すっかり身近にあって当たり前になったPC。職場でも家でも、ノートPCやスマートフォンでなら外出先でさえ便利に情報を収集できます。
その便利さと引き換えに身体に無理をかけることがどうしても多くなるようです。
肩こり、頭痛、倦怠感、疲労。といった症状で当院にお越しになる方にお仕事や生活スタイルを伺うと「デスクワークでPCの利用が1日の大半」というのが少なくありません。
少しでも快適にPCを使うためのヒントにしてください。
机や椅子
椅子は、座面調節が可能で(通常、床から37~43cmの範囲)背もたれ付きが望ましい
机または椅子に肘を乗せることができる
机の高さも調節可能なものが望ましい
机の高さが調節できる場合は、まず椅子を身体に合わせて調節し、次に、机を調節する(*机の高さが調節できない時は、机が適切な高さになるように椅子を調節した後、足台などで調節する
椅子に深く腰をかけた時、足の裏側全体が、床に接するようにする
机の高さは、作業する姿勢で上腕を垂直にし、肘を90°程度に曲げた時、キーボードに自然に手指が届くようにする
ディスプレイ、キーボードと姿勢
ディスプレイの上端が目の位置より下になるように高さを調節し、ディスプレイと目の距離は40cm以上とする
手首は前腕(肘から手首までの部分)に対して、真っ直ぐ伸ばす
キーボードは身体の正面に置き、身体がねじれないようにする
今回の記事は以下のページを参考にさせていただきました。ご興味のある方は是非ご覧ください。パソコンの利用と健康