24時間を越える時、60分を越える分、60秒を越える秒を表示

2023-08-20

結論

  • 24時間を越える時はセルの書式を[h]:mm
  • 60分を越える分はセルの書式を[mm]
  • 60秒を越える秒はセルの書式を[ss]

24時間を越える時

開始日(8/13 9:00)から終了日(8/14 10:30)までの時間(25時間30分)を計算したい。「終了-開始(B列-A列)」の式をC列に設定すると、セルの書式により結果は以下の通りとなる。

標準
1.0625
h:mm
1:30(25:30-24:00)
[h]:mm
25:30

24時間を越える時を表示

開始日(8/13 9:00)に経過時間(25時間30分)を加算する(C列にA列+B列の式を設定する)場合、セルの書式に係わらず計算はできる。標準h:mmではどれだけの時間を加えているのか分からないので、書式は[h]:mmにしておいた方が良いだろう。

開始日+経過時間

60分を越える分

開始日(8/13 9:00)から終了日(8/13 10:10)までの時間(70分)を表示したい場合はセルの書式を[mm]とする。

60分を越える分

開始日(8/13 9:00)に経過時間(70分)を加算する場合、70と入力しても70分とはならないので、1:10と入力する。

開始日+経過時間

70(数値)を計算に使用したい場合、分から時に換算して時刻型に変換して開始日に加算する。セルC3とD3に以下の式を設定している。

開始日+経過時間

C3: =B3/60*"01:00:00"
D3: =A3+C3

60秒を越える秒

開始日(8/13 9:00)から終了日(8/13 09:02)までの時間(120秒)を計算したい場合はセルの書式を[ss]とする。

60秒を越える秒

開始日(8/13 9:00)に経過時間(120秒)を加算する場合、120と入力しても120秒とはならないので、0:02と入力する。

開始日+経過時間

120(数値)を計算に使用したい場合、秒から時に換算して時刻型に変換して開始日に加算する。セルC3とD3に以下の式を設定している。

開始日+経過時間

C3: =B3/60/60*"01:00:00"
D3: =A3+C3

365日を越える日

開始日(8/13 9:00)から終了日(8/14 09:00)までの日数(366日)を計算したい場合は、セルの書式は標準のままで良い。[d]は使えない。dでは1日となる。

365日を越える日

環境

  • Windows 10 Pro
  • Excel 365