セントラル
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パシフィック
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5月20日 【東京D】 巨人9勝3敗
【巨人】○入来[9] 【本塁打】佐伯3号ソロ(1回入来)、仁志8号2ラン(3回バワーズ) 元木3号ソロ(4回バワーズ) 【ひとくち感想】 巨人の完勝。横浜の選手レベルやら采配云々がプロのレベルに達していないので、それ以外に書きようが無い。 こんな試合しかできないのなら、プロ野球として試合をやる意味が全く見つからないが。 次から公式戦ではなくエキシビジョンマッチとかにするしかないのでは。 バワーズは投手では横浜久々の当たり外人なのだが、パリーグにでも行った方が本人のためには幸せかも。 少なくとも横浜にいる限りは幸せにはなれない。 【神宮】 ヤクルト7勝2敗
【ヤクルト】石井一[7]―石井弘[3] 【本塁打】池山3号ソロ(9回葛西)、ペタジーニ15号3ラン(10回遠山) 【ひとくち感想】 石井一に出しぬけカマして、せっかくリードしたものの、 9回池山に一発食らって追いつかれ、 10回フォアボール2つ出してペタジーニに一発食らってThe End。 阪神らしいといえば阪神らしいが、成本が押さえと決めたのなら昨日2点取られているからとはいえ、 何故9回頭から出さないのかが理解できない。 点を取られないのが押さえではなく、試合に勝つことが押さえの役割なのだ、 この場面で使わないのなら成本を押さえに指名したこと自体ナンセンスだ。 【佐賀】 広島5勝3敗
【広島】○長谷川[5]―菊地原[2/3]―玉木[1 1/3]―小林[1]―Sシュールストロム[1] 【本塁打】ロペス10号ソロ(5回武田) 【ひとくち感想】 ベテランと呼ばれる投手に0点で押さえるというのを期待するのは根本的に間違いだ。 すなわち中日に限ったことではないが、 ベテランの投げる試合では、1点取っただけでは、 当然よほどの事がなければ勝つことはできないということだ。 今日の敗因は武田云々よりも打線の責任なのだが、 ゲッツー連発の味方打線を見れば、ベテラン投手でなくてもゲンナリして押さえなきゃ勝てないなと思うのは間違い無いし、 その気負いが失投を生むのは間違い無い。 【長野】 西武9勝2敗
【西武】○石井[6]―デニー[1]―帆足[2] 【本塁打】中島聡1号満塁(5回下柳)、小関2号ソロ(6回立石) 【ひとくち感想】 日本ハムは、負けても『戦力が揃わんから』というのを逃げ道にして、 覇気の無い試合を重ねていることにはすっかり閉口しているのだが。 当初はしょうがないと同情していたが、 試合をしているうちに『こんな試合なら別にフルメンバーでも結果は一緒』ということに気がついてきたのかもしれない。 【千葉マリン】 千葉ロッテ6勝6敗
【千葉ロッテ】ミンチー[7]―山崎[2] 【本塁打】福浦9号ソロ(9回山村)、平井1号2ラン(9回山村) 【ひとくち感想】 ミンチーは、もはやローテーションがきっちり回るだけが取り柄なのだが、 今の日本野球ではそれすらままならん投手が多いので、 それよりはよほどマシだろう。 全く勝てないわけではないのだし。 【福岡D】 福岡ダイエー5勝4敗
【福岡ダイエー】永井[3 1/3]―○岡本[2 2/3]―吉田[2]―ペドラザ[1] 【本塁打】 【ひとくち感想】 確かに昨日は『両チームのセットアップがガンガン出てくる接戦になりそうだ』と書いたが…(苦笑)。 まぁ福岡ドームの試合なんでファンは満足でしょうけど。 第三者からすれば序盤で見る気無くなるような試合はもっと避けて欲しいかと…。 |
