GALLOP−X IN 川内 (福島県) (2004,10,3)

4月のギャロップFにてKXのレースデビューをしてから半年、再びギャロップXに出る為に福島県川内村に行って来ました。

前回はホトホト天気に恵まれず、最悪の路面状況でのレースでした。今回は取り敢えず前日の天気は最高でしたが当日は強い雨音で目覚めました(・_−)

普通だと傘をさすくらいに強く降っている中を、合羽を着込んで準備する。

ユニ○ロで買って余り着る機会のなかった薄手のジャンパーを、今回は寒さ対策で着てみました。

今回の作戦は、前回は最悪の路面ではあったけれども、1周目はまだなんとか走れる状況だった。だから恐らく今回も同じになると思い、兎に角1周目は頑張って走ろうと思った。

幸先良く、スタートはくじ引きでデビュークラスの最前列になった。今回も回りのバイクの様子を見ながら頑張り気味にスタートしたら、自分よりも前に行く人が1〜2人で並ぶバイクも無かったのでその間々の調子で1コーナーに入って行った。

処が、スタートして直ぐの短い登坂が早速のスタックポイントになってしまったようで、デビューよりも数分前にスタートしたFUN−B、FUN−Cの何人かが餌食になっている。

様子を見ていても前に進めないので空いた路面を目指すも、後少しの所で撃沈(;°°)ウッ!

下に戻っても良いけれども、マ−シャルが上の方で止ってしまったバイクは押し上げてくれている。取り敢えず、そこまで頑張って押してもらい脱出する。

なんとか1周を終えて帰ってくるも、ロールオフは役に立たずブレストガードは右に転んだ時に割れてしまいぶら下っている。

2周目は想像以上の荒れ方。登り坂は全て左右に2本の深い轍ができ、ウッズの中の平坦な場所でさえ浅い轍が出来ている。

轍にハマッて前進出来なくなったり、コース外に飛び出してしまい、皆にどんどん抜かれている気がする。

やっとの思いでコース終盤のウッズに入った、その時に手持ちの時計だと後少しで2時間になりそうな感じ。

この間々終わりたいような、頑張って後1周したいような(本当は自分では止めたくないけれども、チェッカーが振られていたら仕方ないかって感じでした)複雑な気持ちで周回チェックに入ると、ヘ(゜ο°;)ノ

チェッカーが・・・・・振られていない

って事は、まだ終わりじゃない。思わずスタッフに”終わり”って聞いてしまった。

そうしたら”後、1周”だって。

終わるまで、後20分程度しか無くて2周目に1時間は掛かっているのにどうやって1周を回って来いって言うの・・・・・・

案の定、3周目は想像を絶する荒れ方。

途中、何台かが坂を登れずにもがいていると、マーシャルも諦めたのか助けるのが疲れたのかは解らないが”おまえら〜、もう駄目だ。皆で助けあって登れ〜”みたいな事を言った。

で、早速近くに居たTTRを皆で押し上げたら(^。^)ノアレアレー?TTRの人、戻って来ないで走って行っちゃったヨ。

次はオイラの番。皆で押し上げてもらい戻ろうと思ったら先程のマーシャルが”体力の有るヤツァ〜、先に進め〜”と、おっしゃいました。

では、お言葉に甘えて行かせて頂きますm(__)mスマン!!

んが〜、世の中ィェィェ牧草地はそんなに甘くない。

コーナーでイン側の草の上を走って来たら、その先には再び登りのふか〜い轍が2本。(でも、一番右に3本目の浅い轍が有ったのです)

左側には既にもがいている青の250ccバイクが1台。暫く様子を見るが前にも後にも行けないみたい。ならば轍を跨いで右の浅い轍を目指すべく進むも(・_-)ヒクヒク真中の轍にフロントが落ちてしまった。

この時点でフロントを上げて右まで行けば良かったのだが、既に体力は0。

ならば最後の手段、バイクのパワーに頼って轍を突進するも撃沈。

w(‘o‘)w Oh My God!!

そんな事をしていると、右の浅い轍を今度は赤の250ccが颯爽と登るがもう少しで撃沈。そして事もあろうに私の居る深い轍にはまってしまった。

で、暫くは3人3様に押したり引いたり、蹴っ飛ばしたり(ウソデス)していましたが埒があかないので、私が青の人に”手伝いますから私のもお願いしますm(__)m”処がこれが重い。250に湿気充分のドロが付き、ステップがらく〜に引っ掛かる轍からタイヤを出すのは至難の技。

と、ここで天の助け(?)赤のバイクの方も諦めたのかこちらに加わってくれた。

お二人のがっちりした体格を見て一安心(^。^;)ホッ

順番に青、緑、赤と抜け出して進むと、また轍。

さっきの二の舞になるかと右の草の上を進んで中腹まで到達。

さて、ここからは草が無い。どうやって行こうか〜、なんてはまってるバイクを見ながら考えて居ると、後から来たマーシャルが”林道から戻って下さ〜い”だって。

既に2時間レースの筈が、ほぼ3時間立っている。

ま、そんな訳で最後は林道ツーなんかしてタイヤのドロを落としながら帰って来たのさ。

発表されたリザルトを見て( ゜_゜;)なんと、デビュークラス2位でした。

(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)( ^ _ ^ )

U太郎さんです。残念ながら2位でした。

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