4月28日は
日本独立記念日である
日米平和条約・日華平和条約の発効
日米安全保障条約の発効


是非、日本の国旗を掲げましょう!
           
◎永久占領から日本独立へ
 昭和20年8月15日・日本降伏以来、アメリカ単独占領による「日本支配」が始まり、昭和27年4月28日まで「満7ケ年の間・マッカーサー連合司令官の支配下」にあった日本が独立した。

 此の重大事を「日米安保(安全保障条約)提契の記念日」だけにしぼり「反日感情」を煽るグループがあり、これに感染した日本人は、此の日が「名誉ある日本独立記念日」だということを無視している。
 此の日から、堂々と「日の丸」の国旗(日章旗)が掲揚できる名誉ある日となったのである。

◎朝鮮戦争の勃発
 昭和25年6月25日・朝鮮半島に南北朝鮮戦争が勃発した。
 その背景は「共産主義国家・ソ連と中共」が朝鮮半島から「米軍を追放」して、朝鮮半島を共産主義国家にしようとして起こった戦争である。
 北朝鮮の首領を金日成と言い(今は長男の金正日が継承している)、ソ連仕込みの共産主義者である。
 これに「中共軍(中華人民共和国・昭和25年1月6日成立)」が支援し、一時、朝鮮半島全域を北鮮軍が支配した。これに対して「在日米軍(正しくは連合軍)は、原爆投下も視野」に入れて大反撃に出た。

 米軍は「仁川」に上陸し、一気に38度線を突破し「北鮮軍の戦線」を分断し、南鮮の北鮮軍を全滅させ、休戦となるや「38度線」を境界線として今日にある。

◎トルーマン大統領・対日講話に動く
 昭和26年1月1日・トルーマン大統領は「特別代表にダレス(前国務長官)を任命」し、日本の首相吉田茂と接渉せしめた。朝鮮戦争勃発の半年後であった。
 この陰には「ソ連(共産軍)の動き」を警戒し、「日本列島をソ連・中共の支配には与えない」があったわけで、「日本を独立」させ、日本軍の復活を図り、共産軍の侵略を防ぎ、アジアのー角に「自由主義」を守る第一線に日本を置きたかった。

 日本はこれに応えて「警察予備隊(後の自衛隊)を創設(昭和25年8月10日)し、「旧陸海軍の将兵」を集めた。
 その前年(昭和24年12月1日)に、薄介石軍(中華民国)は台湾に亡命していた。これに対して旧日本軍将校団(白団)が結成」され、「蒋介石軍の再教育」に当たった。当然、米軍の陰の支援があった。
 こうした「対共産軍」に対する防衛が着々と進められている中での「朝鮮戦争の勃発」であり、アメリカは、速やかに「日本を独立」させる必要があったが、既に「日本の骨抜き作戦」は効を奏し、「日本を護る」という意識は皆無となっていた。
 ましてや「共産革命を煽る労働運動は過激化」し、日米平和条約・日米安全保障条約の発効も「日米安保反対」の叫び声に消され、炭坑ストライキを発生させ、日本のエネルギー政策に大きなヒビを入れた。此の背後に「米軍内の共産主義者」がいたのである。

 昭和25年2月9日・米共和党上院議員マッカーシーの爆弾宣言「米国協省内に57人の共産党員がいる」と指摘し、日本占領軍(GHQ)内でも共産党員は追放された。これを世に「マッカーシー旋風の赤狩り作戦」という。

 此の「日本国内の赤(共産主義者)の勢力」は、日本を支配し、一時、社会党内閣(片山哲=昭和22年6月1日〜昭和23年2月10日)があった。
 しかし、米国の本音は「日本は自由主義の砦」であった。だからこそ「日本独立」を与えたかった。それが昭和27年4月28日に実現したのである。

◎日の丸は日本国家の象徴である
 世界各国にある「日本大使館・総領事館」の玄関には「菊の紋章」が燦然と輝いているが、大使や領事執務室には「日の丸」の国旗が立てられている。
 大使館、領事館の庭にも「日の丸」の国旗がひるがえっている。 まさに「日本国家の象徴」なのである。
 当然、日本国内の「公官庁」にも「日の丸」の旗はひるがえり、総理大臣執務室や各省庁大臣執務室にも「日の丸」の旗は立て掛けられているo

 それなのに「日本の家庭」から「日の丸」の国旗は消えた。その理由に「家の玄関」に国旗を掲げる装置が付けられていない。ましてや「賃貸マンション」では、そうした装置は付けられない。だから、各家庭から「日の丸」の国旗は消えてしまった。

◎卓上・国旗(日の丸)を置こうよ
 国際親善パーティーなどで見かける「卓上国旗」を、家庭の卓上、またはテレビの上にでも置こうよ。
 日本再生を叫ぶ「小泉首相」だが、国旗掲揚運動を、なぜ提唱しないのか?
 このことは是非提唱してほしい。このことは各省大臣に提案したい。

 「卓上国旗」は、決して高価なものではない。
 ほんの、ちょっとした「小遣銭」で買える価格である。我々は、まとめて買い、それを頒布するであろう。心ある日本人よ! 特に「御婦人」の御協力を願う。
なんとなれば「奥様が財布」を握っていられるからだ。
 こうなると「日本再生の意識」は御婦人の意識によって昂揚するもののようだ。

 古来いう「女なくては夜の明けぬ国。日本(おおやまと)」と。

 是非、卓上また床の間、TVの上に「卓上国旗(日の丸)」を置いて欲しいと願う。それは「国旗」が日本国民のアイデンティティであってほしいからである。
日の丸を「日本再生の鍵」にしたい。

 最後に美しい言葉で結びたい。
 「日の丸の旗」は「日の御旗」と呼んでいたことがあると「広辞苑」は述べている。

(平成14年4月2日 山蔭基央記)

    


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