パリーグ開幕シリーズの結果



3月28日

【大阪D】 大阪近鉄2敗
四死球 1 0 2 2 0 0 1 0 0 6
ヒット 0 1 4 1 1 2 4 1 0 14
福岡ダイエー 0 0 3 0 0 0 3 1 0 7
大阪近鉄 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4
ヒット 2 1 0 1 1 0 0 3 1 9
四死球 1 0 1 0 0 0 0 1 0 3
【福岡ダイエー】○山田[7 0/3]―吉田[1]―ペドラザ[1]
【大阪近鉄】●山村[2 1/3]―柴田[2/3]―宇高[2/3]―加藤[0/3]―赤堀[3 1/3]―香田[2]
【本塁打】小久保1号ソロ(7回赤堀)、小久保2号ソロ(8回香田)
     川口1号ソロ(8回山田)、中村1号3ラン(8回山田)
【ひとくち感想】
ダイエー強い。っつーか中村にホームランが出だしたら、もうチーム自体ははどうでも良い状況なので、近鉄の成績も急降下だ。
中村がチームバッティングしているうちはなんとか食いついていけそうなのだが。


【千葉マリン】 千葉ロッテ1敗1分
四死球 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 1 3
ヒット 0 0 1 0 1 0 1 2 0 1 0 0 6
日本ハム 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
千葉ロッテ 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2
ヒット 0 0 1 2 2 0 0 1 0 0 0 1 7
四死球 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2
【日本ハム】関根[9]―高橋憲[1]―新谷[1]―ミラバル[1]
【千葉ロッテ】加藤[7 1/3]―吉田[1/3]―藤田[1/3]―小林渥[1/3]―川井[1/3]―和田[2/3]―小林雅[2 2/3]
【本塁打】
【ひとくち感想】
今期初のドロー。両チーム決めてナシ。お疲れ様です。



【GS神戸】 オリックス1勝1敗
四死球 0 1 0 1 0 0 1 1 1 2 7
ヒット 2 1 0 1 2 1 0 0 3 1 11
西 武 2 1 0 0 1 1 0 0 1 3 9
オリックス 2 1 2 0 0 0 1 0 0 4X 10
ヒット 2 3 2 1 0 1 2 1 0 4 16
四死球 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0 3
【西武】許[2 1/3]―水尾[2 2/3]―三井[1]―デニ−[2/3]―土肥[1]―●森[2]
【オリックス】小倉[5]―山口[1 2/3]―具[2 1/3]―○今村[1]
【本塁打】カブレラ2号2ラン(1回小倉)、マクレーン1号ソロ(2回小倉)
     五十嵐1号2ラン(3回許)、マクレーン2号ソロ(6回山口)
【ひとくち感想】
西武はこれで負けるのか…。
いくら投手陣がよくても、貧打、ザル守備陣ではどうしようもないだろう。
しかもタマに2連続で打線爆発しているわりに1勝1敗だ。
これで最下位転落。東尾の首元も早々に寒くなってきた。

3月27日

【大阪D】 大阪近鉄1敗
四死球 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2
ヒット 1 1 2 1 3 0 0 0 1 9
福岡ダイエー 0 0 1 0 3 0 0 0 0 4
大阪近鉄 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ヒット 1 1 1 0 0 1 0 1 2 7
四死球 1 0 1 1 0 0 0 0 0 3
【福岡ダイエー】○星野[5]―渡辺正[1]―岡本[1]―吉田[1]―ペドラザ[1]
【大阪近鉄】●岡本[4 1/3]―盛田[1/3]―湯舟[1 1/3]―愛敬[2]―柴田[1/3]―宇高[2/3]
【本塁打】
【ひとくち感想】
近鉄はなぜにこういう試合でも投手を浪費するのか?まったく無駄。
それともダイエーの中継ぎ、押さえ陣相手に4点差を絶対逆転できると踏んでいたのだろうか?
ただでさえ少ない投手陣のやりくりをどうするつもりか?



【千葉マリン】 千葉ロッテ1敗
四死球 0 0 0 0 0 0 1 1 1 3
ヒット 1 1 0 3 0 1 1 0 2 9
日本ハム 0 0 0 0 0 0 2 0 1 3
千葉ロッテ 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2
ヒット 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2
四死球 0 1 2 0 0 0 0 0 0 3
【日本ハム】○立石[8]―Sミラバル[1]
【千葉ロッテ】●小野[8 2/3]―吉田[1/3]
【本塁打】ボーリック1号ソロ(4回立石)、金子2号2ラン(7回小野)
【ひとくち感想】
小野は悪いなりに粘っていた。
ただし、こういう後味悪い敗戦で小野自身が連敗地獄に嵌る可能性は十分。
俗に言う2年目のジンクスという奴だが。
日ハムは今日みたいに偶然投手が好投しないと相変わらず苦しい。
自らの打線により力ずくで勝てる状態ではない。



