[ピボットテーブル]集計フィールドと集計アイテムの違い
2022-01-09
はじめに
Excelのピボットテーブルで使用する集計フィールドと集計アイテムの違いをまとめた.
結論
- ピボットテーブルのフィールドを増やす場合は集計フィールド
- ピボットテーブルのフィールドを増やさない(フィールドの中にデータを増やす)場合は集計アイテム
集計フィールド
元データ
以下のデータを想定する.ピボットテーブルを作成して,2022年と2021年の売上高の差異を計算する.2021年と2022年の売上は異なる列に入っている.
ピボットテーブル作成
ピボットテーブルを作成する.2021年と2022年の売上は別フィールド(2021売上フィールドと2022売上フィールド)に入っている.まだ,2022年と2021年の差異は計算していない.
集計フィールド追加
2022売上フィールド,2021売上フィールド以外に,2022年と2021年の差異フィールドが必要(フィールドを増やす)なので,集計フィールドを作成する.
フィールドリストにある集計フィールド(2022-2021)をチェックしてピボットテーブルに追加する.
2022年と2021年の差分ができる.
集計アイテム
以下のデータを想定する.ピボットテーブルを作成して,2022年と2021年の売上高の差異を計算する.2021年と2022年の売上は同じ列に入っている.
ピボットテーブル作成
ピボットテーブルを作成する.2021年と2022年の売上は同じフィールド(売上フィールド)に入っている.まだ,2022年と2021年の差異は計算していない.
集計アイテム追加
ピボットテーブルのフィールドを増やさない(売上フィールドの中に差分のデータが増える)ので,集計アイテムを増やす.
2022年と2021年の差分ができる.
環境
- Windows 10 Pro
- Excel 365