つけて行ってみることにしたので,付近の地理は全くわかりません.長沢池に到着し,とりあえず池の周りを回ります.半周した辺りで,道の側に案内板発見.指す方向に進むと,民家の側に次の案内板を発見.小さい案内板だけを頼りに,細い道を進みます.

車が1台やっと通るほどの道を登っていくと,目の前に鳥居が見えてきました.鳥居の隣に史跡を示す石柱説明書き.その側に,大村益次郎の墓が,奥さんの墓並んで立っていました.

墓に鳥居,変な組合せです.鳥居の奥には石碑が一つあるだけです.石碑の表には漢語調で何やらたくさん(多分大村益次郎の業績)掘りこんであります.私にはほとんど理解できません.石碑の裏には,これを建立した人の名前が掘ってありますが,これも良く読めません.

鳥居と石碑とお墓が二つ.それ以外には何もないところでした.

そう言えば,幕府の巨星・勝海舟の墓も洗足池のそばに,奥さんの墓と並んで立っていました.