【GS神戸】 オリックス1敗
四死球 0 1 1 0 0 0 0 1 0 3
ヒット 1 6 2 0 2 3 1 1 1 17
西 武 0 5 2 0 0 3 0 0 0 10
オリックス 0 0 0 0 4 0 0 0 1 5
ヒット 1 1 0 0 3 0 0 1 1 7
四死球 0 0 1 0 3 0 0 0 1 5
【西武】西崎[1/3]―○帆足[4 1/3]―潮崎[3 1/3]―森[1]
【オリックス】●川越[3]―嘉勢[2 1/3]―木田[3 2/3]
【本塁打】カブレラ1号3ラン(6回木田)、葛城1号ソロ(9回森)
【ひとくち感想】
西武打線謎の大爆発(笑)。
普段サッパリ打てないのに突如バカみたいに打線が爆発するのが貧打線の典型症状。
明日も打てるとはまったく限らない。
ただし、現状のオリックス投手陣なら打つかも分からないが。
とはいえ西崎が内転筋痛めて降板し、破れかぶれで出した帆足がナイスピッチとツキは十分。
博打監督東尾の本領発揮か。

3月25日

【東京D】 日本ハム2敗
四死球 0 1 0 2 1 0 0 1 1 6
ヒット 0 1 0 1 2 0 2 1 0 7
大阪近鉄 0 1 0 1 1 0 1 0 0 4
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
ヒット 0 0 0 0 1 1 1 2 0 5
四死球 1 1 0 0 0 0 2 0 0 4
【大阪近鉄】○前川[9]
【日本ハム】●岩本[8]―オーミー[2/3]―ミラバル[1/3]
【本塁打】ローズ1号ソロ(2回岩本)
【ひとくち感想】
日ハムは相当やばい。
当初から打線は心配ないと言われていたし、
チームとしてもそのつもりでいただろう。
それが、オバンドー、片岡、井出と相次ぎ故障。
心配なかったはずの打線が大幅低下の異常事態。
これでは、投手陣があいかわらず1試合4点は覚悟しなければいけない状態なだけに、
なすすべもないか。
ここを耐えきれるかダメかで早々とペナントを脱落せざるおえない状況に追い込まれる。
それに去年大カモだったはずのロッテが西武相手に連勝。
日ハムには開幕早々逆風吹きまくりだ。
近鉄の前川は今日は押さえたが次も押さえれる保証はまったくない。
投手陣の戦力は無いに等しく投げてみな分からんので打線が調子いいうちに勝ちまくりたいが…。



【西武D】 西武2敗
四死球 0 1 3 0 2 2 0 0 1 9
ヒット 2 1 0 2 0 1 1 2 0 9
千葉ロッテ 2 0 1 0 0 2 0 1 0 6
西 武 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
ヒット 1 0 0 2 1 1 1 0 0 6
四死球 0 2 0 0 1 0 0 0 0 3
【千葉ロッテ】○ミンチー[7]―藤田[2/3]―吉田[1 1/3]
【西武】●石井[3 1/3]―三井[2 2/3]―土肥[1 1/3]―潮崎[1/3]―橋本[1 1/3]
【本塁打】メイ1号2ラン(1回石井)
【ひとくち感想】
西武の今年の苦闘を暗示する試合。
象徴はロッテの2度のメイの盗塁失敗。
1つは3回に1点取って押せ押せの場面でなぜか3盗を仕掛け失敗、
もうひとつはノーアウト1塁、バッター初芝でエンドランをかけて三振ゲッツー。
次がボーリックであるにもかかわらずだ。
これだけ見ても、ハッキリ言って西武はロッテに見下ろされている。なめられているのだ。
これはある意味、優勝狙うチームとして屈辱以外の何物でもないと思うのだが。
それに以前の西武とちがい、アバウトな攻撃しかできないので、勝負どころや序盤に1点確実に取りにいけるチームではなくなってしまったため、今後も投手陣に負担がかかりまくる。
ただし、もうシーズン始まってしまったので、こんなものもうどうしようもない。
なんとか現有戦力でやりくりしなければいけないのだが…。監督があれでは…。



【福岡D】 福岡ダイエー1勝1敗
四死球 0 1 0 1 1 0 0 0 2 5
ヒット 1 0 2 1 0 0 0 3 1 8
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
福岡ダイエー 0 0 0 2 2 0 0 0 X 4
ヒット 1 1 0 3 2 1 0 0 0 8
四死球 0 0 1 1 0 0 1 0 0 3
【オリックス】●加藤[4 1/3]―木田[1 2/3]―山崎[2/3]―嘉勢[1/3]―今村[1]
【福岡ダイエー】○田之上[8 2/3]―Sペドラザ[1/3]
【本塁打】バルデス1号2ラン(5回加藤)
【ひとくち感想】
ダイエーの地力勝ち。
ただ、オリックスにしてみれば1勝1敗で上等だ。