5月19日 【東京D】 巨人8勝3敗
【巨人】○高橋尚[5 1/3]―三浦[2/3]―柏田[1]―条辺[1]―S岡島[1] 【本塁打】松井9号2ラン(1回河原)、清原7号2ラン(3回中野渡) 石井琢1号ソロ(6回高橋尚)、仁志7号ソロ(6回竹下) 【ひとくち感想】 なぜ巨人戦がらみの試合は草野球並の凡プレーが続出するのか? そのチームにいともあっさりやられる横浜もかなりダメっぷりだが。 まぁ、こういう試合を見ていると日本の野球の将来をものすごく心配してしまうのだが、 それはそれとして、両チームとも同じミスを何度も繰り返すのだけはヤメて欲しい。 それさえ無くせば少しは見れる野球になるはずなのだが…。 【神宮】 ヤクルト6勝2敗
【ヤクルト】●山部[2]―本間[2]―ハースト[2]―島田[2]―松田[1] 【本塁打】ペレス2号ソロ(3回本間)、池山2号ソロ(6回カーライル) 【ひとくち感想】 ヤクルトは初回から再三チャンスをもらっていたにもかかわらず、 全くモノにできないうちに流れはサッサと阪神へ行ってしまった。 対照的に阪神は珍しくきっちり点を取っていた訳で、 これではいくらなんでも阪神が勝って当然だろう。 ヤクルトが阪神をナメていたとも思えないが、勝ったり負けたりでは巨人にプレッシャーはかけられない。 このチーム状態であまり過度の期待を背負わせるのもどうかと思うが、 現状は打倒巨人の一番手なのだから、厳しい見方をせざるおえない。 【佐賀】 広島4勝3敗
【広島】○高橋[7 2/3]―玉木[1/3]―Sシュールストロム[1] 【本塁打】ディアス12号ソロ(1回前田)、山崎武9号ソロ(2回高橋) 山崎武10号ソロ(7回高橋) 【ひとくち感想】 今日の試合で分かる通り、中日の得点能力は3点ぐらいだ。 なので、単純に4点を追いかける展開になればまず勝てないし、 中日は先発が命で、先発の出来が悪ければ、追いかけてひっくり返すのは容易でなく、 勝つ確率はモノの見事に落ちるチームだということが分かる。 そうなると先発にかかる比重が大きくなるのだが、 先発に山本昌、前田、武田とある程度の失点を覚悟しなければいけないベテラン勢が占めているところに このチームの泣き所というか弱点というか、矛盾点が存在するわけだ。 なので、ここをなんとかしない限り優勝云々は苦しいのではないだろうか? 【長野】 西武8勝2敗
【西武】許[5 1/3]―土肥[1 1/3]―後藤[1 1/3]―橋本[2/3]―○森[1/3] 【本塁打】井出3号ソロ(8回後藤)、カブレラ23号3ラン(9回ミラバル) 【ひとくち感想】 せっかく井出のホームランでなんとか追いついたのに、 カブレラに美味しくいただかれちゃいました。 まぁ、昨日カブレラ相手に逃げ回っていたのでこういう逃げれないケースが来た時に困る訳で、自業自得でしょう。 【千葉マリン】 千葉ロッテ6勝5敗
【千葉ロッテ】小野[6 0/3]―藤田[2/3]―吉田[2 2/3]―小林雅[1 2/3]―●和田[1/3]―山崎[0/3]―渡辺俊[2/3] 【本塁打】メイ9号ソロ(6回門倉)、福浦8号ソロ(9回柴田) 中村15号満塁(12回渡辺俊) 【ひとくち感想】 福浦の起死回生のホームランで追いついたものの、 最後には中村に満塁弾を打たれて万事休す。 1アウト満塁で中村では攻めに余裕が全くなかった。 ただし、中村も1点とれば十分でホームランなんかいらないところで、 グランドスラムを叩きこめるのが役者の違いか。 【福岡D】 福岡ダイエー4勝4敗
