太古神道って何でしょう?
◎ 貴嶺宮直轄・山蔭神道渋谷宮よりメッセージ!!
 大都市のド真中ビット・バレーから、太古の叫び・・・・・・!!

太古とは縄文時代のことです。
 縄文の人には「渦」が基本的な思考形式だったのです。
 縄とは、短い素材を「縒り込んで長いもの」にする。
 その「縒り方」に「左巻き」と「右巻き」があります。
 なんだか「遺伝子DNA」の巻き方に似ていないでしょうか?
 もちろん、縄文人がDNAを知っていたと言うつもりはない。しかし、感性の中に「縄」があった。今から1万5千年前に人々にとって、画期的な大発明であったであろう。
 縄文の「岩板・土板」に下図のような「渦の文様」がある。今でも使えそうなデザインではありませんか?

日本歴史地図・原始古代編(上)・柏書房刊
 渦を認識した太古・縄文人の人生観は「スパイラルで向上する」という感性があったのではあるまいか。まるで山登りの「お鉢巡り」のように、四方を展望しながら、自分の立っているところを確認する。
 その「渦巻」の思想に「直線思考」を持ち込んだものが弥生文化であった。さらに、大陸の「後漢文化」(西暦25〜220)の渡来であった。日本では古墳時代文化に属するが、弥生時代文化も中国大陸の揚子江(長江)文明の亜流ではないかと思う。長江文化は「硬玉文化」であろうが、これに「殷(商)の青銅器文化」が混じって日本に入ってきたものが弥生文明である。それだけではない。
 「直線・直角・垂直・真円」の文化意識が入ってきた。やがて、太古日本の縄文時代文化(渦の文化)は消されていった。ここに約1万年続いた文化は消滅した。
 弥生時代の文化意識は、「対立・自己主張・抗争」の文化であったの だ。この意識は3千年余りを経た今も続いている。それは「渦の文化」を失ったからだ。

◎DNAの螺旋(スパイラル)に学ぶもの
 遺伝子DNAはなぜ「右巻きの縄」のようになっているのか?
 これは神秘である。
 縄(ロープ)を持たぬ民族はいない。複数の繊維を縒り合わせて「縄」にする。
 本四架橋の吊り橋も「細い鋼鉄線を縒り合わせ」て、太い架線にしているのだ。
 まるで「民主主義の原則」を示しているような気がする。

 科学雑誌ニュートン(newton)=2000年7月号は、
 「神の設計図・DNA」と題して、遺伝子が持つ神秘に迫っている。
 遺伝子DNAは「4つの塩基」が結合している2重螺旋の構造である。
 DNAの4つの塩基とは、「チミン(T)・アデニン(A)・シトシン(C)・グアニン(G)」である。それよりも、DNAが自分でコピー(複製)を作ることができるのだと報じている。

 これと「縄文文化」の意識と、どうつながっているのか? というのは、実は太古神道には「四魂(奇魂・幸魂・和魂・荒魂)の思想」あり、四魂は自分でコピーを作って増殖するというのである。

 この話を学んだ人物が、山蔭神道家第79世の山蔭基央である。この山蔭家の歴史は約2000年ある。第78代中山忠徳(明治31年生まれ)から伝承を受けた山蔭基央は現在77才になる。
 昭和21年頃、この四魂論を教わったが、中山忠徳は「メンデルの法則」ぐらいしか知っていなかったと聞いている。

 四魂論の神秘は「奇魂と荒魂」「幸魂と和魂」が結びつきやすく、「奇魂と幸魂」は刺激しあう。「和魂と荒魂」は相反するものだが、複合的に合体できる。
 奇魂は、神秘な生命の働きと知的エネルギーとされ、
 幸魂は、生殖エネルギーであり、興奮する感性のエネルギー、
 和魂は、肉体中の健康エネルギーだが、陰のエネルギーである。それ故に複体ともいう。
 荒魂は、肉体を固めるエネルギーであり、神経や骨を形成するエネルギーであるとされている。その素朴な図表は下記の通りである。
 こうした「巴まん字」の図表は、日本の「紋章」にも沢山ある。紋章の確立は、平安時代の後期からのようである。
 紋章のアイデアは幾種もある。
 このアイデアが短期間に生まれるものではない。そのモデルは「縄文文化の岩板や土板」にある。これらは「お守札」であったろうと推測される。
 古代人は、この紋章に宇宙エネルギーが集結すると信じられていたらしい。これは縄文を知る大きな手がかりとなる。

 
◎近頃のヒーリングに見るエネルギー
 アメリカ発の「ニューエージ」のグループは「ヒーリング」と称するものを「自然治癒力」を高める霊術だという。
 此のグループのルーツはアメリカンインディアンにあるらしい。此のアメリカンインディアンの多くが、「渦・風」の思想を持っている。
 これにはキリスト教にある「直線の思考や統一思想」は無いのである。つまり、「唯一絶対」の正義をうたう思想は無い。もちろん「渦の思想」からは、相手を攻撃する力は生まれない。それがため、アメリカンインディアンはアングロサクソン勢力に敗れたが、しかし今、アングロサクソンの唱える「直線思考」に陰りが見えてきた。

 コンピュータ演算回路の「ノイマン型は直線往復」である。それに対して「NECの演算回路(非ノイマン型)は渦巻型」である。そのスピードは「ノイマン型の数10倍」とも言われ、発熱する障害も極微になる。まさに、「癒し系」のコンピュータである。
 
 実は「ヒーリングエネルギー」は、人間が発する「螺旋状」の健康エネルギーを利用しているのだ。もともと、人間(人体)は渦巻構造で出来ている。当然そこから出るエネルギーはスパイラルであるはずである。

 太古神道が感受していた「霊的エネルギー」は、四魂が渦巻状に発射されるエネルギーである。未だ正確なことはわかっていないが、「鎮魂の修行」によって会得した人物から発する「癒しのエネルギー」は、多くの人々を癒していることも事実である。
 欧米の病院では、大真面目に「癒しのエネルギー」による「ヒーリング治療」を推奨している病院もあると聞く。

 山蔭神道には「癒しの霊波」を発する鎮魂法を伝承している。まるで縄文時代の神道であるのだ。一緒に学んでみませんか?
    


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