3月24日

【東京D】 日本ハム1敗
四死球 1 1 0 0 0 0 0 0 2 4
ヒット 1 1 0 1 4 1 3 1 1 13
大阪近鉄 0 1 0 1 4 0 3 1 0 10
日本ハム 5 1 0 0 0 0 1 0 2 9
ヒット 5 2 0 0 0 1 3 0 1 12
四死球 0 0 0 1 1 0 0 0 1 3
【大阪近鉄】門倉[1 1/3]―柴田[2/3]―宇高[2]―○加藤[2 1/3]―盛田[1/3]―湯舟[1/3]―S大塚[2]
【日本ハム】金村[5]―建山[2/3]―●高橋憲[1 1/3]―斎藤[1]―厚沢[1]
【本塁打】島田1号2ラン(1回門倉)、田中幸1号2ラン(1回門倉)
     金子1号ソロ(2回門倉)、ガルシア1号ソロ(4回金村)
     磯部1号3ラン(7回高橋憲)、中村豊1号ソロ(7回加藤)
     大村1号ソロ(8回斎藤)、田中賢1号2ラン(9回大塚)
【ひとくち感想】
この試合は感想書きようないな…。
ホームラン8本と見た目は派手でいい宣伝になったかもしれんが…。
近鉄は先発が早々と木っ端微塵な上、
相変わらず先発で取ったハズの湯舟をつぎ込んだり良く分からない継投するし、
日本ハムの金村も金村で5点差を守れない不甲斐なさ。
オバンドー、片岡がケガと踏んだり蹴ったり。
まだ点数の割にフォアボールが少ないのが試合としては救いどころがあるのだが。
ただし、パリーグの目の肥えたファンが緊張感のある開幕戦で見たいのは
こんな試合ではないだろ…。
こんなのはセリーグのアホファンが喜ぶ試合だ。



【西武D】 西武1敗
四死球 0 3 2 0 0 1 0 0 1 7
ヒット 0 2 2 0 0 2 0 0 1 7
千葉ロッテ 0 2 2 0 0 2 0 0 0 6
西 武 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3
ヒット 2 0 0 0 1 0 0 1 0 4
四死球 2 0 0 1 0 0 0 0 0 3
【千葉ロッテ】○黒木[8]―S小林雅[1]
【西武】●松坂[6]―水尾[1]―潮崎[1 0/3]―土肥[2/3]―デニー[1/3]
【本塁打】
【ひとくち感想】
松坂の弱点が改めて浮き彫りになった試合。
初回が良く見えたのは力任せに投げたストレートがたまたまストライクゾーンに行っていただけ。
・全力ストレートがストライク入らない→カウント悪くする→カウント取りに行くスライダー狙い撃ち
または、
・全力ストレートがストライク入らない→カウント悪くする→カウント取りに行く抜いた140Km前半のストレート狙い撃ち
・ランナー出る→セットポジションでバランスが崩れる→バッターに見られる→自滅
と崩れるパターンはまだ山ほどある。
確かに下半身はよくなったかもしれないが、根本的なものが修正されていない。
なので、松坂の好投パターンは早いカウントでのストレートでストライクが取れるかで分かる。
取れればいいピッチングをするが、ダメならあとはツキに頼るしかない。
これは調子の良い悪いではない。調子が良かろうが悪かろうが、
相変わらず150前後のストレートはどこ行くかはボールに聞いてくれ状態なのだ。
だが、全力投球のストレートでストライクがとれるようにするのは松坂クラスの素質なら、
練習からきっちり意識しておけば楽に修正出来るはずだ。
入団当初からスライダーを多投させ、今年もフォークを覚えさせるなど、ストレートを磨かず、
これを放置しておいた首脳陣の育て方の問題だろう。
一方ロッテ黒木は初回はどうなることかと思ったが、
実際のところ初回はフォークが全部勝負どころで引っかかり
苦しくなったところでやられていただけで
2回からカーブ中心のピッチングに切り替え軌道修正できた。
これは去年やられていた教訓がきっちり生きているといったところか。
打線も思ったほど悪くないし、今年はロッテはやれるかも。



【福岡D】 福岡ダイエー1敗
四死球 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3
ヒット 2 2 1 0 0 1 1 2 0 9
オリックス 2 1 0 0 0 0 2 1 0 6
福岡ダイエー 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
ヒット 1 1 1 0 1 1 0 1 1 7
四死球 1 0 1 0 0 0 2 1 1 6
【オリックス】金田[3]―○カルロス[2 2/3]―山口[2 1/3]―具[1]
【福岡ダイエー】●西村[5 1/3]―渡辺正[2/3]―斎藤[0/3]―アキラ[1 2/3]―日笠[1/3]―岡本[1]
【本塁打】井口1号ソロ(1回金田)
【ひとくち感想】
半病人の金田、ゲンかつぎの西村の先発とまったくの参考外。
本当の勝負は明日からか。
ただ、オリックスはイチローが抜けたからと言って不当に評価を落とす必要はなさそう


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