【福岡ダイエー】●若田部[4 2/3]―誠[1 1/3]―広田[1 0/3]―佐久本[2] 【本塁打】アリアス15号2ラン(1回若田部)、ビティエロ2号2ラン(6回誠) ビティエロ3号ソロ(8回広田) 【ひとくち感想】 オリックスが24安打17得点で昨日の倍返し。 逆にダイエーも敗戦処理投手が続々出てくるダメージの全く少ない負け方で、 さすが調子のいい両チームらしく負けっぷりがいい。 3戦目は両チームのセットアップがガンガン出てくる接戦になりそうだが…。 |
5月18日 【東京D】 巨人7勝3敗
【巨人】○メイ[6 1/3]―木村[1 2/3]―柏田[1] 【本塁打】高橋由9号2ラン(3回小宮山)、江藤12号ソロ(3回小宮山) 江藤13号2ラン(7回森中)、阿部3号ソロ(7回森中) 【ひとくち感想】 今横浜があの阪神を上回り12球団一の弱さだというのは全く異論の無いところであると思うが、 今日も期待にたがわず、完璧な負けッぷりを見せてくれた。 ここまでのヘッポコぶりならファンも納得だろう。 大矢監督がせっかく育て上げたものを権藤で潰し、森でトドメを刺した訳で、これで勝てというのはいくらなんでも無茶だ。 ただ、気にすることはない。このチームのファンは負けるのには慣れている。 来年の飛躍の為に、未来のある負け方ならばどんどんしてもらってかまわないが、 逃げ回るピッチングをする投手や、心意気の見せない守備や打撃をする選手だけはとっとと球界から追放したほうが良い。 それが主力だろうと未来のある若手でもだ。 ただし、若手選手に対しては、『若いんだし多少失敗してもいいから逃げないで思いきって行け』の一言が首脳陣からなぜ言えないのか? その一言が言えていれば出てくる若手投手が次々とここまで無様な投球はしないはずなのだが。 小宮山に関しては桑田と同じぐらいどうでもいい投手なのでここではコメントしない。 巨人に関してもいっしょ。 メイをここまで引っ張れたのは横浜が間抜けだからだ。 こういう根本的な問題を相変わらず勝ったことで放置し何の手も打たないことの方が問題なのだが。 【神宮】 ヤクルト6勝1敗
【ヤクルト】○入来[7]―高橋一[2] 【本塁打】星野修1号ソロ(2回入来)、ラミレス8号2ラン(2回舩木) ラミレス9号2ラン(6回弓長)、矢野3号ソロ(8回高橋一) 【ひとくち感想】 川尻をトレードに出したほうが良いというのは前回書いたとおり。 野村が監督である以上、この状態では阪神に置いておくメリットは無い。 以外にもこの投手アメリカのメジャーでは評価が高いらしいので、これをタマにしてメジャーの外人でも取ったらどうか? でも阪神の外人取得能力からすればハズレ掴まされるのは確実だろうが。 悔しかったら、ランディ・ジョンソンとかサミー・ソーサぐらい連れてきたらどうか。 【前橋】 西武7勝2敗
【西武】○松坂[7 2/3]―土肥[2/3]―S豊田[2/3] 【本塁打】鈴木6号2ラン(2回金村)、カブレラ22号3ラン(3回金村) 田中賢2号ソロ(7回松坂)、奈良原2号ソロ(8回松坂) 【ひとくち感想】 松坂は7回途中で3失点なら合格でしょ。 いまやその程度の投手ですし。 今やカブレラの方が大人気な情勢で、世間の注目やら報道陣をそちらに十分引き付けてますんで、 自分を見つめなおすイイ機会ではないかと。 【千葉マリン】 千葉ロッテ6勝4敗
【千葉ロッテ】○加藤[8]―S小林雅[1] 【本塁打】初芝6号2ラン(6回赤堀) 【ひとくち感想】 今日のセリーグの2試合よりはよほど面白い試合。 これで13000しか入らないんだからパリーグはやってられない。 世の中矛盾に満ちているわけだが、 せっかくだからここを見てる人ぐらいは、つまらん試合には行かない。面白い試合には行く。というように心がけて欲しいが。 それはそれとしてロッテの加藤は今後さらに出てきそうな左ピッチャーなので多いに注目されたし。 リーグを代表する左腕になると言ったら言い過ぎか。 【福岡D】 福岡ダイエー4勝3敗
