文珠山~嘉納山

2001.2.26

文珠山から先へ足を伸ばします.文珠山(663m)から嘉納山(685m)を通り,源明山(625m)まで進む予定です.片道4時間程度でしょう.

8:30自転車で出発.登山道入り口にあるコンビニエンスストア・ポプラで弁当を買い,まずは,文珠山を目指します.文珠山山頂には11:10到着.まだ昼食には早いので,隣の嘉納山を目指します.

文珠山から嘉納山へは山の中の一本道を歩きます.山道ですので若干の上下はありますが,歩きやすい道です.歩道沿いに土塁があるらしいのですが,この説明では,何時頃,誰が作ったのか全く分かりません.ちなみに,この土塁がどこにあるのか,私には全くわかりませんでした.

小一時間ほど歩くと,頂上のような場所に到着しました.ここが頂上なのでしょうか?よく分からないまま少し歩くと,嘉納山山頂に到着しました.文珠山には展望台がありましたが,嘉納山には何もありません.

嵩山と源明山の分れ道で昼食をとります.源明山へ向かう予定ですが,少し嵩山の方へ歩いてみます.防予諸島の島々が眼下に広がっています.この島々を伝っていくと愛媛・松山です.

源明山へ向かいます.その途中,岩屋観音の案内を見つけました.案内はあるのですが,道がありません.案内板の前後を探しますが,指し示す方向には道も,岩屋観音らしいものも見えません.案内のすぐ側をよーく見ると,笹が左右に踏み分けられたような形跡があります.これを進むのでしょうか.約200m先にあるようなので,行ってみることにしました.

かろうじて見分けがつく程度の道を頼りに前進します.「もう,200mは歩いたような.放棄したみかん畑しかないかも」,不安になった頃,目の前に岩屋観音を見つけました.由来など書いてあります.中には形も分からなくなった仏像がおいてありました.

岩屋観音を見つけた達成感を胸に,源明山へ向かいます.5分ほど歩いた頃です.右ひざが痛くなってきました.休憩を取りながら先に進みますが,痛みはひどくなる一方です.やがて,痛くてひざを曲げられなくなりました.

「このまま源明山に向かうと,帰れなくなるかもしれない」源明山行きは断念です.痛い足を引きずりながら,来た道を戻ります.行きの2倍以上の時間をかけて,自転車のある文珠堂駐車場にたどり着きました.

ここから自転車で帰らなくてはなりません.足の痛さで自転車に乗るのも一苦労です.右足が曲がらないので,ペダルもまともにこげません.汗だくになって家にたどり着きました.