予約検査

予約検査には以下のようなものがあります。現在、山田眼科医院ではインターネットによる予約を受け付けておりませんので、御理解の程をよろしくお願いいたします。

眼鏡処方

日常的に眼科で測定している視力は基本的にその人が一番見える状態での視力、つまり最高視力です。ところが、この最高視力で眼鏡をあわせると疲れ目が生じて眼鏡をかけておくことができなくなります。ですから、通常はこの最高視力から幾らかゆるい度数で眼鏡処方をします。仮にあわせた眼鏡をまずかけてみて、15分から30分、階段を昇り降りしたり、本を読んだりして眼鏡があっているかどうかのテストをします。それから左右の瞳の距離を測って眼鏡合わせは終わりです。医師が眼鏡処方せんを書きますから、それを持って近くの眼鏡店等にいって眼鏡を作ってもらって下さい。このように眼鏡処方には時間がかかりますので、どうしてもとお急ぎの場合以外は予約制にしています。予約は今のところそれ程待ちがありませんので、何週間も待つということはありません。詳しくはスタッフにお尋ねください。

視野検査

緑内障や、神経疾患が疑われる場合には片目でどれだけの範囲が見えているかの検査、つまり視野検査を行う必要があります。視野検査には、器械が自動的に測定する自動視野計(静的量的視野計といいます)と、検査員が誘導しながら測定する視野計(動的量的視野計といいます)の2種類があります。それぞれ特徴があるのですが、いずれの検査法も片眼に20から40分を要しますので、予約制で行っています。特に動的量的視野計は検査員の都合上、1か月に1日しか検査できませんので、あらかじめ予約をとっておく必要があります。

散瞳による眼底検査

最近黒い虫みたいなものが見えるようになったとか、急に霞みがかかって見えにくくなった等の眼の症状があらわれた時には網膜剥離やぶどう膜炎など、治療が必要な病気の場合があります。このような場合、瞳が小さいままで検査を行っても眼底に光がうまく入らず、それらの病気を見のがしてしまうことになりかねません。こういった症状がある方や、山田眼科医院で必要があると思われた患者様には瞳を薬で開いて散瞳するという検査を受けていただくことになります。緊急的に必要な場合にはすぐに行いますが、そうでない場合には薬を点眼してから約30分程待ち時間がかかりますから、予約制で行っています。なお、この検査を受けられる時にはお車での来院は御遠慮ください。瞳を開いた後は、光が眼にたくさんはいってきて眩しく感じますし、眼のピントあわせ(調節といいます)も麻痺してしまうので、大変見えにくくなるからです。時間が経つともちろん元に戻るのですが、個人差があって約5〜6時間症状が続く方が多い様です。

蛍光眼底造影検査

糖尿病は進行すると網膜症を発症し、失明の原因となります。御自分は糖尿病だが、まだ目が見にくくなっていないから網膜症は発症していないというのは場合によっては間違いです。糖尿病網膜症で視力が下がってくるのは病状がかなり進んでからという事を十分御理解いただく必要があります。糖尿病網膜症は眼底の毛細血管が閉塞して悪化し、しまいには失明する病気なので、造影剤の注射を行って眼底写真を撮る、蛍光眼底造影検査が必要となります。また、糖尿病網膜症以外でも、網膜の血管が閉塞する病気や、眼底から新生血管と呼ばれる悪い血管が出てくる病気の方にはこの検査が必要です。蛍光眼底造影検査は毎週水曜日の昼前から予約制で行っています。造影剤を注射しますので、アレルギーの既往のある方や、妊娠中の方、腎臓の悪い方などはあらかじめ医師に申し出て下さい。

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