【福岡ダイエー】○ラジオ[9] 【本塁打】藤井7号ソロ(2回ラジオ)、城島12号2ラン(5回小倉) 松中11号ソロ(7回小倉) 【ひとくち感想】 オリックスは負けたがダメージの少ない負け方。 この辺はさすが仰木といったところか。 完全にダイエーの勝ちパターンなので、これならあきらめもつき明日に引きずらないし、小倉をよく引っ張って投手もきっちり温存できた。 オリックスとしては、この3連戦は3つ負けなければいいと思っているだろう。 |
5月17日 【福岡D】 巨人6勝3敗
【巨人】○上原[7]―S岡島[2] 【本塁打】クルーズ8号2ラン(4回上原)、高橋由8号ソロ(4回ハンセル) 清原6号ソロ(6回ハンセル) 【ひとくち感想】 今日が一番マシな試合をしていた。 とはいえマシなだけでとてもプロ野球の試合と呼べる代物ではなかったが。 所詮は中州で遊ぶのが主目的な無意味な遠征としか言いようがない。 少なくともこの試合で新たなファンを開拓などはできない。 というより、野球を初めてみる素人サンにこれが野球なのかと思われたらかなりの屈辱だ。 これならダイエーの試合を見てた方が一億倍マシである。 【神宮】 ヤクルト4勝4敗2分
【ヤクルト】前田[6 0/3]―ハースト[1]―●山本[1]―松田[1] 【本塁打】岩村6号ソロ(2回山内) 【ひとくち感想】 8回の倉のセンター前ヒットで2塁を飛び出した金本を刺そうとペタジーニがカットしたところが賛否を呼びそうだが、 ペタジーニの凡ミスかというとこれはかなり難しいところだ。 金本の巧走ではあるのだが、ペタジーニが神宮でしかも相手の広島投手陣の実力を考えて1点なら返せるだろうから、 ここで1点は取られても確実にアウトを取る(アウトでチェンジなので追加点は無い)と考えても間違いではないと思うし、 終盤の8回で1点を争う試合ではカットは絶対ない(ただしこれが本塁セーフなら大量失点も)と考えても間違いではないだろう。 結果としてはこれが決勝点になったが、この辺の正解が無いのが野球の深いところだ。 【横浜】 横浜4勝4敗
【横浜】ホージマー[3 0/3]―中野渡[2]―竹下[1]―木塚[2]―○斎藤[1] 【本塁打】ティモンズ4号満塁(3回ホージマー)、井上2号ソロ(4回ホージマー) 福留5号ソロ(9回斎藤) 【ひとくち感想】 基本的にホージマーが通用するのは一巡だけ。 斎藤隆はイレコミ過ぎ。しかも福留に打たれてさらに気合がカラ回りした。 ただし、外角しか打てないゴメスに外角を要求した相川のリードを見ていると谷繁からレギュラー奪うのはいつになることやらと感じた。 中日は山本昌の登板と鈴木尚勝負は間違いではなく、現に計算どおりに鈴木尚のは打ち取った当たりではあった。 ただし、自らの守備がド下手な(カバーリングが遅い)とこまでは計算はしてなかっただろうが。 |
5月16日 【横浜】横浜−中日は中止 【福岡D】 巨人5勝3敗
【巨人】●鄭ミン哲[4 2/3]―野村[1/3]―木村[1]―柏田[2]―岡島[1] 【本塁打】クルーズ7号ソロ(4回鄭ミン哲)、藤本1号2ラン(5回鄭ミン哲) 川相1号ソロ(5回井川) 【ひとくち感想】 今日も昨日の試合とさほど変わらない。ボーク、エラー、拙攻、走塁ミスととてもプロとは思えないスペシャルプレーを連発。 そろそろ客もナメた凡プレーには敵味方なく怒った方が良い。 そうしないと日本野球のレベルが上がらない。 【神宮】 ヤクルト4勝3敗2分
【ヤクルト】ニューマン[1 0/3]―○本間[4 0/3]―山本[1]―島田[1]―石井弘[1]―S高津[1] 【本塁打】 【ひとくち感想】 今日もニューマンがいきなり肩に違和感だか何だかで緊急降板。 最近ヤクルトに限らず先発が怪我で緊急降板が多いがどうなっているのか? 労働条件の悪い中継ぎなら同情の一つでも言ってねぎらいたいところだが、 先発というのは登板間隔もある程度空けて、その間は好きに調整できる、ほぼ毎日肩を作らなければならない中継ぎに比べヌルい条件にもかかわらずだ。 ハッキリ言ってナメてるとしか思えないのだが。 【GS神戸】 オリックス5勝2敗1分
【オリックス】○金田[8]―徳元[1] 【本塁打】藤立1号ソロ(4回前川)、進藤6号3ラン(4回前川) 【ひとくち感想】 前川の中一日は絶対やってはいけない禁じ手。 せっかくローテーションの軸になるピッチャーになろうとしているのだから、 我慢して、きっちりローテーションで回してやるべき。 これをやっていいのはオールスター前とシーズン終盤の一戦必勝のトーナメント状態になった時だけだ。 こういう使い方は調子の良いときに作ったリズムや自信を無くす最悪な起用だ。 【石川】 千葉ロッテ7勝3敗
【千葉ロッテ】○黒木[7 0/3]―藤田[1/3]―S小林雅[1 2/3] 【本塁打】堀1号2ラン(4回三井) 【ひとくち感想】 黒木と三井は同じような出来であまり良くなかった。 勝負を分けたのは、再三ランナーを出してやられそうでも粘るところはキッチリ粘った黒木と、 初回にあっさり先制され、せっかく味方が逆転したはいいが、4回に先頭打者にフォアボールを出して、一発でひっくり返された三井の 格の違いともキャリアの違いともいえなくも無いが、 『黒木では死んでも負けられない』ロッテと、『三井なら負けても、まぁしょうがない』西武とのチーム事情の違いでもあるだろう。 |
5月15日 【福岡D】 巨人5勝2敗
【巨人】入来[2 2/3]―三沢[1/3]―○西山[2]―木村[1]―柏田[1]―三浦[0/3]―S条辺[2] 【本塁打】 【ひとくち感想】 一体この試合の何を書けばイイのか良く分からないが、 少なくとも分かっていることはこれは野球の試合ではないし、 去年日本一のチームのやるべき試合ではないということだ。 とにかく巨人と阪神で日本野球の品位を落としているのは間違い無い。 この試合内容ではテレビの視聴率が落ちるのも当然といえば当然だろう。 【横浜】 横浜3勝4敗
【横浜】バワーズ[7]―斎藤[2]―●木塚[1] 【本塁打】福留4号ソロ(9回斎藤) 【ひとくち感想】 斎藤は良いボールを投げて潜在能力の高い投手なのだが、 これまでエースとしての出世の妨げになってきたのは 集中力の無さというか勝負所の分からなさで不用意に打たれたりフォアボールを出したりして自滅するパターンなのだが、 今日はそれがものの見事に出たといえよう。 先に上げたことを考えると、斎藤を押さえに仕立て上げるなら、 慣れるまでは味方の攻撃で集中力の切れる8回からの登板は極力避けなければいけない。 それをしなかったから打たれる確率が上がったということだ。 勝つためには少しでも負ける確率を落とさなければいけない訳で、 そう言う意味では迂闊といえば迂闊な起用でもある。 木塚がゴメスに打たれたのは外そうとしたボールがど真ん中にいっただけ。 疲れているからタダでさえ悪いコントロールがさらに悪くなるわけだ。 とにかく毎日毎日投げさすのは即刻やめなければいけない。 【神宮】 ヤクルト3勝3敗2分
【ヤクルト】○藤井[7]―ハースト[1]―松田[1] 【本塁打】古田5号ソロ(2回佐々岡)、岩村5号ソロ(2回佐々岡) ラミレス7号ソロ(2回佐々岡)、稲葉7号ソロ(4回菊地原) ペタジーニ14号ソロ(4回菊地原)、稲葉8号ソロ(6回林) 【ひとくち感想】 ヤクルトは神宮での戦い方を良く知っているだけに始末が悪い。 投手の出来が悪かったり、不用意にストライクを取りに行くとこうなる。 ただし、今日の佐々岡は同じく狭い広島をホームグラントにしているチームとは思えない不用意さで、あまり同情の余地はないが。 【GS神戸】 オリックス4勝2敗1分
【オリックス】戸叶[4 1/3]―嘉勢[1 2/3]―山口[1 2/3]―山崎[3 1/3]―○具[1] 【本塁打】ローズ16号ソロ(3回戸叶)、中村14号ソロ(6回嘉勢) 谷5号ソロ(8回香田)、アリアス14号ソロ(8回香田) 【ひとくち感想】 オリックスが快進撃を続けている中で思うことなのだが、 去年までいたイチローは果たしてチームのためになっていたのかどうか、 ものすごい疑問に思うのだが。 今年イチローが抜けて、チームの投打に絶妙なバランスが生まれているのだ。 早い話が、イチローは客寄せパンダとしてしかチームに貢献していなかったのではないだろうか。 ただ、それがプロとして一番重要といってしまえばそれまでなのだが。 【東京D】 日本ハム3勝5敗
【日本ハム】●関根[5 2/3]―立石[0/3]―高橋憲[1/3]―サンダース[1]―山原[1]―芝草[1] 【本塁打】小久保17号2ラン(1回関根)、松中10号ソロ(4回関根) 城島11号2ラン(6回関根)、秋山1号ソロ(6回関根) 秋山2号ソロ(8回山原) 【ひとくち感想】 一発の怖さといってしまえばそれまでなのだが、 今日の関根はインコースに投げても、アウトコースに投げても少しづつ中に入っていた。 これに加え、ダイエー打線の体勢を崩してムリヤリ長打にするというピッチャーにとっては泣きの入るツキの無さでは、 もう勝ち目はなかったか。 【福井県営】 千葉ロッテ6勝3敗
【千葉ロッテ】○ミンチー[5 2/3]―藤田[0/3]―吉田[1/3]―小林雅[1] 【本塁打】松井9号ソロ(6回ミンチー) 【ひとくち感想】 今日も西口は6回途中までで134球である。もし完投すれば170球ぐらいいっているだろう。 これは何度も言うがあきらかに多すぎる。 直せるくらいならとっくに直していると言われればそれまでだが、 少しは意識して球数を減らす努力をしないと今後も競り負けるケースが増えるだろうし、良いことはあまり無い。 はたから見ていると配球を少し変えればいいのにとか思うのだが…。 |
5月14日 【GS神戸】 オリックス3勝2敗1分
【オリックス】○戎[6]―田村[2/3]―大久保[2 1/3] 【本塁打】ローズ15号ソロ(4回戎)、谷4号2ラン(6回岡本) 【ひとくち感想】 戎がここまでかかってやっとほぼ去年の状態に戻った。 早い話がキャンプで出遅れれば単純に調子が出るまでに、ここまで時間が掛かるということで、 キャンプというのは以外に重要だというのが分かる。 前川はそろそろ疲れが出る頃。 開幕から、一年通して働いた経験の少ない投手がブッ飛ばしていくと、最初に疲れが出てつまずくのがGW明けのこの辺だ。 【東京D】 日本ハム3勝4敗
【日本ハム】○下柳[7 2/3]―高橋憲[1/3]―芝草[1] 【本塁打】井出2号ソロ(5回星野)、田中幸6号3ラン(5回誠) 井口11号3ラン(8回下柳) 【ひとくち感想】 下柳は丁寧に投げていた。8回の井口のスリーランは初回から飛ばしていたからバテただけでご愛敬だろう。 毎回これぐらい丁寧にいければいいのだが。 あと、ダイエーの松中は左投手(下柳・高橋憲)にタイミングがぜんぜん合っていないでフォームが完全に崩れていた。 今後も左投手にはだいぶやられそうだ。 |